特発性肺動脈性肺高血圧症と診断ができたところで、選択肢について考えます。
特発性肺動脈性肺高血圧症は左心系に異常がないにもかかわらず、肺高血圧症ですから肺動脈圧が高い、というのが血行動態の特徴です。
平均肺動脈楔入圧(PAWP)はほぼ左房圧に等しい、ということで特発性肺動脈性肺高血圧症においては正常値をとると考えられます。それに対して平均肺動脈圧は上でも書いたとおり高い、ということで、正解は…。
×a
×b
×c
○d
×e
となります。
医師国家試験過去問(呼吸器系)つまずきポイント徹底解説を全部読む
2013年02月20日
第107回医師国家試験呼吸器系問題解説・若い女性の息切れ・解答と解説2
posted by 長尾大志 at 11:18
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