2012年12月24日

人生の目標は、若くから見えてくるものではない

日曜日の読売新聞に、秋元康さんが連載をされています。


AKB48グループの若い人たちに対するメッセージが多いのですが、
結構、若い人たちに対する普遍的な内容を書いておられます。


今回は「『目標』は書き換えてもいい」というタイトルで、
このようなことを書いておられました。


(以下、大意を抜粋)
若いころは、目標は大雑把でいい、今の自分と未来の自分を
明確につないで考えられるような人はむしろ少ない。


そもそも自分がどうなりたいか、
何を望んでいるのか、
心の声を聴くのは難しいもの。


若いときには大まかに「あっちの方に向かって歩くんだ」ぐらいの目安でかまわない。


若いころには、判断を誤ることもある。

多くの人は、挫折、あきらめ、後悔を繰り返す。


だから、何度目標の途中で挫折しても、またやり直せばいい。
(大意ここまで)



若いというのは特権です。
やり直す時間がある。


大まかな目標に向けて、がむしゃらに突き進む。
挫折しても、またやり直す。


懸命にやり抜くことで、見えてくるものがある。
自分はどうなりたいのか。
何を望んでいるのか。


40にして惑わず、『論語』にありますね。


自身を思い返してみても、それまでは
目の前にやってきた仕事をがむしゃらにこなすだけだったのが、
40を過ぎてようやく、自分が何をやりたいのか、
何をなすべきなのかが見えてきたような感じです。


若い先生方には、まずは目の前の仕事を、全力でやっていってほしい、
そう思っています。

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posted by 長尾大志 at 20:16 | Comment(0) | 子育て日記
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