第108回医師国家試験の呼吸器系問題解説依頼が来てビックリ。昨日の問題ですけど、「悪性腫瘍に合併した肺血栓塞栓症」が問題になっていました。
実は昨今、肺癌に肺血栓塞栓症が合併する例を多く経験していて、調べて見るとやはり多いなー、ということで、先だって監修を引き受けたクエスチョン・バンク呼吸器では、今後の見通しとして「担癌患者における肺血栓塞栓症の合併に注意すべし」と記述したものであります。まあ、今年の試験には間に合いませんでしたが…今度出るQBを手にされる方にとっては有用な記述となっております。
年末の12月に6回生諸君を対象に行った「国家試験対策補講」でも、特別サービスとして「担癌患者における肺血栓塞栓症」について言及したのです!お〜的中だ(笑)。
他にもいくつか新傾向を予想していましたが、全ての問題を確認したわけではないので「的中」かどうかはわかりません。またそのうち確認したいところですね。
2014年02月15日
第108回医師国家試験呼吸器系問題、予想的中(笑)
posted by 長尾大志 at 23:18
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| 医師国家試験過去問(呼吸器系)つまずきポイント徹底解説
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