この週末でローテーター諸君は異動になります。
最後にお一人ずつ挨拶をされたのですが、いろいろ質問頂くなど、熱心にやっておられたF先生が言われた言葉が印象的だったので、思わず記事にしてしまいました。
「自分でproblemをたてて、actionをおこし、その結果についてfeedbackを受ける、というやり方が、この1年いろんなところで研修してきた中で一番勉強になった。」
まあ、多分に外交辞令が含まれていたかとは思いますが、うちの教育精神をほめていただけた気がして、うれしかったです。
これまでに多くの研修医諸君を見てきて、この、自分でproblemをたてて、actionをおこし、その結果についてfeedbackをする、というやり方が、もっとも研修医諸君が「伸びる」やり方である、と考えてきました。ただ、最近、いろいろと外部からの「厳しすぎる」「ほったらかしじゃないの?」なんて声が聞こえて来てもいましたので、少し気持ちが揺らいでいたことも事実です。
そういうわけで、少し自信を持って、このやり方を進めて参ります。
自分でProblemをたてて、
Actionをおこし、
その結果についてFeedbackを受ける。
このシステムをPAFシステムと名付けましょう。
(単に名付けただけ)
最初は結構大変かもしれないですけど、医師としての実力はぐぐっとつく(はず)。
2012年02月04日
この記事へのコメント
コメントを書く