2011年08月02日

長い長い結核の話10・県別の統計

日本国内でも、県によって罹患率に差があります。

罹患率の低い県は、以下の通り。


  • 長野県 10.4

  • 山形県 10.5

  • 山梨県 12.2

  • 岩手県 14.1

  • 群馬県 15.1



やはり、お隣の家、部屋が遠い県では、患者さんが発生してもなかなかうつらないのでしょうか。


罹患率が高いのは、皆さんの想像通り…。


  • 大阪府 41.2

  • 東京都 30.4

  • 兵庫県 29.0

  • 佐賀県 27.3

  • 鹿児島県 26.2



○○地区を有する大阪がやはり断トツです。
2位、3位も、人口の密集を考えると納得できますね。

4位、5位はなぜでしょう。
呼吸器科医が少ないのか、保健師の数とかも関係あるのか…。


いずれにしても、上位8都府県で全国の56%の患者さんが集中しています。
集中的な感染予防対策が求められているところです。


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posted by 長尾大志 at 18:06 | Comment(0) | 長い長い結核の話
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