2013年06月06日

胸部CT道場12・飛び飛びに白くなる陰影8・粒状影のいろいろ7・小葉の中心部、ならびに辺縁部(リンパ路・広義間質)に存在する粒状影2・サルコイドーシス

リンパ系(放射線科ではリンパ路、とも呼ばれています)に病変が出来る疾患では、リンパ路が存在する広義間質の存在感が増します。そして、リンパ路に沿って粒状影が出現することがあります。


12リンパ管、広義間質が拡大する.jpg


例えばサルコイドーシス。


もちろんサルコイドーシスと言えば、両側肺門リンパ節腫脹(bilateral hilar lymphadenopathy:BHL)が有名ですが、それだけではなく、リンパ路に沿った場所に微細な肉芽腫が出来てくるのです。その結果、広義間質が肥厚したり、そこに接する粒状影が見えてきたりするのです。


13拡大した広義間質に乗った粒状影.jpg


実物はこのように、血管周囲に粒状影が乗っていたり…


14血管周囲に粒々が….jpg


気管支壁にも粒状影が乗って、ギザギザに見えたり…


15気管支周囲にも粒々が….jpg


胸膜にも粒状影が乗ったりします。胸膜は肺の外周だけでなく、葉間も胸膜ですから、そういう場所にも粒状影が見えるのです。


16胸膜にも粒々が乗っている.jpg


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posted by 長尾大志 at 17:04 | Comment(0) | 胸部CT道場
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