昨日、将来の進路を悩んでおられるO先生と話をしていて、ものすごく実感したこと。
やっぱり、外来を見てもらわないと、呼吸器内科の魅力の半分は伝わらないな〜、ということです。
学生さんや研修医、若い先生方に、呼吸器内科医が外来をやっているところを見せないのは、かなりの損失であります。
あんなに、病歴聴取や身体所見、レントゲンやCTの読影からの鑑別など、ものすごくレベルの高いことをやっているのに。
プライマリ・ケアの最前線で、感染症、アレルギーをバンバン治し、免疫疾患や訳のわからない病態を頑張ってひもといているのに。
若い人が横で見たら、かっこよさにシビれるとおもいます。
世の呼吸器内科指導医の先生方、大変なところをあえてのお願いであります。若者に先生方のスゴイ外来を見せてやってください。ちょびっとでもいいと思います。
うちでは学生さん向けに外来シミュレーターという教育スライドを作っていて、割といい感じなのですが、やはりナマに勝るものはないでしょう。少なくとも若い先生に外来を見てもらうシステムを作らねば。
患者さんの病態を解き明かすのと同時に、今ある苦痛の除去も平行して行っていました。
女医さんだったのですが、めっちゃ男前でした。
医師には病棟も大事ですが、患者さんにとっては、まず外来が入り口なんですよね…