「呼吸器症例で学ぶ、病歴聴取と身体所見の重要性」もいよいよ連載3回目。今回から『慢性の咳』を紐解くワザを伝授して参ります。今のブログ連載よりもコンパクトにまとめてエッセンスをお伝えしていますので、学生さんにはずいぶん読みやすいと思います。

2回目分、読者の方の感想を拝見しましたが、結構好意的な意見を頂いていて、励みになりました。
http://www.igakukyoiku.co.jp/kokutai/kokutai_top.html
より、記事内容をご覧ください。
■3回生呼吸器系統講義終了
この二週間は正直しんどかったです。まあ、アドバンスの時にも同じようなことを言ってましたが…。計8コマ、無事に終了。昨年からまたまた内容を変えたりしたのが、己の首を絞めている感ありまくりでした。
最後、学生さんに感想を書いていただきました。およそ半数回収できましたが、最初に「誹謗中傷の類はご遠慮願います。」と言っておいたからか、記名式なので当たり前なのか、概ね好意的な感想でした。
結構、講義のデザイン、狙いがうまく当たっているフィードバックを頂くと、やはりうれしいものです。今年の目標は、受けるかどうかに始まり、いくつかのレベルで持っていましたが、まあまあ8割方達成できたように思います。
多かったのが、
・眠くならない授業だった。
・眠くなる暇がなかった。
よほど眠くなる授業があるのか…
・面白かった
BKBさんのネタは残念ながら受けたとは言いがたいですが…。他の「笑いポイント」はほぼ受け入れていただきました。よかったー。
・わかりやすかった。
・○○がよくわからなかったけど、授業でわかって良かった。
・しっかり呼吸器のことがわかった。
・授業中に覚えられるのが良かった。
こちらも狙い通り。「わかる」授業については自信が持てます。
・授業全部長尾先生がやってください。
無理です(T^T)
・重要な考え方を学ぶことが出来る、参加する意義がある授業だった。
・原理原則に基づいた内容で、国試が終わった後も役に立つものが伝わる。
うれしい感想でした。
あと、改善点を挙げてくれていた方も少数ながらおられて、これまた来年に活かしたいと思います。本当はすぐにでもスライドを治したいところが、かなり気分的に原稿書きに追い込まれているこの頃となっております。
■Keiji Respiratory Research Seminarにて
以前のカナダに留学していたのですが、その留学先の教授であるPeter. D. Pare先生が来日され、各地で講演を行われました。最後に京都に立ち寄られ、京大の芝蘭会館で講演。そちらに参加してきました。
7月にHogg先生がお越しになったときにも思いましたが、やっぱり現在進行形で新しいことをやっておられる方はお若い。んで、賢い人が(その分野の)素人向けにお話になると、すごくわかりやすくて面白い話になる、これを実感。
いや、今日行ってきた肺聴診セミナーがどうだった、という話ではありません。念のため。そのお話はまた明日。