孔子といえば、有名な『論語』の一節
『子の曰く、吾れ
十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順がう。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。』
がありますね。
最近ふと思ったのですが、今の私たちにもあうような、人生の指針となるように思うのです。
もちろん凡人の私と孔子先生を直接比較するのはどうか、あるいは、当時と現在の社会情勢の違いは、という批判は承知の上でなのですが、現在に生きる凡人である私に向けて人生の教訓、指針を教えて下さっているように考えられたりするのです。
15歳といえば、高校生。
将来のことを考えて勉強をはじめる。
30歳。仕事がなんとか一人前にできるようになる。
がむしゃらに頑張ってきて、40を過ぎてくると、自分の道はこれだ、
というものを惑わず持つことができるようになったような。
50歳になるころに天命を知ることができるよう、
ますます精進しなければ、と思うこの頃です。
2011年07月18日
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