2013年06月19日

胸部CT道場21・飛び飛びに白くなる陰影17・粒状影のいろいろ16・小葉中心性粒状影を来す疾患の鑑別6・びまん性汎細気管支炎(diffuse panbronchiolitis:DPB)・真菌症

既出ですが、びまん性汎細気管支炎(diffuse panbronchiolitis:DPB)は、気道壁の線毛運動低下によって、細気管支〜気管支の壁に炎症が生じ、壁肥厚や分泌物の貯留が見られる疾患です。


細気管支〜気管支に主な病変があるため、小葉中心性の粒状影が見られます。


1DPB粒状影.JPG


また、細気管支の周囲にできた小さな結節病変と、分岐する細気管支の陰影をして、「枯れ木に花が咲いたような」tree-in-bud(bud=つぼみ)という何だか文学的な表現をすることがあります。


9tree-in-bud(ちょっと派手?).jpg


真菌症でも同様に小葉中心性粒状影が見られることがありますが、比較的まれで、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)等で見られる程度です。


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posted by 長尾大志 at 18:59 | Comment(0) | 胸部CT道場
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