2013年01月20日

キャリアを中断する、ということ。

SKE48のメンバーが、9人一度に卒業、ということで、一気に大量にやめた点でニュースになっていました。


彼女たちも夢を持って加入したものの、思っていたような活動ができない、とか、夢に近づけない、とか、いろいろと理由はある模様。


選抜メンバーも含まれており、ファンからは相当惜しむ声や、残念がる声があるようです。




キャリアの途中で中断する決断をとる、私たちの業界でも多くの事例が見られます。


事情は当人にしかわかりませんが、外部から見ていて「もったいないなー」と思えることが多いものです。


「やめよう」と思ったときに、すこしでも相談できる人がいれば、やめずに続けられたかもしれない。
やめてしまうよりも、もっと良い選択肢があったかもしれない。


以前にも書きましたが、キャリアの中断は、臨床能力の低下など、当人にとって好ましいものではない結果につながる場合があります。もちろん、「別の目標が見つかった」「他にやりたいことがある」場合はその限りではありません。


ただその場合も、他にやりたい分野に、どのように進んでいくかも、先達として相談に乗ることはできるはず。思い込みもありますし、自分ではわからない適性も、アドバイスが得られるでしょう。


やめるのは、いつでもできる。その前に、じっくり相談してみましょう。


SKE48のメンバーでも、相談できる人がいて、適切に導かれていたら、やめずに済んだ人もいたかもしれません…。

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posted by 長尾大志 at 19:32 | Comment(0) | 教育理念・メッセージ
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