日曜日の読売新聞に、秋元康さんが連載をされています。
AKB48グループの若い人たちに対するメッセージが多いのですが、
結構、若い人たちに対する普遍的な内容を書いておられます。
今回は「『目標』は書き換えてもいい」というタイトルで、
このようなことを書いておられました。
(以下、大意を抜粋)
若いころは、目標は大雑把でいい、今の自分と未来の自分を
明確につないで考えられるような人はむしろ少ない。
そもそも自分がどうなりたいか、
何を望んでいるのか、
心の声を聴くのは難しいもの。
若いときには大まかに「あっちの方に向かって歩くんだ」ぐらいの目安でかまわない。
若いころには、判断を誤ることもある。
多くの人は、挫折、あきらめ、後悔を繰り返す。
だから、何度目標の途中で挫折しても、またやり直せばいい。
(大意ここまで)
若いというのは特権です。
やり直す時間がある。
大まかな目標に向けて、がむしゃらに突き進む。
挫折しても、またやり直す。
懸命にやり抜くことで、見えてくるものがある。
自分はどうなりたいのか。
何を望んでいるのか。
40にして惑わず、『論語』にありますね。
自身を思い返してみても、それまでは
目の前にやってきた仕事をがむしゃらにこなすだけだったのが、
40を過ぎてようやく、自分が何をやりたいのか、
何をなすべきなのかが見えてきたような感じです。
若い先生方には、まずは目の前の仕事を、全力でやっていってほしい、
そう思っています。
2012年12月24日
この記事へのコメント
コメントを書く