ただ、入院で治療する場合は患者さんの状態の変化をすぐに察知することができるため、治療開始時から非定型菌をカバーするということはせず、軽症群よりむしろ細菌にターゲットを絞った選択になっています。また、当然、注射薬が主体です。選択薬は…
- スルバクタム/アンピシリン注射薬
- セフトリアキソン注射薬
- パニペネム/ベタミプロン注射薬
- レボフロキサシン注射薬
となっています。先に書きましたように、ここでキノロンを使ってしまうのは惜しいので、ガイドラインには上の通り書いてありますけど、出し惜しみをしておきたいところですね。
* 難病と在宅ケア(7月号)に改変の上掲載予定
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