2012年11月29日

痰のにおい・見た目には意味がある

痰は色だけでなく、そのにおいや性状にも成り立ちがあり、意味があります。


■におい(悪臭・腐敗臭)

有名どころではありますが嫌気性菌感染では、発酵のメカニズムによって臭気を発生しているために腐ったような悪臭がします。


口がクサイ、口臭も口腔内の嫌気性菌が発生しているにおいであり、あんな感じのにおいが痰や胸水から漂ってきたら、嫌気性菌の関与が考えられます。


ただし、嫌気性菌感染でも悪臭が発生しないことは多々あり、逆は必ずしも真ならず、ということも知っておきましょう。



■粘液栓

これは性状の部類に入ることだと思いますが、気管支内で固まった粘調度の高い痰がそのままの形で出たものを指します。形が気管支の栓に見える?ため、このような呼び方をされます。


喘息、発作時は痰の粘調度が高くなります。特にABPA(アレルギー性気管支肺アスペルギルス症)における粘液栓は有名で、しばしば出題のネタになります。


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posted by 長尾大志 at 19:11 | Comment(0) | 肺の防御機構と痰
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