月刊KOKUTAIの連載をやらせていただいて、病歴聴取と身体所見から診断を導いていく手順がすごく面白いことを再認識しました。
これまでにもある程度無意識でやっていた部分が多かったのですが、きちんと調べて、何となくやっていたところを言葉に換えていくと、思い違いであったり、知らなかったことであったり…とにかく新しく学ぶことが多かったのです。
common diseaseでは病歴聴取や身体診察が「モノを言う=診断につながる」ことが多いわけですが、呼吸器内科領域では特に病歴聴取が診断のカギになる疾患が多く、また、身体診察と胸部画像が結構密接に関わりがあったりするのです。またこれがやればやるほど面白い。
それなのに、学生さん、研修医の皆さんといった初学者の方々にとって、診断手順を学ぶ機会がきわめて少ない。あったとしても、診断学というとやれ感度だ、特異度だ、尤度比だ…と、いきなり取っつきにくい用語が飛び交う現場であったりします。私自身、そういうのがすごく苦手で、何となく避けてきた経緯があるわけです。
そこで、呼吸器初学者の皆さん、ならびに、呼吸器を専門としない先生方、また、呼吸器を専門とするコメディカルの方々にも参考になるように、病歴の聴取に始まり、身体診察、検査所見を解釈して診断に至る、そういう過程を楽しみながら学んでいただけるような記事を書いていこう、と考えるに至りました。将来的な書籍化の話もあったりします。
近々、ぼちぼち始めていこうとお思います。ご期待ください。
呼吸器診断手順をガイドされる
2013年09月16日
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