2012年02月13日

滋賀医科大学呼吸器内科の特色・ローテートでできること1

美人秘書のUさんが寿退職(古い言葉だな〜)をされて以来、長きにわたって放置されてきた滋賀医科大学呼吸器内科のHPですが、突然科長から「君が刷新するように」との指令が。


この機会にうちの特徴、滋賀医科大学呼吸器内科をローテートしてできること、を改めて考えてみましたので、書いていきたいと思います。


また、現在来年度から使用する研修医用問診・診察用マニュアルを、とある本から抜粋して作っています。これが結構勉強になって楽しい!病歴と所見からどんどん鑑別を進めて臨床が楽しくなる、この手法をお伝えするのが楽しみです。

マニュアル自体はとある本からの抜粋ですので、転載はご容赦ください

とある熱心な読者の方から、最近当ブログの更新を怠っているのではないか、とのご指摘を頂きました。全くご指摘の通りで、そちらに時間をとられておる次第であります。



1〜2年目では病棟業務が中心になりますので、取り扱う疾患は、ある程度重症、ADL低下が見られる患者さんになります。疾患名でいうと、肺癌・肺炎・間質性肺疾患・薬剤性肺疾患・COPD・気管支喘息・膠原病・血管炎・気胸・胸膜炎などが挙げられます。

3年目以降は外来や当直も担当して頂きますので、疾患名で言いますともう少し広い疾患群が対象になります。いずれにしましても、


■診断の一連の流れを正しい道筋で考えることができる


ことを、目標としております。


現在はチーム制でやっておりますが、毎日のチームカンファで日々起こることを検証し、いちいち鑑別疾患を考えながら、論理的に正しい道筋で考える力をつけていきます。


入院患者さんには、主病名以外にも多くのことが起こります。たとえば、肺癌化学療法中であれば、食指不振や嘔気、嘔吐に始まり、貧血や血球減少、吐血に喀血、転移巣に起因する様々な症状(麻痺、疼痛)、発熱性好中球減少症などの感染症などなど、それらのことを一つ一つ鑑別を考え、正しく対処する。


正解が定かではない(確たる診断がつかない)こともしばしばあるのですが、定かではない中で、もっとも妥当と思われる選択肢を選択できる能力、これも養います(ここが、実際の患者さんから学ぶ、ということですね)。


その際に重視されるのは、病歴と身体所見。もちろん検査所見も大事ですが、検査をするならば、その検査でどのような結果が期待されて、どの結果が出たらどういうactionをするか、という道筋が見えていなくてはなりません。


間違っても、(よく見かけるのですが)思いつく検査を全部出して、その結果を見て鑑別を考える、という姿勢にならないよう、指導いたします。

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