痰の中に肺炎の原因菌が含まれているだろう、と考えられる痰が「良い痰」なわけですから、やはり好中球が多く含まれていて、実際に菌と戦っている姿が見えるとそれっぽいわけです。
まずはパッと見、前回にも書きましたが採った痰の性状を確認して、膿性、あるいは色の濃い、粘調度の高い部分が多ければ多いほど、おそらく「良い痰」であるといえるでしょう。その肉眼的な見え方で分類をしたものがMiller & Jonesの分類です。
Miller & Jonesの分類
- M1:膿を含まない粘液痰
- M2:粘液痰に少量の膿が含まれるもの
- P1:全体の1/3以下が膿性
- P2:全体の1/3〜2/3が膿性
- P3:全体の2/3以上が膿性
M1やM2の検体というのは、見た感じほとんど膿成分が含まれておらず、(要はほとんど唾液であるということで)細菌検査には適していない検体である、とされています。
例えば、これだったらちょうど1/3ぐらいが膿性なので、P1といったところでしょうか。
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