2012年02月14日

滋賀医科大学呼吸器内科の特色・ローテートでできること2

■「良き内科医」になるための訓練

良き内科医とは、どのような医師のことを言うのでしょうか。独断と偏見ですが、こんな医師を想像してみます。

  • 患者さんの「病歴」を正確に聴取できる

  • 患者さんの「所見」を正確に取れる

  • レントゲン、CT、MRIなどがきちんと読める

  • 病歴と所見を正しく解釈し、正しく鑑別診断を挙げていける

  • 内科・呼吸器科・救急領域で必要とされる手技を確実に遂行できる

  • あらゆる系統の薬剤を、効果、副作用、相互作用に配慮して正しく使用できる

  • 感染症診療を、筋道立てて行える(抗菌薬を正しく使用できる)

  • アレルギー疾患は専門医に紹介せずとも、自分で管理できる

  • 膠原病を正しく診断できる

  • 「結核」を正しく診断できる

  • なんだかよくわからない病態をしっかり紐解ける

  • ステロイド・免疫抑制薬をうまく使える

  • 麻薬だってうまく使える

  • 化学療法に造詣が深い

  • 看取りがきちんとできる

  • 患者さんのために何かしたい



良き内科医になるために、訓練すべきことは、

  • 病歴聴取、身体所見をとる練習

  • レントゲン、CT、MRIなどを山ほど読む

  • 病歴と所見から鑑別診断を挙げる練習

  • 手技の経験

  • あらゆる系統の薬剤を使ってみる

  • 感染症、アレルギー、膠原病、結核患者さんの診療に当たる

  • 担癌患者さんの診療に当たる

  • なんだかよくわからない病態をいっぱい診る

  • 看取りを経験する


こと。何度も反復して練習し、上級医に確認、修正をしてもらうことが必要です。繰り返せば繰り返すほど、スキルは上達します。



■今後の独り立ちをサポート(PAFシステム

研修はじめてすぐの頃は、何もわからないものです。そこでまず「患者さんのところに行って、病歴、所見を取って、考える」。それで、わからないことをすぐに尋ねる、という感じでやっていただきます。


習うより慣れろとはよく言ったもので、そうすることが一番研修後に力がついています。
もちろん、失敗やうまくいかないこともあるでしょうが、それも想定しています。上級医はちゃんと後ろで見ていて、助けを求められたらすぐに対応します。

このシステムは、最初は大変だと思いますが、がんばればがんばるほど力がついていくシステムとなっております。


PAFシステム:自分でproblemをたてて、actionをおこし、その結果についてfeedbackを受ける、というやり方の略称。F先生命名。今のところ、私一人が言っていますが、今後流行るかも。

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