2013年09月06日

3学会合同呼吸療法認定士認定試験対策講座・酸素解離曲線4・酸素飽和度と動脈血ガス酸素分圧の関係をグラフで表すと

Hbの性質上、PaO2=80TorrぐらいでHbはほぼ飽和(SaO2=95%程度)し、PaO2が40Torrもない、荒れ果てた地ではHbの酸素結合率が急降下する。それをグラフで表しますと、以下のようになります。


31酸素解離曲線.jpg


このグラフのミソは、直線ではないということ。


ある程度高いPaO2になると、酸素飽和度は頭打ちになり、平らになります。PaO2が高くなるのは肺胞ぐらいのものですから、ある程度PaO2が高くなったらほぼ飽和する、そんな感じの方が具合がよいのです。病気になって多少PaO2が下がっても、常識範囲?であればSaO2はそんなに変動しない方が良さそうです。


具体的には、PaO2が60Torrを越えたら、まあOKやん、ということで、そこで90%近くまで飽和し、そこからは横ばいになります。


35酸素解離曲線.jpg


それに対してPaO2が低くなると、急速に酸素飽和度が低下してどんどんO2を離すようになるのです。肺胞を離れて組織に行くと、PaO2は急に低下します。O2を必要とする組織にジャンジャンO2を供給するためのシステム、その一端を担っているのが、Hbの「くっつきやすさ」なのです。


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