2020年01月23日

胸部X線読影道場ふたたび157

今回の画像はこちらです。以前の写真などはございません。一発勝負です!

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2020年01月22日

胸部X線読影道場ふたたび156

昨日の画像では、両側びまん性の淡い高吸収域が目に付きます。心拡大もあり、左2弓も突出していてPA圧が高そうです。ただ、末梢の水を示唆するカーリー線や両側胸水は見られず、心不全!とは言いにくいです。CTでは、

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こういう感じ。やはりすりガラスがあります。こう来ると間質性肺炎を想起しますが、ここで大切なのは「IPFか否か」。蜂巣肺・UIPパターンの有無を見ます。末梢の蜂巣肺は見られませんし、何より分布が、胸膜直下/横隔膜直上ではありません。本症例は膠原病のある間質性肺炎でした。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/GXe7qPvVkro

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posted by 長尾大志 at 09:50 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月21日

胸部X線読影道場ふたたび155

それでは今日の画像をどうぞ。

スライド135.JPG

これは…

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posted by 長尾大志 at 17:01 | Comment(2) | 胸部X線道場

2020年01月20日

胸部X線読影道場ふたたび154

ということで、何もなかった頃の写真がこちらです。もうおわかりですね。

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こちらと比較すると、右2弓がシルエットサイン陽性で、側面でも心臓に重なって高吸収なべたっとしたコンソリデーションが見られます。また、わずかに右肋横角が鈍になっています。吸気時の胸痛もあり、右中葉の肺炎+胸膜炎でした。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/f3XaKWUMUnA

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posted by 長尾大志 at 14:51 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月17日

胸部X線読影道場ふたたび153

昨日の画像だけでいける方はいけるのでしょうが、側面も撮ってくれていますのでお目にかけます。ただし、CTはありませんので、こちらでキッチリ結論を出しましょう。

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posted by 長尾大志 at 15:44 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月16日

胸部X線読影道場ふたたび152

このたびの写真はこちらです。いかがでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 14:55 | Comment(2) | 胸部X線道場

2020年01月15日

胸部X線読影道場ふたたび151

何もなかった頃の画像と比較すると、(体つきも多少変わっていますが)目立つのは右下肺野、左下肺野の高吸収域です。特に、左は第4弓のシルエットサイン陽性ですので、間違いありません。また、左下肺野には心陰影に沿って索状影も見受けられます。胸部CTでは…

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中葉、舌区に限局したコンソリデーションを認めました。80歳代の肺炎でした。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/XZ7kZaC-SGs

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posted by 長尾大志 at 17:07 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月14日

胸部X線読影道場ふたたび150

例によって、何もなかった8年前の写真が手に入りました。比較しましょう。

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posted by 長尾大志 at 16:53 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月10日

胸部X線読影道場ふたたび149

今回の画像も、これまでによくご覧になったパターンかと思います。基本を繰り返しましょう。

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posted by 長尾大志 at 11:18 | Comment(2) | 胸部X線道場

2020年01月08日

胸部X線読影道場ふたたび148

今回の画像は、パッと見ても右の胸水はすぐにわかると思いますが、その原因は何か、ということです。

右上肺野の、胸膜に沿った、といいますかextra pleural signのようになだらかに立ち上がる陰影ですね。

側面像でも肺の上方、やや後ろ側に同様の陰影があります。肺外病変を思わせる、べたっとした拡がり、中皮腫なんかを思わせる画像ですね。実際、中皮腫症例でした。

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胸水内部に濃度の異なる腫瘤を見ます。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/nBQ6zWDHdhc

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posted by 長尾大志 at 13:00 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月07日

胸部X線読影道場ふたたび147

昨日の写真だけで、右胸水の存在はおわかりの方が多いかと思います。

それ以外に所見は?胸水の原因は?
側面像を見てみましょう。

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posted by 長尾大志 at 14:00 | Comment(1) | 胸部X線道場

2020年01月06日

胸部X線読影道場ふたたび146

今日から仕事始めの方も多いでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年一発目のX線写真、こちらも味わい深いですね。慣れれば瞬殺かも。

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posted by 長尾大志 at 09:13 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年12月30日

胸部X線読影道場ふたたび145

胸部の化学放射線療法後の写真には、一定のクセがありますので、慣れれば問題ないでしょう。

おそらく起こってくる、放射線肺炎像が特徴的な所見です。昨日の画像では、元の結節あたりの濃い高吸収域。境界線は結構明瞭ですね。内部にはエアブロンコグラムのような索状の低吸収域が見られます。

そのエリアは線維化していることが多いのですが、線維化すると周囲を引っ張り込みます。このケースでは、気管が引っ張り込まれ、そのためもあってか食道が明瞭にみえ、右主気管支と右の肺門(肺動脈)の挙上が見られます。もう少し広範囲の線維化だと右横隔膜も挙上するのですが、今回は目立っていませんね。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/-MTkcvpyFPg


本年最後の胸部X線読影道場でした。明日は1年を簡単に振り返ります。
お読み頂いた皆様方、コメントを頂いた皆様方、本当にありがとうございました。

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posted by 長尾大志 at 11:33 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月29日

今年のクリニカル・クラークシップ(臨床実習)終了

仕事納めギリギリの7日まであった、今年のクリニカル・クラークシップ(臨床実習)、無事に終わりました…。

前回の感想も諸事情で載せられていなかったので、併せて引用して参ります。

(この1週間で学んだことのうち、最も印象的だったことについて書いてください。以下引用)

「まず全てにおいて、学生に積極的に「個人の名前を呼んで(重要)」、質問と会話をしていたこと。最悪は一方的に話す(座禅修行 or 居眠り)、標準は班員全体に投げる(特定の人しか話さない or 誰も話さない)。よって教員から積極的に聞く姿勢は必須だと思っている。そのうえで、◎闘魂外来。これぞ「クリクラ」。学生だけで実際の患者を相手に、問診から身体診察、検査、診断、処方、カルテ記入まで行えた。長尾先生が誘導するのは前提ではあったが、できる限り学生に任せてくださるのが良かった。複数人で行うメリットは、他の班員の接し方を見て反面教師含めて得るものがあること。週2回はちょうどいい頻度。
他科はほぼ全てただ見てるだけ、できても少し体を触らせてもらうだけの「ポリクリ」だった。
改善点としては、どこかの時間を削ってでも振り返りの時間があればいいと思った。長尾先生から、あるいは他の班員から見て患者への対応の是非を指摘し合う。ここまで濃密な実習をやりっぱなしではもったいない。」
「基本的にポリクリ中は、その科の国試対策の講座を見て勉強しているが、呼吸器内科はいわゆる病見えのような本ではない専門書?を読みながら取り組んだはじめての科だった。1週間で習得できた量はそこまで多くなかったかもしれないが、あるいはもっと多くの症例を経験しながら学んでいかないといけないものなのかもしれないが、臨床の医師になってからの勉強に近いものを感じることができたと思う。本来はこういう勉強がクリクラで求められていると思った。 放置プレイのクリクラも多いなかで、ベテランの医師の疾患〜治療・患者への対応を直に見ることができたのも印象的だった。」
「闘魂外来で患者の目の前で主体的に問診を取ったこと」
「正常のレントゲンを判断するのは難しいということ。」
「胸部画像の読影」
「自分の肺活量が6Lを超えていて、肺年齢が18歳未満と評価されたこと」
「外来での聴取のやり方」
「胸部X線写真をアナログ写真でみたこと」
「外来で本格的な体験をしたこと。」
「印象的、というと、初めて外来のマイクで患者さんを呼び入れたことです。私が「診察」するんだ、と、身が引き締まりました。」
「外来で患者さんの病歴を聞いたり、検査結果を説明したりする機会が今までになかったので、とてもいい経験になりました。特に、患者さんの気持ちを汲み取りつつ、わかりやすい言葉で説明するのが難しかったのですが勉強になりました。」

(引用ここまで)

この感想あっての、『最高に美味しいものを食べちゃった人の人生が、果たして幸せといえるのかどうか問題。』ですので、突然ナンのこっちゃと思われたかもしれませんですね…。

4月からリニューアルして、1週間ほぼ付きっ切りで、自分の体力、(忍耐力?笑)の限界に挑戦しておりますが、やはりとことんやることで見えてくるものもありますね。ただいつまでもこのままのやり方ではできないので、これをどのように一般化していくか、というのが次の課題です。

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posted by 長尾大志 at 21:49 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月28日

胸部X線読影道場ふたたび144

化学放射線療法で、原発巣はすっかり縮小しています。そして2年後…

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起こった変化を考えましょう。

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posted by 長尾大志 at 15:25 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年12月27日

胸部X線読影道場ふたたび143

昨日の写真では、右上肺野の限局性濃度上昇域を認めます。結節といってもいいかもしれません。

実際、こちらは肺腺癌でした。V期で、化学放射線療法を施行した結果、2ヵ月後にはこんな感じになりました。

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この変化についてはいかがでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 15:42 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月26日

胸部X線読影道場ふたたび142

それでは、今日の画像です。今回は過去画像がありませんので、しっかりご覧ください。

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2019年12月25日

胸部X線読影道場ふたたび141

コメントでも頂いていますが、これは右胸水ですね。右肋横角が鈍化していて、毛髪線がハッキリ見えています。1年前の画像と比較するとよくわかると思います。

本症例は、他臓器にも病変があり、そこからIgG4関連疾患と診断されました。

ステロイド治療中、一旦胸水は減っていたのですが…半年後…↓

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また胸水が増えてきたのです。なんとこの半年後は、結核性胸膜炎でした…。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/77TZiA1uSqw

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posted by 長尾大志 at 17:43 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月24日

胸部X線読影道場ふたたび140

例によって、1年前の写真をご覧頂きます。変化がよくわかりますね。

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それでは、メリークリスマス!!

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posted by 長尾大志 at 14:42 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月23日

胸部X線読影道場ふたたび139

それでは今回の画像です。

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posted by 長尾大志 at 13:17 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年12月20日

胸部X線読影道場ふたたび138

今回の画像(12/18)の所見は、右上のすりガラス様高吸収域、そして毛髪線による境界線をとって頂けるとOKです。つまり右上葉の高吸収域、ということになります。

珍しく撮られた側面像(あまり出ません…汗)でも、バッチリ大葉間裂(major fissure)と小葉間裂(minor fissure=毛髪線)が描出されています。詳しくは解説動画を⇒https://youtu.be/E3lmwBuVffI

昨日の画像でも所見は同様ですが、ポータブル写真AP像ですので、心陰影(元々大きめですが…)が大きめに、肺野が黒く、いろいろ角度が異なってみえています。そのあたりを指摘頂ければ大丈夫です。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/E3lmwBuVffI

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posted by 長尾大志 at 10:17 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月19日

胸部X線読影道場ふたたび137

ついでに、少し違う日の写真もご覧頂きましょう。

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昨日の写真との違いは、どういうところでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 13:12 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月18日

胸部X線読影道場ふたたび136

昨日の画像「2ヵ月後」は、左下肺野、横隔膜の裏に高吸収域がありましたね。シルエットサイン陰性ですからおそらく下葉の陰影です。


それでは次の画像に参りましょう。割とシンプルですが、大事なことは何回も見て頂きます!

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今回は大サービス(たまたま)、側面像もお付けします!!

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posted by 長尾大志 at 10:25 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年12月17日

胸部X線読影道場ふたたび135

当初の画像は、右の中肺野に高吸収域が出現しています。昨日の「なかったとき」と比較して頂くとよくわかりますね。

コメントにも頂いてますが、毛髪線との関係は…微妙です。一部超えているようにも見えますが…ただ、毛髪線がかなりクッキリ見えることから、胸膜に病変が及んでいるかも…という考えも出来るかもしれません。

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胸部CTを見ると、右上葉の陰影であったとわかります。こちらは上葉の肺炎でした。

ついでに、その2ヵ月後、また肺炎を繰り返しています。どこかおわかりでしょうか…?

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解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/hIjhtfsw_DQ

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posted by 長尾大志 at 16:03 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年12月16日

胸部X線読影道場ふたたび134

前回画像の1ヵ月前、何もなかった頃の写真です。

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これで一目瞭然、でしょうか。

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2019年12月13日

胸部X線読影道場ふたたび133

それでは今回の画像です。ちょっとデバイスが目立ちますが…。よーくご覧ください。

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posted by 長尾大志 at 14:21 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年12月12日

胸部X線読影道場ふたたび132

いずれの写真でも、左下肺野、心臓の裏に結節というか腫瘤影を認めます。よく見ると、左横隔膜が一部不鮮明で、そこから気づかれた方もおられるかも知れません。

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CTを見ると、左S8(下葉の一番前)に腫瘤影があります。1年後の方が、含気があることでわかりやすいように思います。

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結局生検で悪性所見なく、組織培養からFusobacterium nucleatumを検出し、慢性肺化膿症と考えられました。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/7WFzpD896jQ

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posted by 長尾大志 at 14:35 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月11日

胸部X線読影道場ふたたび131

昨日コメントを頂いた先生方はさすがですが、もう少しわかりやすい1年後の写真をお示しします。これではいかがでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 14:18 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月10日

胸部X線読影道場ふたたび130

それでは今回の画像です。いかがでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 15:34 | Comment(3) | 胸部X線道場

2019年12月09日

胸部X線読影道場ふたたび129

割とシンプルな画像かと思いますが、5年前と比較すると左中肺野に、肺門付近が太めで末梢に行くにしたがって細くなるような、帯状の高吸収域を認めますね。

CTと対照させますと、上の方は…

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こんな感じで、太めのところは…

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こんな感じ。この辺を見ると肺癌を思わせる結節影、上の方はそれによって起こった部分的な無気肺とか肺炎とか、そんな感じでしょうか。

この画像のミソ?は、この陰影の上の方まで、左の舌区だったということです。結構上の方まで、舌区なんだなあ…と実感した、そんな一例でした!


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/VOUuPJuoCdY

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posted by 長尾大志 at 17:51 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月07日

滋賀医大呼吸器内科主催で、市民公開講座を開催しました。

今日は滋賀医大呼吸器内科主催で、市民公開講座を開催いたしました。

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関西医大の宮下修行先生をお招きして、肺炎のお話。本学の歯科口腔外科からは越沼伸也先生に口腔ケアのお話を頂きました。やはり肺炎のお話は皆さん関心をお持ちのようで、会場はこれまでにない超満員でした。

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宮下先生、越沼先生、誠にありがとうございました。

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posted by 長尾大志 at 23:36 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月06日

胸部X線読影道場ふたたび128

今日の画像は、割とシンプルかもしれませんので、過去画像と共にお届けします。

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こちらが5年前の写真です。

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posted by 長尾大志 at 09:48 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年12月05日

胸部X線読影道場ふたたび127

今回の画像、ぱっと見で目に付くのは心拡大ですね。これは慢性心房細動と慢性心不全あり、というところですが、今回の症状は発熱と呼吸困難で、心不全増悪にしては水っぽさに欠けるという感じです。心拡大があるために気管や分岐部が影響を受けております。

陰影としては、右上肺野、少し目立つ毛髪線の上に限局した高吸収域、他に左の上肺野、下肺野にも淡い高吸収域、といったところでしょうか。

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CTでも斑状のコンソリデーションがあり、グラム染色でグラム陰性短桿菌(H.influenzae)を認め、こちらによる気管支肺炎と診断しました。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/X5NcLvoAdHE

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posted by 長尾大志 at 13:22 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月04日

胸部X線読影道場ふたたび126

今回も以前の画像ありませんが、喀痰グラム染色の写真がございます。なぜでしょう?そして診断は…?

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posted by 長尾大志 at 14:37 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月03日

胸部X線読影道場ふたたび125

今回の画像は、シンプル、一発勝負です!どや!

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posted by 長尾大志 at 17:54 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年12月02日

胸部X線読影道場ふたたび124

治療後の画像(スッキリ)に比べると、当初の画像はなんか肺野が小さく見えるし、なんか白っぽいし…という感じですね。心臓もなんか大きいというか、ポテッとしているというか。

肺野が小さいのは、肋横角の鈍化を見ると、両側胸水によるかもしれませんし、吸気不十分かもしれません。心臓が大きいのは、横隔膜の挙上によって寝ているだけなのか…?寝ているだけにしては心臓そのものの存在感が増しています。

肺野濃度の上昇は、内部に結節や線状影が見えることから、それらとの関連、と一元的に考えると、悪性腫瘍およびその転移と、それによる癌性リンパ管症、癌性胸膜炎、癌性心膜炎…ということがウチの病棟では多いです。

CTを見ると、広義間質(小葉間隔壁、血管・気道周囲)肥厚があり…

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両側胸水と心嚢液貯留もあります…。

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さらに、肺動脈内に塞栓も見られますね…。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/AjgY5im4psU

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posted by 長尾大志 at 13:06 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月29日

胸部X線読影道場ふたたび123

いろいろありすぎるので、やはり比較したい。そうでしょうそうでしょう。しかし残念ながら、過去画像はございません。

治療開始4ヵ月後、かなり状況が好転した後の画像を比較対象としてください。

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posted by 長尾大志 at 12:38 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月28日

胸部X線読影道場ふたたび122

それでは本日の画像です。いろいろありそうですね。

スライド97.JPG

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posted by 長尾大志 at 15:03 | Comment(3) | 胸部X線道場

2019年11月27日

胸部X線読影道場ふたたび121

さて月曜の画像ですが、とにかく見にくいですね。その理由はなんか中心がズレている、肺野が真っ黒で軟部影がやけに白い、軟部影が豊富すぎて肺野の評価が困難…よく見ると、上の方に「A→P」「Sit」の文字が。

そうです。ポータブル写真、AP像でした。上記のようなことは、ポータブルあるあるなのですね。

平時(昨日)の画像でも軟部影は豊富ですが、心胸比は大きめ…しかしこれとて、腹部軟部組織(脂肪…)が豊富で横隔膜が押し上げられている、と解釈すれば、拾うべき所見ではないかもしれません。これを「心拡大=心不全」と解釈するには、他の所見がなさ過ぎですし。

ということで、最初の写真も、特に有意所見無し、としました。
臨床診断は、気管支喘息発作でした。

解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/NUOqCZnxRic

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posted by 長尾大志 at 09:57 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月26日

胸部X線読影道場ふたたび120

昨日の写真、見にくかったですねー。

それはなぜでしょう?

ちなみにその1週間前の写真はこちら。
今回は「息が苦しい」と来院して昨日の画像でした。

スライド96.JPG

息が苦しい理由は、画像でわかるものでしょうか??

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posted by 長尾大志 at 15:19 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月25日

胸部X線読影道場ふたたび119

週もあけまして、新たな画像を供覧します。

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posted by 長尾大志 at 13:34 | Comment(3) | 胸部X線道場

2019年11月22日

胸部X線読影道場ふたたび118

初診時の写真では、両側下肺野に陰影があるのかなという感じです。特に女性の場合、「特有の軟部組織」が両側下肺野に被さってくることがしばしばあり、それによる濃度上昇と両側下肺野に起こりやすい間質性肺炎などのすりガラス影との区別がしばしば難しいことがあります。

ただこの写真では明らかに軟部影の境界線を越えても濃度の上昇が残っているので、特に肋横角付近は濃度が上がっていると考えます。それと少しですが横隔膜が不明瞭にも見えているので、その付近に陰影はあると考えたいところです。

実際、治療後良くなった写真と比較していただくと、申し上げているニュアンスがお分かりいただけるかと思います。CTを見ると、胸膜の本当に直下は少しspareされている、どちらかというと細気管支領域に病変の主体があるような網状影、すりガラス影が見られます。

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これは単純X線写真ではなかなかわからない、CTでないとわからないところです。胸部単純X線写真さと胸膜直下、横隔膜直上に陰影があるように見えるんですが…。

本症例は膠原病に合併した皮膚筋炎に合併した間質性肺炎で、ステロイド治療によってほぼ陰影が消失しました。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/7NAveXxb-a8

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posted by 長尾大志 at 09:58 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月19日

胸部X線読影道場ふたたび117

それではいつものように、5年前の写真…はございませんでした。そういうわけで初診時担当医は問答無用?でCTに踏み切ったわけですが、皆さまには比較対象として、治療がうまくいった!?4ヵ月後の写真をお目にかけましょう。

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posted by 長尾大志 at 13:08 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月18日

胸部X線読影道場ふたたび116

それでは今回の画像です。いかがでしょうか。

スライド92.JPG

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posted by 長尾大志 at 13:44 | Comment(4) | 胸部X線道場

2019年11月15日

胸部X線読影道場ふたたび115

8年前と比べると、左上肺野、大動脈弓の上あたりに高吸収域があるようです。第1肋間に結節のような陰影も見えます。

そして、大動脈弓のライン自体が見えなくなっています(シルエットサイン陽性)。縦隔の軟部影も厚みが増していて、気管を少し圧しており、腫瘤性病変のように見えます。

胸部CTでは、肺野の結節影と縦隔の、大動脈に接した腫瘤影(リンパ節転移)が見られます。肺腺癌と縦隔リンパ節腫脹でした。

スライド91.JPG


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/F0cMflYlV2M

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posted by 長尾大志 at 16:13 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月14日

胸部X線読影道場ふたたび114

8年前、おそらく何もなかった頃の写真です。これとの比較をして頂くと、何か見えてくるかもしれません。

スライド90.JPG

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posted by 長尾大志 at 18:55 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月13日

胸部X線読影道場ふたたび113

ということで、4ヵ月前の写真です。

スライド89.JPG

もっと前の写真が見たいですか?

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posted by 長尾大志 at 12:38 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月12日

胸部X線読影道場ふたたび112

次の画像は、こんな感じです。いかがでしょうか。

スライド88.JPG

こちらも、「以前の陰影」があった方が読みやすいかもしれません…。

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posted by 長尾大志 at 13:04 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年11月11日

胸部X線読影道場ふたたび111

いろいろな意味で微妙な陰影なのですが、元々過膨張のあるCOPD症例で、少し肺門も気になるところですが、2週間前の画像と比較すると、右の上肺野、そして下肺野にすりガラス濃度の高吸収域があるようです。

CTはないのですが、聴診上同部位にcoarse cracklesを聴取しましたのと、喀痰で好中球+こんな菌がしっかり出ておりましたので、肺炎と診断致しました。

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解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/cUwp179uo0s

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posted by 長尾大志 at 17:26 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年11月08日

胸部X線読影道場ふたたび110

2週間前の写真がこちらです。

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このときは何もなかったのですが、今回数日前からの発熱、咽頭痛、痰、胸苦しさがあり来院されています。

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posted by 長尾大志 at 13:13 | Comment(0) | 胸部X線道場