ABPA(アレルギー性気管支肺アスペルギルス症)は、感染症というか、アレルギー疾患というか、両方の性格がありますので、教科書でも載せるところに困っていたり、変なところに載っていたりします。そのためか、なじみが薄く、よくご存じない人が多いように思います。
理屈としては、気管支の中に粘液栓の形で住み着いているアスペルギルスのかたまりに対してアレルギー反応が起こっている、こう考えるとわかりやすいですね。
症状としては、喘息様の発作があり、好酸球も増えます。
ですので、治療はアレルギー反応を抑えるためのステロイド投与、となるわけです。それで症状が治まり、アスペルギルスが出ていってくれれば一件落着なのですが、しつこく居ついている場合は、抗真菌薬投与を行うこともあります。
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2011年06月08日
真菌症のちょっとしたこと7・アスペルギローマと、アスペルギローシス(と、ABPA)の違い3・ABPA(アレルギー性気管支肺アスペルギルス症)
posted by 長尾大志 at 14:45
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