2012年06月14日

胸部レントゲン道場27・各論の前に2・レントゲンで黒くなる病態と白くなる病態

肺が病気になると、肺の密度になにがしかの変化が起こります。

肺胞が減ったりして空気成分が増えるか、
炎症や腫瘍が生じて水成分が増えるか。


いずれにしても、肺の密度が変化する、そのパターンをとらえるのが、「読影」という作業です。


そのパターンを表す言葉は色々とありますが、ややこしいことに、胸部レントゲンしかなかった時代からCT全盛の現在に至るまで、結構色々な方が色々なことをいっておられて、随分と用語が入り乱れているのが現状です。


ですから、基本的には、これと信じた教科書の記載に従って理解し記憶していただくのがよいと思うのですが…。


一般的に胸部レントゲン写真においてよく使われる陰影の用語について、軽くご紹介しておきましょう。



■黒くなるもの(肺胞が減る・空気含有量が増える)
 肺嚢胞・肺気腫(肺低吸収域)・気胸


■白くなるもの(水分含有量が増える)
 胸水・無気肺
 すりガラス影・浸潤影
 粒状影・結節影・腫瘤影


■白と黒が混在するもの(混在する病変)
 空洞・気管支拡張・網状影



このあたりを知っておかれるとよいと思うのですが、全てを網羅して詳しく解説するのも、なんかちょっと違うかなと思いますので。


少し鑑別のポイントといいますか、見るべきポイントをご紹介していこうと思います。


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posted by 長尾大志 at 13:13 | Comment(0) | 胸部X線道場
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