お話はその後無条件の愛情、というところに進んでいくわけですが、凡人である私にとっては、なかなか実践が難しい。
自分なりに実践できるところで、よい人間に近づくにはどうすればよいか考えますと、一つは
むやみやたらに怒らない
ことではないか、と思っています。
出典は忘れましたが、人が怒るときというのは、
- 自分に余裕がないとき
- 想定外のことが起こったとき
- 期待を裏切られたとき
が多いそうです。
例えば、車通勤の方が、朝余裕を持って出勤すれば、別に多少信号待ちが長くても、予想外に工事をしていて時間がかかっても、ゆったり構えていられるわけですが、ぎりぎりに出発すると、想定外の工事で怒り、前をゆっくり走る車に腹を立て…となるわけです。
年を取って丸くなる、というのは、まあ、怒る活力が減る、ということもあるのでしょうが、経験から、多くのことを想定できるようになるから、という面もあるのではないかと。
多くのことを想定しておける、「できる人」は、どんなことが起こっても余裕があり、怒ることが少ないのかなあ、と思います。
私もまだまだ修行が足りず、日々反省しています。