本日、かねてから告知していた
滋賀県保険医協会・ノバルティス ファーマ株式会社共催の
学術講演会に参加してきました。
私の講演については、まあ何とか、45分に収まったかな、というところで。
ローテーターのN先生が来てくださっていましたが、
「知識が整理できた」と言っていただきました。
メインの講演は金沢大学大学院 脳老化・神経病態学(神経内科)
教授の山田 正仁先生による、
『認知症の診断・治療法の開発』でした。
内科学会総会の座長、演者をされている大変やんごとなき先生で、
専門外の私でも興味深く聞ける、素敵なお話をいただきました。
しかしアルツハイマー病も、なかなか一筋縄ではいかない、難しい病態です。
原因に対する治療がなく、徐々に悪化する点では、COPDとちょっと似たところがあるかなと。
それでも、禁煙で根本的なところが改善できるだけ、COPDのほうがずいぶんましだなーと
少し勇気をいただきました。
気さくにお話をしていただいたのですが、神経内科領域でも、医師不足は深刻だそうで、
「○○科はなんであんなに医師がいるんでしょうねー」と、妙に盛り上がってしまいました。
2012年01月21日
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