2013年09月10日

3学会合同呼吸療法認定士認定試験対策講座・酸素解離曲線6・酸素解離曲線の移動する条件・Bohr効果とは

肺胞ではHbとO2がくっつきやすい方がいいということで、肺胞環境においては、本来の酸素解離曲線よりもさらに曲線が上に(左に)移動する。


じゃあ肺胞って、どういう環境?と考えてみますと、CO2は少ない。CO2は炭酸ガスで酸性物質ですから、CO2が少ない→アルカリ傾向、となります。


逆に組織では、HbとO2が離れた方がいい。すなわち酸素解離曲線はより下に(右に)移動する、ということになります。組織ではCO2が産生されてきますから、CO2が多い環境になります。すなわち酸性環境となるのです。


もう一度移動する様子を図で表します。


41酸素解離曲線の移動.jpg


すなわち、CO2が少ない、アルカリ性の環境では酸素解離曲線は左方移動し、CO2が多い、酸性の環境では右方移動するのです。このように、CO2の濃さ、あるいはpHによって酸素解離曲線が移動することを、発見者?報告者?の名前にちなんでBohr(ボーア)効果と呼んでいます。


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