2011年07月13日

胸部レントゲン写真で、ここまでわかる・縦隔は思っている以上にやわやわ・健側へのshift2

縦隔って、この辺にあたります。


縦隔スライド1.JPG


中を管(血管や気管、食道)が通っている、ただの空間(パイプスペース)のことですから、臓器でも、構造物でもありません。

押されたり、引っ張られたりすると、容易に動くのですよ。


例えば緊張性気胸になると…。


縦隔スライド4.JPG
縦隔スライド5.JPG
縦隔は健側へshiftします。
気管もそちらへ移動。


逆に言えば、縦隔(気管)が健側へshiftしている気胸は、緊張性気胸ですから、迅速な対応が求められる、ということです。


こういう、volumeの変化を見るのは、CTよりも胸部単純レントゲン写真の方が得意ですね。


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posted by 長尾大志 at 08:24 | Comment(0) | 胸部X線写真で、ここまでわかる
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