2012年02月04日

うれしいフィードバック(PAFシステム誕生)

この週末でローテーター諸君は異動になります。

最後にお一人ずつ挨拶をされたのですが、いろいろ質問頂くなど、熱心にやっておられたF先生が言われた言葉が印象的だったので、思わず記事にしてしまいました。


「自分でproblemをたてて、actionをおこし、その結果についてfeedbackを受ける、というやり方が、この1年いろんなところで研修してきた中で一番勉強になった。」


まあ、多分に外交辞令が含まれていたかとは思いますが、うちの教育精神をほめていただけた気がして、うれしかったです。


これまでに多くの研修医諸君を見てきて、この、自分でproblemをたてて、actionをおこし、その結果についてfeedbackをする、というやり方が、もっとも研修医諸君が「伸びる」やり方である、と考えてきました。ただ、最近、いろいろと外部からの「厳しすぎる」「ほったらかしじゃないの?」なんて声が聞こえて来てもいましたので、少し気持ちが揺らいでいたことも事実です。


そういうわけで、少し自信を持って、このやり方を進めて参ります。


自分でProblemをたてて、

Actionをおこし、

その結果についてFeedbackを受ける。


このシステムをPAFシステムと名付けましょう。
(単に名付けただけ)


最初は結構大変かもしれないですけど、医師としての実力はぐぐっとつく(はず)。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 11:50 | Comment(0) | 教育理念・メッセージ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。