2014年01月30日

呼吸器疾患診断手順ガイド72・検査13・気胸の胸部画像所見2

特殊な場合には、以下のような所見が見られることもあります。


  • 緊張性気胸:皮下気腫

  • 緊張性気胸:縦隔気腫

  • 胸水が生じている:ニボー(鏡面形成像)



皮下気腫は通常真っ白の皮下組織に空気が入って黒く見えるものです。


19皮下気腫.jpg


20皮下気腫.jpg


縦隔気腫は気管周囲など縦隔に空気が入ります。結構見落としがちなので、気をつけて気管の周りを見る練習が必要です。


21縦隔気腫.jpg


22縦隔気腫.jpg


ニボー(Niveau:鏡面形成像)は、気胸が発症してからしばらく経過した後に胸水が滲みだしてくると見られます。発症直後には見られません。また胸部外傷などで血気胸になってもニボーが見られます。


23ニボー.jpg


逆に胸腔内にニボーが見られる場合は、ほんのわずかであっても気胸が存在するはずですので、入念に肺の外縁を探します。


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posted by 長尾大志 at 17:51 | Comment(0) | 呼吸器疾患診断手順ガイド
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