2013年05月28日

胸部CT道場5・飛び飛びに白くなる陰影1

連続性に白くなる陰影(浸潤影、すりガラス影)は肺胞の陰影でした。なんてったって肺胞は連続して存在するものなのですから。


それに対して、飛び飛びに白くなるような陰影もしばしば見られます。じゃあそれは何の陰影なの?あわてない、あわてない。


まずは陰影の定義をしましょう。簡便な定義として、大きさで分けるものがわかりやすいと思います。


学生さんにもよくお聞きするのですが、おおよそ皆さん、感覚的に外れたことはおっしゃいません。粒、といえばどのくらいの大きさか、カタマリ、といえばどのくらいの大きさか、というのは大体わかるのではないでしょうか。


  • 粒状影 径5mm以下

  • 結節影 径5mm-3cm

  • 腫瘤影 径3cm以上



粒、といいますとおなじみ、米粒が代表です。これが大体5mmですね。
粟粒結核のように、粟粒(2-3mm大)の大きさの粒もありますが…それはもう少し後で学びましょう。


そして、カタマリというと3cm、これも感覚的に納得できるものみたいです。実生活でも?、3cmぐらいあったらカタマリ感がありませんか?(無理やり?)


粒とカタマリの間を結節と呼びます。皮膚にぽつんと出来たそれくらいの大きさのやつ、結節って呼びますよね。



腫瘤影が大変大きくなると、連続性の陰影みたいになることも確かではありますが、それはリンク先にもありますように比較的稀なことですので、機序的にも飛び飛びの病変の分類に入れておくのがいいかな、と思います。


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posted by 長尾大志 at 19:12 | Comment(0) | 胸部CT道場
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