滋賀医科大学ではポリクリ(病院実習)は5回生で一旦終了し、6回生では学外の実習ののちにもう一度学内の希望する科を「おかわり」する、アドバンスコースというものがあります。これがちょうど今、6月中旬から7月いっぱいありまして、しかも5回生の普通のポリクリもあると来ていますので、この時期はとにかく目一杯走り回っています。
昨年までのアドバンスコースは6週間という長丁場だったのですが、今年から3週間を2科回る方式に変更となり、金曜日に前半3週間が終わりました。
すなわち5回生、6回生、研修医1年目、2年目が共存しているのです。やはりそれぞれ微妙に到達度が違いますし、学生と研修医では求めるものが異なることもあり、全員に同じような講義をする、というわけには参りません。
とすると一昨日、昨日のように、12時〜13時研修医、13時〜15時5回生、15時〜6回生みたいなスパルタンなtime tableになるわけです。純粋に時間がない上に、誰に何をやったか、ごっちゃになってしまい、「あれ、これこの前も言ったっけ?」「聞いてません」みたいな問答が繰り返されることになるのです。
また、普段だと「ここをこうしたらいいな」「こういうことも教えよう」と思い立ったらすぐにスライドのカイゼンが出来るのですが、とにかく絶対的に時間がないため、ほとんどスライドやレジュメを使わないでお話しすることになり、これもストレスが大きかったです。
そんなわけで年々自分の衰えを実感するこの時期、今年もしんどかったですが、しんどさが吹っ飛ぶようなうれしい出来事が。
先日の誕生日サプライズのみならず、なんと2名の学生さんが呼吸器内科入局を宣言してくださいました!パチパチパチ…(⌒0⌒)/~~
2人とも、「滋賀の呼吸器医療を盛り上げていきたい」と、当科の主旨に大いに賛同してくださったのがまたうれしいことです。
G君は剣道部で、Tさんは卓球部で、部員を大幅に増やされた実績があり、「呼吸器内科の魅力を後輩に伝えることには自信がある」と、頼もしい限り。共に頑張っていきましょう!
2013年07月07日
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