そもそも痰は、気道の掃除のために産生されています。気管支におけるフィルター効果と気管支のお掃除の記事でも書きましたが、気道内の粘液が異物とかゴミとかを絡め取って、線毛の動きで口方向に運ばれる、そのお掃除の過程でできるのが痰であります。
ですからできたての痰は無色透明の、いわゆる粘液のような見かけなのです。それが吸気中の様々な刺激物、細菌・ウイルスなどの感染及び癌などの発生によって量がふえ、あるいは膿性・血性など、さまざまな色がついてくることで性状の変化が生じるのです。
ですからどのようなメカニズムで性状・色が変わってくるかを理解すると、原因を推測することができるのです。
大きく分けると、
- サラサラ・透明(漿液性):喫煙・アレルギー・ウイルス感染
- ドロリとした粘液性・色有り:感染
- 血性・血液(血痰):出血
という感じになります。
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