2012年01月29日

物事を学ぶ過程における「スランプ」

昨日facebookには書いたことなのですが、示唆に富む(自画自賛)のでこちらでも。


息子が先日、スイミングの2級に合格しました。
まあ、子供の2級ですから、大したことはないのですが…。

それでも、バタフライを除く3泳法は、習得したことになります。


思えばもう5年になります。始めたころは、もちろんむちゃくちゃでしたが、途中でも1年ぐらいまったく昇級がなかったり、結構苦労していて、「このままやめてしまうのかな〜?」と思うこともありました。


本人もかなりイヤイヤ通っていたのですが、ある時期を境に気持ちが前向きになり、ぐっと伸びた時期が出てきました。


今では楽しく通っているようで、よかったです。





何でも、物事を学ぶ過程では、伸びない時期があるようです。
いわゆる「スランプ」と言われるものも、ここに入るのかもしれません。


物事を学ぶ過程では、スキルはこんな風に一直線には伸びません。

学び・上達の過程スライド1.JPG


伸びない時期を経て、どーんと伸びる。

学び・上達の過程スライド2.JPG



やってもやっても、うまくいかない…。

点滴がうまくいかない…
血ガスがうまく取れない…
挿管tubeが食道に入って、周りの冷たい視線が…
CVがAに…


そこで凹んでいても、仕方がありません。


スランプに陥ったバッターは、ひたすらバットを振る。
ひたすら、練習あるのみなのです。


新人医師諸兄に贈る言葉「30の法則」でも書いたとおり、30回やれば、多くの手技は安定してできるようになります。




先日スイミングの帰り、車の中で流れていたのがAKB48の「RIVER」。

息子も意味を知ってか知らずか、口ずさんでいます。
これも、まさに今、がんばっているみなさんの応援ソング。

著作権に配慮して、うろ覚えモードで歌詞を紹介しましょう。



君の目の前に川が流れる、
深くて大きい川

離れていても、流れが速くても、
きっと向こう岸はある。

もっと自分を信じろよ
川を渡れ、
You can do it!



…秋元康さんの、若い人の応援ソングって、すごいセンスですね。
若い人に対する優しいまなざしというか、AKB48に対する愛情、そしてそのファンに対する愛情も感じます。


頑張れ、若者たち、You can do it!

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posted by 長尾大志 at 11:03 | Comment(0) | 教育理念・メッセージ
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