2012年02月28日

今日の症例・同門会、一般演題の部より、慢性肺血栓塞栓症として治療開始されたが状態悪化した一例・実は…

肺血栓塞栓症で、抗凝固療法を行われているにもかかわらず、治療に反応せず、造影CTで欠損部も拡大、D-ダイマーは経過中ずっと陰性と。


この時点で、診断に疑問がわいてきます。本当に血栓なのかと。


径静脈的なアプローチ、あるいは何らかの手段で診断を付けにいきたいところです。
幸い、今ではPETというものがある。非侵襲的に行えますね。


図kekk3.jpg


PETで取り込みが非常に強く、活動性病変、腫瘍性病変が疑われました。

そういうわけで生検。結果、血管肉腫でした。


図kekk4.jpg


アスベストは関係あり、とする証拠に乏しいようです。


コメントをいただいた6年目の僻地の家庭医さん、きっとたくさんの症例を経験なさっているのだと思います。さすがですね。

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posted by 長尾大志 at 18:08 | Comment(0) | 今日の症例
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