2011年07月10日

よい人間になるために、できること1・むやみやたらに怒らない

ダライ・ラマ十四世のおっしゃる「よい人間」、誰に対してもあたたかい心を持って親しく接することができるようになれば、初めて人生は意味を持つようになる、といっておられます。


お話はその後無条件の愛情、というところに進んでいくわけですが、凡人である私にとっては、なかなか実践が難しい。


自分なりに実践できるところで、よい人間に近づくにはどうすればよいか考えますと、一つは

むやみやたらに怒らない

ことではないか、と思っています。


出典は忘れましたが、人が怒るときというのは、

  • 自分に余裕がないとき

  • 想定外のことが起こったとき

  • 期待を裏切られたとき


が多いそうです。


例えば、車通勤の方が、朝余裕を持って出勤すれば、別に多少信号待ちが長くても、予想外に工事をしていて時間がかかっても、ゆったり構えていられるわけですが、ぎりぎりに出発すると、想定外の工事で怒り、前をゆっくり走る車に腹を立て…となるわけです。


年を取って丸くなる、というのは、まあ、怒る活力が減る、ということもあるのでしょうが、経験から、多くのことを想定できるようになるから、という面もあるのではないかと。

多くのことを想定しておける、「できる人」は、どんなことが起こっても余裕があり、怒ることが少ないのかなあ、と思います。

私もまだまだ修行が足りず、日々反省しています。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 10:05 | Comment(0) | 教育理念・メッセージ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。