2011年11月27日

今日の症例・喘息治療と妊娠・出産・授乳4

というわけで、30歳代女性、アドエア使用中、妊娠5週と判明。


さて、どうしますか?


昨日までの話を理解した上で、妊婦さんへの投薬を考えましょう。
ただでさえ妊婦さんは不安でいっぱいです。

きっちり投薬の意義、リスクが説明できない主治医は信頼を失いますよ。



この方の場合、アドエアである程度症状が抑えられていたこともあり、選択肢としては安全策でパルミコート、そのままアドエア、どちらもありかと考えました。

そして、一通りの説明を行いました。まずは、喘息発作が起きないようにする、それがおなかの赤ちゃんにとってもっとも大事なことであると。その上で、できる限り安全な薬でそれを達成できるようにしましょう、とこんな感じです。


いろいろ説明して、実際大丈夫だとは思いますけどとも申し上げたのですが、患者さんは、やはり母親としては安全が保障されている薬がよいと。
こうおっしゃったので、アドエアをパルミコートに変更しました。量は少し多めです。



あなたは、あなたの処方している薬について、しっかり説明できるレベルまで理解していますか?

そこまで上級医は教えてくれますか?


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posted by 長尾大志 at 11:44 | Comment(0) | web喘息講座
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