自分で横道にそれておいていうのもナンですが、小葉構造を忘れた方はもう一度思い出しましょう。

小葉(上図の黄色で囲まれた、1辺1cm程度の多角形の領域)を拡大してみましょう。
細気管支の端っこ(径が0.5mm)と、伴走する肺動脈(径が0.5mm)、その細気管支が支配するひとかたまりの肺胞(大きさ0.2mm)が含まれています。

吸気の時は、気管支を通じて空気が入ってきて、肺胞に散らばり…

ガス交換の後に、同じルートを帰って行きます。

一方、血液は違うルートをたどることになるのですね。
胸部レントゲン道場に入門する