2013年11月27日

第82回日本呼吸器学会地方会「稀少肺疾患・その他」セッション予習3

■亜急性の進行を呈した肺胞蛋白症の一例

概要
60歳代女性。咳嗽を主訴に受診。当初慢性過敏性肺臓炎を疑い気管支鏡施行されるが診断に至らず。半年後呼吸困難症状悪化しステロイド+免疫抑制薬開始されたが改善に乏しく、気管支鏡検査を再検した。結果、肺胞蛋白症と診断し、肺胞洗浄を施行して症状、画像所見は改善した。


所感
この演題で問題となるのは、1回目の気管支鏡で診断できなかったのか、ということでしょうね。


画像上疑うような所見ではなかったのか、軽度であったため「米のとぎ汁」が還ってこなかったのか、手技の問題があったのか。


慢性過敏性肺臓炎を疑われたということは、鳥やその他、吸入抗原の生活歴があったということでしょうか。そのあたりの診断過程がきちんとなされていたのかどうかが気になります。



■近畿地区で発見した肺胞微石症剖検例の発見動機、長期経過の検討

概要
4例の検討。同胞発生、両親血族結婚、本症遺伝子変異検査が有用、病理像は一部骨化。


所感
もうこちらは全く経験のない疾患の貴重なご報告になります。地方会のこんな片隅で発表頂くのが申し訳ないところです。せめてセッションの最後にして、思う存分お話し頂きたいところなのですが…セッションのど真ん中で進行がタイトになってしまうのが申し訳ないです。

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posted by 長尾大志 at 15:22 | Comment(0) | 学会・研究会見聞録
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