取り急ぎ、ご報告まで。打ち上げの模様などは明日(今日)報告します。
2012年12月16日
第80回日本呼吸器学会近畿地方会にて、「医学生・研修医アワード」受賞!
本日(すでに昨日ですね…つい先ほど帰って参りましたもので。神戸は遠いです)行われた、第80回日本呼吸器学会近畿地方会「医学生・研修医アワード」セッションにて、K先生が見事優秀演題賞を受けられました!
取り急ぎ、ご報告まで。打ち上げの模様などは明日(今日)報告します。
取り急ぎ、ご報告まで。打ち上げの模様などは明日(今日)報告します。
posted by 長尾大志 at 00:31
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| 活動報告
2012年12月09日
いつの間にやら2周年
先日あった出版社さんとの打ち合わせの席で、「2年も毎日続けておられるんですね〜すごいですね〜」とお褒めの言葉を頂いてはじめて、「あ…2年も経ったんだ」と気づく始末。
慌てて記事をたどってみると、2010年12月8日から「毎日更新」が始まっています。というわけで、2周年のご愛読、ありがとうございます!
滋賀に来てすぐに、色々な意味で「これは大変だ」と思ったわけですよ。
大学にいる立場の自分に何ができるか。と考えると、やはり若手の教育しかないな、ということに思いが至りました。
そこでH先生と共に学生実習、講義、研修医教育に力を入れるようになりました。特にH先生に教えていただいたブロンコ体操は衝撃的で、創意工夫次第で教育が革命的に変わる、ということに気づきました。その後H先生がTよろづ相談所病院に転勤されてからは、もう自分がやるしかない、ということで遮二無二創意工夫を重ねて参りました。
学生さんや若い先生方からフィードバックを受けるうちに、どうやら自分の教育方法、メソッドは「特技」であるということに気づきました。
でも、折角のメソッドも、目の前にいる人にしか伝わらない。これでは(手前味噌ですが)もったいない、なんとかこれを広く色々な方にお伝えできないものか。また、自分もいつまで現役で続けられるかわからない。自分の経験知をテキスト化して残しておけないものか。そう考えました。
研修医の先生にも、以前は循環器+呼吸器内科2ヶ月のローテーション中、みっちり毎週のように講義をしていたのですが、循環器内科と病棟が別れた結果、ローテーションが1ヶ月になり、時間的にもタイトになってきました。
また、症例にあたったときにこそレセプターの感受性が高くなり、学習効果が上がる、ということから、こちらのスケジュールで講義をするよりも、いつでも研修医の先生がアクセスできるようにレジュメを作っておく方が、症例にあたったときにパッと参照できていいか、とも思いました。
折角テキストにするのであれば、学生さんが卒業してからも、必要になったときに参照できるようにしよう。 他の施設の、非専門の先生にも参考にしていただけるのではないか、はたまた、呼吸器内科医がいない施設のコメディカルの方々が、お困りの時に見ていただけるのでは…。などなど考えると、やはりブログに載せて広く公開するのが良さそうだ、と思ったわけです。
やるんだったらきっちり形にしたい、そこで自分に課したのが「毎日更新」ということ。以前からブログをいくつかやっていましたが、間が空いてくると放置になってしまい、長続きしないことを実感していました。
以前にも書いたとおり、(質のばらつきはありますが)継続することで何より自分の知識の整理になり、多くの方々からフィードバックを得ることでさらにモチベーションが上がります。
今のところは1,000記事を目標に、頑張って更新していきたいと思っています。ネタが続くかどうかもよくわかりませんが…もしご質問などありましたら、どしどしお寄せください。
慌てて記事をたどってみると、2010年12月8日から「毎日更新」が始まっています。というわけで、2周年のご愛読、ありがとうございます!
滋賀に来てすぐに、色々な意味で「これは大変だ」と思ったわけですよ。
大学にいる立場の自分に何ができるか。と考えると、やはり若手の教育しかないな、ということに思いが至りました。
そこでH先生と共に学生実習、講義、研修医教育に力を入れるようになりました。特にH先生に教えていただいたブロンコ体操は衝撃的で、創意工夫次第で教育が革命的に変わる、ということに気づきました。その後H先生がTよろづ相談所病院に転勤されてからは、もう自分がやるしかない、ということで遮二無二創意工夫を重ねて参りました。
学生さんや若い先生方からフィードバックを受けるうちに、どうやら自分の教育方法、メソッドは「特技」であるということに気づきました。
でも、折角のメソッドも、目の前にいる人にしか伝わらない。これでは(手前味噌ですが)もったいない、なんとかこれを広く色々な方にお伝えできないものか。また、自分もいつまで現役で続けられるかわからない。自分の経験知をテキスト化して残しておけないものか。そう考えました。
研修医の先生にも、以前は循環器+呼吸器内科2ヶ月のローテーション中、みっちり毎週のように講義をしていたのですが、循環器内科と病棟が別れた結果、ローテーションが1ヶ月になり、時間的にもタイトになってきました。
また、症例にあたったときにこそレセプターの感受性が高くなり、学習効果が上がる、ということから、こちらのスケジュールで講義をするよりも、いつでも研修医の先生がアクセスできるようにレジュメを作っておく方が、症例にあたったときにパッと参照できていいか、とも思いました。
折角テキストにするのであれば、学生さんが卒業してからも、必要になったときに参照できるようにしよう。 他の施設の、非専門の先生にも参考にしていただけるのではないか、はたまた、呼吸器内科医がいない施設のコメディカルの方々が、お困りの時に見ていただけるのでは…。などなど考えると、やはりブログに載せて広く公開するのが良さそうだ、と思ったわけです。
やるんだったらきっちり形にしたい、そこで自分に課したのが「毎日更新」ということ。以前からブログをいくつかやっていましたが、間が空いてくると放置になってしまい、長続きしないことを実感していました。
以前にも書いたとおり、(質のばらつきはありますが)継続することで何より自分の知識の整理になり、多くの方々からフィードバックを得ることでさらにモチベーションが上がります。
今のところは1,000記事を目標に、頑張って更新していきたいと思っています。ネタが続くかどうかもよくわかりませんが…もしご質問などありましたら、どしどしお寄せください。
posted by 長尾大志 at 17:27
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2012年12月08日
今週の活動報告
■出版社さんとブログ書籍化の打ち合わせ
担当の方にわざわざ滋賀までお越し頂いて、書籍化に向けての具体的なお話をせていただきました。体裁やページ組みなどが決まり、入れる項目、追加する項目なども決まって、いよいよ実感が湧いてきました。
ガシガシ校正を経て、来春の呼吸器学会総会あたりには発刊となる予定(目標)です。その節は、ご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
そういうわけで今後しばらくは、記事の編集や一部記事の取捨選択、新たな原稿の書き下ろし(⌒0⌒)/などもあり、若干時間的にタイトになって参ります。ブログの毎日更新は石にかじりついてでも…と思っていますが、記事が薄い時は「忙しそうだな〜」と思って生温かい眼で見てください。(´Д` ) ←こんな感じ?
担当の方にわざわざ滋賀までお越し頂いて、書籍化に向けての具体的なお話をせていただきました。体裁やページ組みなどが決まり、入れる項目、追加する項目なども決まって、いよいよ実感が湧いてきました。
ガシガシ校正を経て、来春の呼吸器学会総会あたりには発刊となる予定(目標)です。その節は、ご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
そういうわけで今後しばらくは、記事の編集や一部記事の取捨選択、新たな原稿の書き下ろし(⌒0⌒)/などもあり、若干時間的にタイトになって参ります。ブログの毎日更新は石にかじりついてでも…と思っていますが、記事が薄い時は「忙しそうだな〜」と思って生温かい眼で見てください。(´Д` ) ←こんな感じ?
posted by 長尾大志 at 19:20
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2012年12月01日
今週の活動報告
■日本呼吸器学会近畿地方会予演
来る12月15日の地方会、予演第1回を行いました。今回は2年目のK先生とN先生、それに3年目のY先生の3人が演題を出しています。さすがに1年目の先生とは貫禄からして違いますし、基本的な手直しがほとんど無かったため、本質的な「流れ〜考察」のあたりをしっかり議論できたのではないかな、と思います。
特にK先生は例の「医学生・研修医アワード」にエントリーされています。なぜか私が審査員をやっているところ(いいんでしょうか??)、ここは狙っていきましょう(笑)!
■K先生、U先生、1年目ローテーター諸君のお疲れ様会
K先生もU先生も、2年目ならではの密度の濃い研修をされて、ホンマにお疲れした!って感じです。ということで、K先生リクエストの嶋寿司にてお疲れ様会。いや〜おいしいお寿司、久しぶり、って感じでした。
スマホを持っていない私はカメラを忘れると写真をupできませんです…。残念。
■研修医の先生向けに「肺炎」レクチャー
10月に講師として参加した呼吸器学会主催の「呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012」をベースに、より濃厚な肺炎スライドを作成。研修医の先生相手にレクチャーやってみました。
…ちょっとハイレベルすぎたかも。全国レベル大きく凌駕していますね。来年呼吸器専攻になる2年目の先生ぐらいでちょうど?でも、1年目の先生も懸命に付いてきてくださいました。
■出版計画進行中…
ブログ書籍化計画、いよいよ形になりそうです。また、具体的なことが決まりましたら告知します。
来る12月15日の地方会、予演第1回を行いました。今回は2年目のK先生とN先生、それに3年目のY先生の3人が演題を出しています。さすがに1年目の先生とは貫禄からして違いますし、基本的な手直しがほとんど無かったため、本質的な「流れ〜考察」のあたりをしっかり議論できたのではないかな、と思います。
特にK先生は例の「医学生・研修医アワード」にエントリーされています。なぜか私が審査員をやっているところ(いいんでしょうか??)、ここは狙っていきましょう(笑)!
■K先生、U先生、1年目ローテーター諸君のお疲れ様会
K先生もU先生も、2年目ならではの密度の濃い研修をされて、ホンマにお疲れした!って感じです。ということで、K先生リクエストの嶋寿司にてお疲れ様会。いや〜おいしいお寿司、久しぶり、って感じでした。
スマホを持っていない私はカメラを忘れると写真をupできませんです…。残念。
■研修医の先生向けに「肺炎」レクチャー
10月に講師として参加した呼吸器学会主催の「呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012」をベースに、より濃厚な肺炎スライドを作成。研修医の先生相手にレクチャーやってみました。
…ちょっとハイレベルすぎたかも。全国レベル大きく凌駕していますね。来年呼吸器専攻になる2年目の先生ぐらいでちょうど?でも、1年目の先生も懸命に付いてきてくださいました。
■出版計画進行中…
ブログ書籍化計画、いよいよ形になりそうです。また、具体的なことが決まりましたら告知します。
posted by 長尾大志 at 16:24
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2012年11月17日
今週の活動報告・3回生系統講義「全身性疾患に伴う呼吸器疾患@A」「腫瘍性疾患」「間質性肺疾患」
系統講義、8コマ終了しました。誰もほめてくれないので自画自賛しておくと、長尾史上最高の講義であったのではないかと思います。3回生諸君はラッキーでしたね(笑)。
新しい試みとして、学生さんに色々課題をやってもらったのですが、非常に多くの学生さんが前向きに取り組んでくださって、そういう意味でもフィードバックをたくさん受けることができた、これまたうれしかったです。
時々授業の感想を書いてくれている人がいたのもうれしかったですね。まあ、出席点、という意味合いもあってか、あまり否定的なことを書かれるケースはなかった(当たり前か…)のは助かりました。
実は今回講義のカイゼンには、岩田健太郎先生による「講義のやり方」動画を大いに参考にさせていただきました。先生には直接の面識はないのですが、篤く御礼申し上げたいと思います。
新しい試みとして、学生さんに色々課題をやってもらったのですが、非常に多くの学生さんが前向きに取り組んでくださって、そういう意味でもフィードバックをたくさん受けることができた、これまたうれしかったです。
時々授業の感想を書いてくれている人がいたのもうれしかったですね。まあ、出席点、という意味合いもあってか、あまり否定的なことを書かれるケースはなかった(当たり前か…)のは助かりました。
実は今回講義のカイゼンには、岩田健太郎先生による「講義のやり方」動画を大いに参考にさせていただきました。先生には直接の面識はないのですが、篤く御礼申し上げたいと思います。
posted by 長尾大志 at 22:45
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2012年11月09日
今期のローテータ−諸君に贈る言葉
1年目ローテーター諸君は現在、呼吸器内科と循環器内科あわせて2ヶ月、これを1ヶ月ずつで回っています。毎月送別会を行う、お互いなかなかのハードスケジュール。
今回のローテータ−も今週で終わりで、今日は皆さんの挨拶がありました。今回は患者さんの数こそ比較的少なかったものの、いろいろと想定外の出来事が起こったり、想定外の患者さんがやってこられたり、風邪が蔓延したりとかなり苦労されていて、皆さんそういう振り返りをされていました。
それを受けてなんですが、やはりそのように想定外の出来事こそ、皆さんを強くしてくれるであろう、と思うのです。
予定通りに事が運ぶ、そのこと自体は患者さん(やドクター)にとっては幸いなことですが、経験値、ということで申しますとこれは教科書に書いてあることをなぞったに過ぎません。誰でもできる経験であるし、おそらくあとにあまり印象は残らないでしょう。
しかし想定外の出来事が起こると、まずは焦りますね。「どうしよう…」と右往左往し、いろいろな上級医にいろいろ聞きまくって、変な汗をかいて…そんな時に覚えたことは、強固な記憶として定着します。
「ああすれば良かった」「あの薬にはこんな副作用が」「白血球が減るってこういうことか…」など、型どおりに進んだのでは学べなかったことを学ぶチャンスであります。
もちろん大変ではあったと思うのですが、必ずや今後の医師人生の血肉となる、そういう経験をされたと思うのですね。今後とも、どんどん学び、いろいろなことを吸収してほしい、そのようなことをお話ししました。
今回のローテータ−も今週で終わりで、今日は皆さんの挨拶がありました。今回は患者さんの数こそ比較的少なかったものの、いろいろと想定外の出来事が起こったり、想定外の患者さんがやってこられたり、風邪が蔓延したりとかなり苦労されていて、皆さんそういう振り返りをされていました。
それを受けてなんですが、やはりそのように想定外の出来事こそ、皆さんを強くしてくれるであろう、と思うのです。
予定通りに事が運ぶ、そのこと自体は患者さん(やドクター)にとっては幸いなことですが、経験値、ということで申しますとこれは教科書に書いてあることをなぞったに過ぎません。誰でもできる経験であるし、おそらくあとにあまり印象は残らないでしょう。
しかし想定外の出来事が起こると、まずは焦りますね。「どうしよう…」と右往左往し、いろいろな上級医にいろいろ聞きまくって、変な汗をかいて…そんな時に覚えたことは、強固な記憶として定着します。
「ああすれば良かった」「あの薬にはこんな副作用が」「白血球が減るってこういうことか…」など、型どおりに進んだのでは学べなかったことを学ぶチャンスであります。
もちろん大変ではあったと思うのですが、必ずや今後の医師人生の血肉となる、そういう経験をされたと思うのですね。今後とも、どんどん学び、いろいろなことを吸収してほしい、そのようなことをお話ししました。
posted by 長尾大志 at 23:24
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2012年11月03日
今週の活動報告
■医師臨床教育センター会議
今週は医師臨床教育センター会議。(無意味な会議嫌いの)私が毎月あるにもかかわらずほぼ皆勤という、珍しい会議です。
以前にも書きました、マッチングの結果報告があり、滋賀医大の現実が報告されました。卒業生の進路の詳細はもちろんわかりませんが、学内からは25名のマッチングとなったそうです。
この数字に対しての色々な意見交換がありましたが、とある先生から、学生さんの意見としては、カリキュラムの問題が多分にある、という指摘がありました。う〜んなるほど。考えたこともなかった(アカンやろ)。
外科が多いのが不人気とか、自由度がないのが不人気とか、目から鱗が落ちる思いでした。いや…何というか…これまでよかれと思って言ってきたこと、ちょっと撤回しないといけませんね…。
外科を経験するのは臨床医としての幅を作る、とか、多くの上級医につくことが視野を広げる、とか、いろいろと言いたいことを言ってきましたが、ちょっと考えを改める必要があるのかもしれません。また課題ができました!
■医学生・研修医アワードセッション座長と審査員
来る12月15日に開かれる第80回日本呼吸器学会近畿地方会にて、「医学生・研修医アワード」セッション座長と審査員を務めることとなりました。
…って、何ですかね?
医学生・研修医アワードのようなものはこれまでになかったため、どういう主旨なのか、どんなふうにやっていくのかはわかりませんが、若い先生方のがんばりを評価する、審査員や座長をさせて頂けるというのは光栄であり、うれしいことでもあります。
なんやかんや言いながらも、若い方々には大いに期待しているものですから、大いに楽しみにしておきます。また詳細が決まりましたら報告いたします。
今週は医師臨床教育センター会議。(無意味な会議嫌いの)私が毎月あるにもかかわらずほぼ皆勤という、珍しい会議です。
以前にも書きました、マッチングの結果報告があり、滋賀医大の現実が報告されました。卒業生の進路の詳細はもちろんわかりませんが、学内からは25名のマッチングとなったそうです。
この数字に対しての色々な意見交換がありましたが、とある先生から、学生さんの意見としては、カリキュラムの問題が多分にある、という指摘がありました。う〜んなるほど。考えたこともなかった(アカンやろ)。
外科が多いのが不人気とか、自由度がないのが不人気とか、目から鱗が落ちる思いでした。いや…何というか…これまでよかれと思って言ってきたこと、ちょっと撤回しないといけませんね…。
外科を経験するのは臨床医としての幅を作る、とか、多くの上級医につくことが視野を広げる、とか、いろいろと言いたいことを言ってきましたが、ちょっと考えを改める必要があるのかもしれません。また課題ができました!
■医学生・研修医アワードセッション座長と審査員
来る12月15日に開かれる第80回日本呼吸器学会近畿地方会にて、「医学生・研修医アワード」セッション座長と審査員を務めることとなりました。
…って、何ですかね?
医学生・研修医アワードのようなものはこれまでになかったため、どういう主旨なのか、どんなふうにやっていくのかはわかりませんが、若い先生方のがんばりを評価する、審査員や座長をさせて頂けるというのは光栄であり、うれしいことでもあります。
なんやかんや言いながらも、若い方々には大いに期待しているものですから、大いに楽しみにしておきます。また詳細が決まりましたら報告いたします。
posted by 長尾大志 at 23:45
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2012年10月21日
活動報告・positive feedbackをいただきました。
先日卒試の試験監督をしたのですが、試験終了後に話しかけてくれた学生さんが、見学に行かれた病院の先生が当ブログをお読みいただいていると、よろしくおっしゃっていたとのことをわざわざ伝えてくださいました。
最近はこのブログも割合多くの方が見てくださっているようですが、運良く?ウチの学生さんが伺ったとはいえ、それをわざわざお伝えいただき、それをまた学生さんが試験後にわざわざ伝えてくださる。こんなに手数を踏んでいただいて、届けていただいたfeedback、本当にうれしく思いました。
総合診療の先生に「読んでいて役に立っている」という感想をいただけて、やっていることが報われたような気がしています。H君、どうもありがとうございました!
そして、金曜日のイブニングセミナーのあとも、学生さんが質問やらしに来てくださり、ブログのことを言っていただいたりで、うれしいfeedbackをいただくことの多かった1週間でした。
最近はこのブログも割合多くの方が見てくださっているようですが、運良く?ウチの学生さんが伺ったとはいえ、それをわざわざお伝えいただき、それをまた学生さんが試験後にわざわざ伝えてくださる。こんなに手数を踏んでいただいて、届けていただいたfeedback、本当にうれしく思いました。
総合診療の先生に「読んでいて役に立っている」という感想をいただけて、やっていることが報われたような気がしています。H君、どうもありがとうございました!
そして、金曜日のイブニングセミナーのあとも、学生さんが質問やらしに来てくださり、ブログのことを言っていただいたりで、うれしいfeedbackをいただくことの多かった1週間でした。
posted by 長尾大志 at 23:23
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2012年10月20日
今週の活動報告
■ずっとカゼ〜○○
長男にうつされた感冒が、睡眠不足もあり、こじらせた形で○○となってしまいました。周りの皆さんにもうつしてしまった感があります。大変ご迷惑をおかけしました。
■13班ポリクリ
皆さん、意欲的に取り組んでいただき、ある程度胸部レントゲン写真読めるようになっていましたね。ちょっと上記のような次第で、ご心配をおかけしました。
■第6回卒後臨床研修イブニングセミナー『「咳がでる患者さん」を診たときに〜病歴と身体所見から診断にいたり、正しく治療するためのClinical Pearls』をやりました。
時間ぎゅうぎゅうで質問も多く、最後に私が咳をしている原因(上の○○)の鑑別をしていただく予定だったのですが、割愛となりました。セミナーの内容を理解していただければ、しゃべっている様子から鑑別できたはずですが…。
ちょっとブログでは書けない、具体的商品名や裏話もご披露いたしました。これだけ知っていただければ、外来で「咳」を訴えられたときに一流の対応ができるってことで、かなりの自信作です。
呼吸器内科入局が決まったK先生に向けてみたいな話になってしまいましたが、本当は、他科に行く先生に、私からの最後のメッセージとしても聞いていただきたい話で、多くの先生方に聞いてもらえて良かったです。
本音を言えば、呼吸器内科医のいない施設の先生方にこそ、お聞き頂きたいところですが…ご希望があれば、出張セミナーをさせていただきます(笑)。
長男にうつされた感冒が、睡眠不足もあり、こじらせた形で○○となってしまいました。周りの皆さんにもうつしてしまった感があります。大変ご迷惑をおかけしました。
■13班ポリクリ
皆さん、意欲的に取り組んでいただき、ある程度胸部レントゲン写真読めるようになっていましたね。ちょっと上記のような次第で、ご心配をおかけしました。
■第6回卒後臨床研修イブニングセミナー『「咳がでる患者さん」を診たときに〜病歴と身体所見から診断にいたり、正しく治療するためのClinical Pearls』をやりました。
時間ぎゅうぎゅうで質問も多く、最後に私が咳をしている原因(上の○○)の鑑別をしていただく予定だったのですが、割愛となりました。セミナーの内容を理解していただければ、しゃべっている様子から鑑別できたはずですが…。
ちょっとブログでは書けない、具体的商品名や裏話もご披露いたしました。これだけ知っていただければ、外来で「咳」を訴えられたときに一流の対応ができるってことで、かなりの自信作です。
呼吸器内科入局が決まったK先生に向けてみたいな話になってしまいましたが、本当は、他科に行く先生に、私からの最後のメッセージとしても聞いていただきたい話で、多くの先生方に聞いてもらえて良かったです。
本音を言えば、呼吸器内科医のいない施設の先生方にこそ、お聞き頂きたいところですが…ご希望があれば、出張セミナーをさせていただきます(笑)。
posted by 長尾大志 at 23:08
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2012年10月15日
今日の活動報告・6回生卒業試験監督
6回生諸君と最後のお別れ?をしてきました。実際、これでお別れの人も多くて、こちらは何となく感傷的になるものです。が、学生さんはそれどころではないようで、皆さん真剣な面持ちでした。
まあ内容としては宣言したとおり、QBと過去問で大体いけたでしょう。
数問、ポリクリで話したことを覚えてるかなーと出題した問題と、ブログ見てる人はいるかなーと出題した問題がありました。
■19歳男性。突然右の胸痛を自覚し、来院した。胸部レントゲン写真を示す。(気胸)
この男性に関係のある可能性のある事項をすべて選べ。
a. 肺好酸球性肉芽腫症
b. 嵐
c. 肺底部のブラ
d. マイコプラズマ感染
e. やせ型、高身長
これ、1カ所の引っかけにほとんどの人が引っかかっていましたよ。う〜む…。
■気胸のリスクファクターに関する説明のうち、誤っているのはどれか。
a やせ形男子は急速に身長が伸びる。
b 重喫煙者にブラが多発する。
c サックスを強く吹きすぎると気道内圧が急上昇する。
d ジャンボジェットが急上昇すると機内の気圧が急低下する。
e 嵐に気胸はつきものである。
これも名作問題と自画自賛しています。ポリクリでは必ず言ってることなんですけどねー。試験勉強だけでは対応できなかったかも。前問と選択肢がかぶっていたのもサービスか否か、ってところです。
■市中肺炎の原因菌としてのH.influenzae(インフルエンザ桿菌)において、近年問題となっている耐性菌のパターンはどれか。
a β-lactamase negative ampicillin sensitive:BLNAS
b β-lactamase negative ampicillin resistant:BLNAR
c β-lactamase positive ampicillin resistant:BLPAR
d β-lactamase positive amoxicillin/clavulanate resistant:BLPACR
e β-stimulant sensitive bronchial asthma:BSSBA
これは少し前の記事そのまま。まあでもできた人はほとんどいないだろう、と思っていましたが…。
まあ内容としては宣言したとおり、QBと過去問で大体いけたでしょう。
数問、ポリクリで話したことを覚えてるかなーと出題した問題と、ブログ見てる人はいるかなーと出題した問題がありました。
■19歳男性。突然右の胸痛を自覚し、来院した。胸部レントゲン写真を示す。(気胸)
この男性に関係のある可能性のある事項をすべて選べ。
a. 肺好酸球性肉芽腫症
b. 嵐
c. 肺底部のブラ
d. マイコプラズマ感染
e. やせ型、高身長
これ、1カ所の引っかけにほとんどの人が引っかかっていましたよ。う〜む…。
■気胸のリスクファクターに関する説明のうち、誤っているのはどれか。
a やせ形男子は急速に身長が伸びる。
b 重喫煙者にブラが多発する。
c サックスを強く吹きすぎると気道内圧が急上昇する。
d ジャンボジェットが急上昇すると機内の気圧が急低下する。
e 嵐に気胸はつきものである。
これも名作問題と自画自賛しています。ポリクリでは必ず言ってることなんですけどねー。試験勉強だけでは対応できなかったかも。前問と選択肢がかぶっていたのもサービスか否か、ってところです。
■市中肺炎の原因菌としてのH.influenzae(インフルエンザ桿菌)において、近年問題となっている耐性菌のパターンはどれか。
a β-lactamase negative ampicillin sensitive:BLNAS
b β-lactamase negative ampicillin resistant:BLNAR
c β-lactamase positive ampicillin resistant:BLPAR
d β-lactamase positive amoxicillin/clavulanate resistant:BLPACR
e β-stimulant sensitive bronchial asthma:BSSBA
これは少し前の記事そのまま。まあでもできた人はほとんどいないだろう、と思っていましたが…。
posted by 長尾大志 at 17:47
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2012年10月14日
昨日の活動報告
昨日もあちこち動き回りました。
■次女の幼稚園、入園面接
朝からこちら。別にお受験ではありません(苦笑)。ウチは上2人も同じところなので、先生もこちらをよくご存じで、落とされることはなかろうと信じてはいるのですが、それでも緊張するモノです。
子供との関わり、子供について、結局はブログに書いているようなことをベラベラしゃべってきました。10周年記念誌にも書きましたが、そもそもこちらの幼稚園で教えていただいた考え方ですので、先生も最後は「はいはい、そうですね」みたいな感じになっていた…ような気が(苦笑)。
■日本呼吸器学会近畿支部主催 呼吸器スキルアップセミナーin OSAKA 2012
『呼吸器感染症』主任講師
ここ最近勉強してきたことをぶちまけてきました。「実習を希望される」とのことだったので、途中でグループワークを入れてみましたが、どうもうまくいった感がありませんでした…まだまだ工夫が必要です。
参加者には研修医の先生方が多かったようですが、グループワークを通して、いろいろ見て回っていますと、肺炎ガイドラインの活用、といったあたりはまだまだのようで、ウチの研修医諸君、そしてウチの研修に自信が持てた1日となりました。
このような場に参加させていただく機会をいただきました東田先生、佐野先生、そして副主任講師としてお手伝いいただきました友田先生、田端先生、どうもありがとうございました。
セミナー終わりには、このブログを読んでくれているという方にサインを依頼されました(!)これからは、サインの練習もしなくては(嗚呼、勘違い…)。M君、これからも頑張ってください!
帰りには梅田大丸でスイーツを物色。

ティラミス、良かったですね〜。
■次女の幼稚園、入園面接
朝からこちら。別にお受験ではありません(苦笑)。ウチは上2人も同じところなので、先生もこちらをよくご存じで、落とされることはなかろうと信じてはいるのですが、それでも緊張するモノです。
子供との関わり、子供について、結局はブログに書いているようなことをベラベラしゃべってきました。10周年記念誌にも書きましたが、そもそもこちらの幼稚園で教えていただいた考え方ですので、先生も最後は「はいはい、そうですね」みたいな感じになっていた…ような気が(苦笑)。
■日本呼吸器学会近畿支部主催 呼吸器スキルアップセミナーin OSAKA 2012
『呼吸器感染症』主任講師
ここ最近勉強してきたことをぶちまけてきました。「実習を希望される」とのことだったので、途中でグループワークを入れてみましたが、どうもうまくいった感がありませんでした…まだまだ工夫が必要です。
参加者には研修医の先生方が多かったようですが、グループワークを通して、いろいろ見て回っていますと、肺炎ガイドラインの活用、といったあたりはまだまだのようで、ウチの研修医諸君、そしてウチの研修に自信が持てた1日となりました。
このような場に参加させていただく機会をいただきました東田先生、佐野先生、そして副主任講師としてお手伝いいただきました友田先生、田端先生、どうもありがとうございました。
セミナー終わりには、このブログを読んでくれているという方にサインを依頼されました(!)これからは、サインの練習もしなくては(嗚呼、勘違い…)。M君、これからも頑張ってください!
帰りには梅田大丸でスイーツを物色。
ティラミス、良かったですね〜。
posted by 長尾大志 at 15:54
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2012年10月13日
今週の活動報告
今週は先だっての告知通り、盛りだくさんの活動でした。
■院内の感染予防対策研修会にて、「基礎から学ぶ結核」講演
まだアンケートを見ていないのですが、知り合いの看護師さんからは、「役に立って良かった」と好評を得ていました。でも、少し意外だったのが、クラークさんが半数程度を占めておられたこと(後から考えると、スタッフ全員参加なので当たり前だったんですが)。
ちょっとクラークさんには難しかったのではないか、と反省しています。
あと、大きなハコで笑いを取るのはやっぱり難しい、とこれも反省(こんな反省はしなくていいか?)。
後日、参加できなかった研修医の先生方やレジデント向けに、改めて同じ内容で講義したら、3年目の先生が「曖昧なところがすっきりした」と言ってました。この辺でその感想だと、やっぱクラークさんには…。
■がん専門薬剤師研修講義「肺がんの化学療法」
最近結構毎年のようにご依頼をいただくのですが、ということは毎年聞いておられる薬剤師さんも多い、ということがプレッシャーになっているこの頃です。
今回は昨年から7割程度スライドを換えた…ということは、3割は同じモノなので、まあ本当に申し訳ない感じでございました。まあでも「好評なのでまた来年」と言っていただけている間はいいのでしょうか。
今日も活動で遅くなりましたので、今日の活動は明日に報告します。
■院内の感染予防対策研修会にて、「基礎から学ぶ結核」講演
まだアンケートを見ていないのですが、知り合いの看護師さんからは、「役に立って良かった」と好評を得ていました。でも、少し意外だったのが、クラークさんが半数程度を占めておられたこと(後から考えると、スタッフ全員参加なので当たり前だったんですが)。
ちょっとクラークさんには難しかったのではないか、と反省しています。
あと、大きなハコで笑いを取るのはやっぱり難しい、とこれも反省(こんな反省はしなくていいか?)。
後日、参加できなかった研修医の先生方やレジデント向けに、改めて同じ内容で講義したら、3年目の先生が「曖昧なところがすっきりした」と言ってました。この辺でその感想だと、やっぱクラークさんには…。
■がん専門薬剤師研修講義「肺がんの化学療法」
最近結構毎年のようにご依頼をいただくのですが、ということは毎年聞いておられる薬剤師さんも多い、ということがプレッシャーになっているこの頃です。
今回は昨年から7割程度スライドを換えた…ということは、3割は同じモノなので、まあ本当に申し訳ない感じでございました。まあでも「好評なのでまた来年」と言っていただけている間はいいのでしょうか。
今日も活動で遅くなりましたので、今日の活動は明日に報告します。
posted by 長尾大志 at 23:57
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| 活動報告
2012年10月07日
昨日の活動報告
10月はとにかく「会」が多くて大変ですね。季節がよくなると途端にうじゃうじゃ企画されるようで、同じ日にいくつもの会が企画されています。
以前にも書きましたが、同じような主旨のものは共催するとか、統廃合するとかもう少し参加する側に配慮してほしいものです。
ということで昨日は、長女の幼稚園、運動会でした(笑)。こちらは統廃合できないでしょうね〜。長男の小学校とは1週間ずれていて良かったです。
運動会の後、すぐに長男とスポーツクラブ、帰宅後すぐに滋賀耐性菌研究会に出て、さらに長男のサッカー送迎と、1日中走り回っていました。
■滋賀耐性菌研究会
というわけで、上記の研究会に出席してきました。スケジュールがあまりにもタイトであったため、参加を見合わせようかとも思ったのですが、タイトルが魅力的だったもので…。
「抗菌薬適正使用再考〜ガイド、ガイドラインの行間を読む」
empiric治療をすべき場面とすべきでない場面、特にFNとVAPのガイドラインを読み解いていただきました。
治療に反応しない場合の考え方、血液培養の陽性率、PCTの意義、MRSA治療薬について等、ガイドラインの裏付けとなるデータを紹介いただきました。知識の整理ができて良かったです。
また、ク○ビット大好きF先生が、「○ラビットの使いすぎが良くないなーってよくわかりました。」と言ってましたが、これが一番の収穫かもしれません…。
以前にも書きましたが、同じような主旨のものは共催するとか、統廃合するとかもう少し参加する側に配慮してほしいものです。
ということで昨日は、長女の幼稚園、運動会でした(笑)。こちらは統廃合できないでしょうね〜。長男の小学校とは1週間ずれていて良かったです。
運動会の後、すぐに長男とスポーツクラブ、帰宅後すぐに滋賀耐性菌研究会に出て、さらに長男のサッカー送迎と、1日中走り回っていました。
■滋賀耐性菌研究会
というわけで、上記の研究会に出席してきました。スケジュールがあまりにもタイトであったため、参加を見合わせようかとも思ったのですが、タイトルが魅力的だったもので…。
「抗菌薬適正使用再考〜ガイド、ガイドラインの行間を読む」
empiric治療をすべき場面とすべきでない場面、特にFNとVAPのガイドラインを読み解いていただきました。
治療に反応しない場合の考え方、血液培養の陽性率、PCTの意義、MRSA治療薬について等、ガイドラインの裏付けとなるデータを紹介いただきました。知識の整理ができて良かったです。
また、ク○ビット大好きF先生が、「○ラビットの使いすぎが良くないなーってよくわかりました。」と言ってましたが、これが一番の収穫かもしれません…。
posted by 長尾大志 at 23:44
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2012年10月06日
今週の活動報告
■ポリクリ12班終了
最後の最後にわかったのですが、お菓子談義のできる、呼吸器内科にスカウトしたい学生さんがおられました。アドバンスコースへの参加表明もされていまして、CBTの得点を気にしておられましたが…なんとかならんもんか、また検討したいと思います。
■研修医の先生向け肺炎講座
来週の『呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012』の前哨戦をやってみました。
結構盛り上がってよかったです。
さてその『呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012』ですが、まだ若干席に余裕があるようですので告知しておきます。
会名称:呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012
日 時:平成24年10月13日(土) 14:00〜17:30
会 場:大日本住友製薬株式会社 大阪本社7F
各線『淀屋橋駅』・『北浜駅』から徒歩5〜10分
http://www.ds-pharma.co.jp/profile/office/head.html
対 象:前期・後期研修医および医学生(5、6年生)、
産休・育休から復帰する医師
参加費:無料
申込先:近畿支部事務局にメールしてください。
jrskinki@adfukuda.jp
詳細ページ→
http://plaza.umin.ac.jp/~kinki/forum.html
■CPCで臨床側経過説明を行いました。
以前学内向けの告知でもご紹介した、「腸重積、消化管出血、高ビリルビン血症といった多彩な消化器症状を呈した肺多型癌の一例」臨床側経過説明を行いました。
残念ながら当時(2年前)の担当医が2名とも武者修行にでておりまして、あまり当時の事情を知らない私が経過説明をしたものですから、ちょっとモタモタしましたね。最後は、高ビリルビン血症の鑑別が問題となりました。来られた方はよい勉強となったのではないでしょうか。
■とある出版社からの監修依頼
まだ公にしてよいかどうかわかりませんので名前を伏せますが、とあるベストセラー書籍の監修依頼を頂きました。なんで私に…?と思いますと、国試終了後の学生さんに「他大学の学生に勧めたい、教え方の上手な医師」アンケートを採ったところ、ウチの学生さんから私の名前が多く出たそうです…。
何だかとってもうれしかったです。
最後の最後にわかったのですが、お菓子談義のできる、呼吸器内科にスカウトしたい学生さんがおられました。アドバンスコースへの参加表明もされていまして、CBTの得点を気にしておられましたが…なんとかならんもんか、また検討したいと思います。
■研修医の先生向け肺炎講座
来週の『呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012』の前哨戦をやってみました。
結構盛り上がってよかったです。
さてその『呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012』ですが、まだ若干席に余裕があるようですので告知しておきます。
会名称:呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012
日 時:平成24年10月13日(土) 14:00〜17:30
会 場:大日本住友製薬株式会社 大阪本社7F
各線『淀屋橋駅』・『北浜駅』から徒歩5〜10分
http://www.ds-pharma.co.jp/profile/office/head.html
対 象:前期・後期研修医および医学生(5、6年生)、
産休・育休から復帰する医師
参加費:無料
申込先:近畿支部事務局にメールしてください。
jrskinki@adfukuda.jp
詳細ページ→
http://plaza.umin.ac.jp/~kinki/forum.html
■CPCで臨床側経過説明を行いました。
以前学内向けの告知でもご紹介した、「腸重積、消化管出血、高ビリルビン血症といった多彩な消化器症状を呈した肺多型癌の一例」臨床側経過説明を行いました。
残念ながら当時(2年前)の担当医が2名とも武者修行にでておりまして、あまり当時の事情を知らない私が経過説明をしたものですから、ちょっとモタモタしましたね。最後は、高ビリルビン血症の鑑別が問題となりました。来られた方はよい勉強となったのではないでしょうか。
■とある出版社からの監修依頼
まだ公にしてよいかどうかわかりませんので名前を伏せますが、とあるベストセラー書籍の監修依頼を頂きました。なんで私に…?と思いますと、国試終了後の学生さんに「他大学の学生に勧めたい、教え方の上手な医師」アンケートを採ったところ、ウチの学生さんから私の名前が多く出たそうです…。
何だかとってもうれしかったです。
posted by 長尾大志 at 23:52
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2012年09月30日
院内向け告知
10月は学内での講演等行事多数につき、一気に告知します。
- 10月3日(水)CPC「腸重積、消化管出血、高ビリルビン血症といった多彩な消化器症状を呈した肺多型癌の一例」
ある意味、衝撃映像をご覧ください。 - 10月10日(水)院内感染対策勉強会「結核の基礎」
40分で、結核の基礎知識を放り込みます。もう「結核のことがよくわかりません」とは言わせません。 - 10月12日(金) がん専門薬剤師研修講義「肺がんの化学療法」
薬剤師さん向け。基本事項と一応最新のトピックを紹介します。 - 10月13日(土) 呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012
これは学外向け。事前参加申込締切が10月4日(木)まで延長されました…ってことは、申し込みが少ないのかな。まあ少ない方がグループワークを濃厚にできるから私としてはいいんですけど。 - 10月15日(月)6回生卒業試験監督
もう問題はできてます。40問一本勝負。QBと過去問。ブログを読んでるとトクするかも。 - 10月19日(金)医師臨床教育センター主催イブニングセミナー「『咳がでる患者さん』を診たときに〜病歴と身体所見から診断にいたり、正しく治療するためのClinical Pearls」
ハッキリ言って1人5000円頂きたいくらい価値のある内容ですが、タダです。
たぶんこの内容で、後期レジデント諸君は自信を持って呼吸器外来ができるでしょう。後期レジデント諸君からは5000円ずつもらおうかな…(笑)。
posted by 長尾大志 at 18:01
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2012年09月29日
今週の活動報告
■O先生送別会兼K先生歓迎会
石山の不思議なイタリアンにて。O先生は1ヶ月半の滞在ですが、結構レントゲンは読めるようになったし、鑑別のたて方なんかも(自分では気づかれていないかもですが)しっかりされてきたように思います。これからも頑張ってください。
K先生は、春にできなかった感染症の修練をしっかりやっていきましょう。勉強するのが待ち遠しい?ようで、心強い限りです。
■がん専門薬剤師育成セミナー
本日、滋賀県病院薬剤師会がん専門薬剤師育成セミナーにアドバイザーとして参加しました。他施設の薬剤師さんのお話しを聞く機会はなかなかないので、いろいろと参考になりました。
思ったこととしては…
特に若い先生は普段薬剤師さんと接する機会が少ないと思うのですが、薬剤師さんの薬剤知識はやっぱりスゴイので、日常的にカンファとかでいろいろ教えてもらえる機会があるといいのに、ということ。ウチの薬剤部も「人手不足」で時間がない、と言っておられるため、なかなか実現は難しいかもしれませんが…。
あと、呼吸器内科のいない施設の実態をいろいろ聞いて、やっぱりこれは大変だ、という思いを強くしました。具体的なことはとてもここでは書けませんが…早く常勤医を派遣できる体制にしたいものです。
石山の不思議なイタリアンにて。O先生は1ヶ月半の滞在ですが、結構レントゲンは読めるようになったし、鑑別のたて方なんかも(自分では気づかれていないかもですが)しっかりされてきたように思います。これからも頑張ってください。
K先生は、春にできなかった感染症の修練をしっかりやっていきましょう。勉強するのが待ち遠しい?ようで、心強い限りです。
■がん専門薬剤師育成セミナー
本日、滋賀県病院薬剤師会がん専門薬剤師育成セミナーにアドバイザーとして参加しました。他施設の薬剤師さんのお話しを聞く機会はなかなかないので、いろいろと参考になりました。
思ったこととしては…
特に若い先生は普段薬剤師さんと接する機会が少ないと思うのですが、薬剤師さんの薬剤知識はやっぱりスゴイので、日常的にカンファとかでいろいろ教えてもらえる機会があるといいのに、ということ。ウチの薬剤部も「人手不足」で時間がない、と言っておられるため、なかなか実現は難しいかもしれませんが…。
あと、呼吸器内科のいない施設の実態をいろいろ聞いて、やっぱりこれは大変だ、という思いを強くしました。具体的なことはとてもここでは書けませんが…早く常勤医を派遣できる体制にしたいものです。
posted by 長尾大志 at 23:56
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2012年09月22日
クラブハリエの会2012
前回の開催からずいぶん間が開いてしまいましたが、ようやく呼吸器内科恒例の、クラブハリエの会が開催されました。
最近ブログをご覧になった方々は、「なんでこんなことを記事にしているの?」と思われるかもしれませんが、呼吸器内科の重要な年中?行事なのです(の割には2年あいてしまっておりますが)。

手をつないで、仲良く入場。

1巡目〜。9月は秋特集。栗と芋が主役でした。

黙々と食する子供たち。

2巡目〜。10月は収穫祭で、おそらく葡萄三昧。また行きたいなー。

バームクーヘン焼きたてキターーーーーーーー

この行列…
今年はケーキをこよなく愛するK先生が主催・順番取りをしてくださいました。どうもありがとうございました。
最近ブログをご覧になった方々は、「なんでこんなことを記事にしているの?」と思われるかもしれませんが、呼吸器内科の重要な年中?行事なのです(の割には2年あいてしまっておりますが)。

手をつないで、仲良く入場。

1巡目〜。9月は秋特集。栗と芋が主役でした。

黙々と食する子供たち。

2巡目〜。10月は収穫祭で、おそらく葡萄三昧。また行きたいなー。

バームクーヘン焼きたてキターーーーーーーー

この行列…
今年はケーキをこよなく愛するK先生が主催・順番取りをしてくださいました。どうもありがとうございました。
posted by 長尾大志 at 14:10
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2012年09月15日
今週の活動報告・初期研修ドクターの病院見学と呼吸器スキルアップセミナー告知
■初期研修ドクターの病院見学
今週の月曜日、T君が、後期研修の進路相談と病院見学をかねて尋ねてきてくれました。
彼は本学の卒業生で、卒業後は市中病院であるT病院で初期研修(2年目)を行っておられます。幸い、呼吸器内科医が3人おられる環境で、呼吸器に関してもしっかりと研修を行っておられるようです。
彼とはポリクリのときになんやかんやお話をした記憶があるのですが、数年前の記憶をたどってみたとおり、まじめな好青年でした。いや、研修生活を経て、漲る自信がにじみ出てきているようにも見えました。
私は自分の経験からも(苦笑)、「学生のときに勉強していなかったけれど、何かに打ち込んでいた人は、卒業時の知識は少なくても研修でぐんと伸びる」と考えているのですが、まさにそんな感じで立派になられていました。
ある意味失礼やなー。でも、本人も認めていたのでいいでしょう。
まじめにコツコツやるタイプに見えるので、呼吸器向きだな−とは思いますが、色々悩んでおられるようで、一通りのウチの説明をして、雰囲気を見ていただいて、次の訪問先に旅立って行かれました。
こんな感じで、久しぶりに尋ねてきてくれるのはうれしいものです。特に初期で他病院に行かれた方は、進路で色々悩まれることもあろうかと思います。興味があれば、お話ししに来てください。
■呼吸器スキルアップセミナー告知
開催1ヶ月前ではございますが、日本呼吸器学会近畿支部主催の「呼吸器スキルアップセミナー 開催と参加募集のご案内」ができあがりましたので告知します。
以下、案内メールからの引用です。
今年度も大阪にて、支部主催『呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012』
を開催いたします。
このセミナーは、呼吸器内科の医師不足に伴い、呼吸器内科に興味を持つ研修医・
学生の育成および呼吸器内科の楽しさ・面白さの啓蒙を目的としております。
前期・後期研修医および医学生(5、6年生)と、産休・育休から復帰する医師を
対象に、実習形式にて行ないます。
参加は無料ですが、申込は事前登録の先着順となっておりますので、お早めのお
申し込みをおすすめいたします。
会名称:呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012
日 時:平成24年10月13日(土) 14:00〜17:30
会 場:大日本住友製薬株式会社 大阪本社7F
〒541-0045 大阪市中央区道修町2-6-8 TEL:06-6203-5321
各線『淀屋橋駅』・『北浜駅』から徒歩5〜10分
http://www.ds-pharma.co.jp/profile/office/head.html
定 員:120名(事前登録制)
対 象:前期・後期研修医および医学生(5、6年生)、
産休・育休から復帰する医師
参加費:無料
申込先:近畿支部事務局 jrskinki@adfukuda.jp
申込期限:9月24日(月)まで
プログラム:
セミナー1『胸部診察〜呼吸音聴診シミュレータ“ラング”を用いたスキルス・ラボ〜』
セミナー2『胸部画像読影(胸部X線、CT)』
セミナー3『呼吸器感染症』
詳細ページ→
http://plaza.umin.ac.jp/~kinki/forum.html
(引用ここまで)
このうち、セミナー3『呼吸器感染症』を担当します。準備、間に合うかな…。
今週の月曜日、T君が、後期研修の進路相談と病院見学をかねて尋ねてきてくれました。
彼は本学の卒業生で、卒業後は市中病院であるT病院で初期研修(2年目)を行っておられます。幸い、呼吸器内科医が3人おられる環境で、呼吸器に関してもしっかりと研修を行っておられるようです。
彼とはポリクリのときになんやかんやお話をした記憶があるのですが、数年前の記憶をたどってみたとおり、まじめな好青年でした。いや、研修生活を経て、漲る自信がにじみ出てきているようにも見えました。
私は自分の経験からも(苦笑)、「学生のときに勉強していなかったけれど、何かに打ち込んでいた人は、卒業時の知識は少なくても研修でぐんと伸びる」と考えているのですが、まさにそんな感じで立派になられていました。
ある意味失礼やなー。でも、本人も認めていたのでいいでしょう。
まじめにコツコツやるタイプに見えるので、呼吸器向きだな−とは思いますが、色々悩んでおられるようで、一通りのウチの説明をして、雰囲気を見ていただいて、次の訪問先に旅立って行かれました。
こんな感じで、久しぶりに尋ねてきてくれるのはうれしいものです。特に初期で他病院に行かれた方は、進路で色々悩まれることもあろうかと思います。興味があれば、お話ししに来てください。
■呼吸器スキルアップセミナー告知
開催1ヶ月前ではございますが、日本呼吸器学会近畿支部主催の「呼吸器スキルアップセミナー 開催と参加募集のご案内」ができあがりましたので告知します。
以下、案内メールからの引用です。
今年度も大阪にて、支部主催『呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012』
を開催いたします。
このセミナーは、呼吸器内科の医師不足に伴い、呼吸器内科に興味を持つ研修医・
学生の育成および呼吸器内科の楽しさ・面白さの啓蒙を目的としております。
前期・後期研修医および医学生(5、6年生)と、産休・育休から復帰する医師を
対象に、実習形式にて行ないます。
参加は無料ですが、申込は事前登録の先着順となっておりますので、お早めのお
申し込みをおすすめいたします。
会名称:呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012
日 時:平成24年10月13日(土) 14:00〜17:30
会 場:大日本住友製薬株式会社 大阪本社7F
〒541-0045 大阪市中央区道修町2-6-8 TEL:06-6203-5321
各線『淀屋橋駅』・『北浜駅』から徒歩5〜10分
http://www.ds-pharma.co.jp/profile/office/head.html
定 員:120名(事前登録制)
対 象:前期・後期研修医および医学生(5、6年生)、
産休・育休から復帰する医師
参加費:無料
申込先:近畿支部事務局 jrskinki@adfukuda.jp
申込期限:9月24日(月)まで
プログラム:
セミナー1『胸部診察〜呼吸音聴診シミュレータ“ラング”を用いたスキルス・ラボ〜』
セミナー2『胸部画像読影(胸部X線、CT)』
セミナー3『呼吸器感染症』
詳細ページ→
http://plaza.umin.ac.jp/~kinki/forum.html
(引用ここまで)
このうち、セミナー3『呼吸器感染症』を担当します。準備、間に合うかな…。
posted by 長尾大志 at 15:02
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| 活動報告
2012年09月03日
告知・呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012
10月13日(土)に、呼吸器学会主催の「呼吸器スキルアップセミナー in OSAKA 2012」が開催される予定です。対象は前期・後期研修医および医学生(5、6年生)さん、それに育児休暇・産前産後休業から復帰する医師、となっています。
プログラムは以下の通りで、1つのテーマあたり1時間、計3時間のコースとなります。
『胸部診察 〜イチロー君を用いたスキルス・ラボ〜』
『胸部画像読影(胸部X線、CT)』
『呼吸器感染症』
このうち、『呼吸器感染症』のクラスで、講師をさせていただくことになりました。
前半20分程度で肺炎と抗菌薬について簡潔にお話しして、後半で症例問題を、グループに別れてやっていただこうと思っています。
今サラッと、「前半20分程度で肺炎と抗菌薬について簡潔にお話しして」と書きましたが、ガイドラインの解説をするにしても、ガイドラインは成人だけでも(市中肺炎、院内肺炎、医療・介護関連肺炎)3つありますから、それだけで1時間以上かかってしまいます。
今回のプログラム、目的は、「正しく抗菌薬を選択するための、基本的な考え方」を身につけていただくことですので、ただガイドラインをなぞるのではなく、肺炎(感染症)治療のキモとも言うべき部分を抽出してお伝えしようと思いました。
すなわち、「およその臨床的状況から原因微生物を推測し、それによって抗菌薬を選択できる目安」とも言うべき考え方であります。
ガイドラインが3つもできた理由は、菌が入ってくる「場」が異なるから。その「場」によって、入ってくる菌と患者さんの状態が異なる。それによって抗菌薬の選択が変わる。
多少無理やりですが、とにかく一つ、きっちりした考え方を身につけましょう。自分の整理のため、明日からこちらでも取り上げていこうと思います。
プログラムは以下の通りで、1つのテーマあたり1時間、計3時間のコースとなります。
『胸部診察 〜イチロー君を用いたスキルス・ラボ〜』
『胸部画像読影(胸部X線、CT)』
『呼吸器感染症』
このうち、『呼吸器感染症』のクラスで、講師をさせていただくことになりました。
前半20分程度で肺炎と抗菌薬について簡潔にお話しして、後半で症例問題を、グループに別れてやっていただこうと思っています。
今サラッと、「前半20分程度で肺炎と抗菌薬について簡潔にお話しして」と書きましたが、ガイドラインの解説をするにしても、ガイドラインは成人だけでも(市中肺炎、院内肺炎、医療・介護関連肺炎)3つありますから、それだけで1時間以上かかってしまいます。
今回のプログラム、目的は、「正しく抗菌薬を選択するための、基本的な考え方」を身につけていただくことですので、ただガイドラインをなぞるのではなく、肺炎(感染症)治療のキモとも言うべき部分を抽出してお伝えしようと思いました。
すなわち、「およその臨床的状況から原因微生物を推測し、それによって抗菌薬を選択できる目安」とも言うべき考え方であります。
ガイドラインが3つもできた理由は、菌が入ってくる「場」が異なるから。その「場」によって、入ってくる菌と患者さんの状態が異なる。それによって抗菌薬の選択が変わる。
多少無理やりですが、とにかく一つ、きっちりした考え方を身につけましょう。自分の整理のため、明日からこちらでも取り上げていこうと思います。
posted by 長尾大志 at 19:05
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| 活動報告
2012年09月02日
今週の活動報告・医師臨床教育センター運営会議に参加して〜「幸せの青い鳥」はどこにいるのか。
先日、医師臨床教育センター運営会議に参加してきました。
そこでの議題は、「卒業生が滋賀医大に残らないこと」。
まあ、今に始まったことではないのですが…。
この手の話になったときに、頭の中に浮かぶのは、メーテルリンクの『青い鳥』です。
チルチルとミチルは、幸福をもたらすという青い鳥を求めて色々な国へ行きます。しかし、あちこち探し回っても、結局青い鳥を見つけることが出来ませんでした。童話では家の鳥かごにいた、という結末で、幸せというのはそういうものだ、みたいな解説で語られることが多いようです。
以前に取り上げた「選択の科学」でも、封建的な、選択の余地がない社会(イスラム文化圏とか)で生きている人の方が、信条に迷いがなく、幸福度が高いのに対し、自由すぎる社会(アメリカとか)で生きている人は幸福度が低い、という調査がありました。
私たちの頃は卒業したら何となく母校のどこかの医局に所属し、教授のいうがままに赴任して…というのがおきまりのコース。特に疑問もなく、行った先々で全力投球してきたら、充実の日々と患者さんやともに働く方々からの信頼が得られた、ということが普通でした。
私なんぞ、選択の自由があったらどうなっていたかはさっぱりわかりませんが、ともかく今の学生さん、若い先生方には有り余る自由があることは確かであり、迷いに迷っている姿を見るにつけ、大変だなーと思うわけです。
「選択の科学」によると、複数の選択肢がある場合、周りからどう見られるか、というのも選択を大いに左右する、とされていて、特にFacebookなど、知り合いからどう見られるかのfeedbackが得られやすい昨今では、自分の選択が周りにどう写るか、意識しない方が不自然でしょう。
いきおい、「安易な選択」と見られる「母校への就職」は、避けられる傾向になってくる…というのが、私の一つの仮説です。
だとすると、方策としては、「母校を選ぶ」という選択が、「あいつやるなー」とか、「すげーな」と思われるような、すげー研修をする、ということになるわけで。
今以上に、もっともっと頑張っていかねばなりません。
医師臨床教育センター運営会議では、話の流れは違いますが、なんか結論として、「アドバンスコースを頑張ってください」みたいなことになったのですが…。
アドバンスコースは頑張ってるんですけどねー。
明日は学生さんの声を紹介しましょう。
そこでの議題は、「卒業生が滋賀医大に残らないこと」。
まあ、今に始まったことではないのですが…。
この手の話になったときに、頭の中に浮かぶのは、メーテルリンクの『青い鳥』です。
チルチルとミチルは、幸福をもたらすという青い鳥を求めて色々な国へ行きます。しかし、あちこち探し回っても、結局青い鳥を見つけることが出来ませんでした。童話では家の鳥かごにいた、という結末で、幸せというのはそういうものだ、みたいな解説で語られることが多いようです。
以前に取り上げた「選択の科学」でも、封建的な、選択の余地がない社会(イスラム文化圏とか)で生きている人の方が、信条に迷いがなく、幸福度が高いのに対し、自由すぎる社会(アメリカとか)で生きている人は幸福度が低い、という調査がありました。
私たちの頃は卒業したら何となく母校のどこかの医局に所属し、教授のいうがままに赴任して…というのがおきまりのコース。特に疑問もなく、行った先々で全力投球してきたら、充実の日々と患者さんやともに働く方々からの信頼が得られた、ということが普通でした。
私なんぞ、選択の自由があったらどうなっていたかはさっぱりわかりませんが、ともかく今の学生さん、若い先生方には有り余る自由があることは確かであり、迷いに迷っている姿を見るにつけ、大変だなーと思うわけです。
「選択の科学」によると、複数の選択肢がある場合、周りからどう見られるか、というのも選択を大いに左右する、とされていて、特にFacebookなど、知り合いからどう見られるかのfeedbackが得られやすい昨今では、自分の選択が周りにどう写るか、意識しない方が不自然でしょう。
いきおい、「安易な選択」と見られる「母校への就職」は、避けられる傾向になってくる…というのが、私の一つの仮説です。
だとすると、方策としては、「母校を選ぶ」という選択が、「あいつやるなー」とか、「すげーな」と思われるような、すげー研修をする、ということになるわけで。
今以上に、もっともっと頑張っていかねばなりません。
医師臨床教育センター運営会議では、話の流れは違いますが、なんか結論として、「アドバンスコースを頑張ってください」みたいなことになったのですが…。
アドバンスコースは頑張ってるんですけどねー。
明日は学生さんの声を紹介しましょう。
posted by 長尾大志 at 00:06
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| 活動報告
2012年08月30日
活動報告・T先生による日本内科学会近畿地方会予演「可溶性IL-2Rが著明高値を来したサイトメガロウイルス腸炎の一例」
今週は予演が2題。T先生は1年目のローテーターですが、ウチをまわった当時わずか1ヶ月で病歴聴取や論理的思考に長足の進歩を遂げられ、将来が楽しみな人材です。
症例は80歳代の男性で、間質性肺炎との診断でステロイド治療を受けていたところ、38℃台の発熱、食欲不振、全身倦怠感を認めたためにLVFX内服処方されました。しかしその後も微熱が続き、水様便と39.5℃の高熱を認めたために入院となった、という経過です。
身体所見では口腔カンジダがワンサカ。
検査所見では血球の減少。低ナトリウム血症。CRPの上昇。
症状と所見から、日和見感染、特にCMV感染を疑いましてガンシクロビルを開始しました。
C7-HRPも高値であり、内視鏡検査上も腸炎所見あり、CMV腸炎の診断はよさそうだ、となったのですが…発熱が続く。38℃以上がずっと続いたわけです。
そこで色々検査をしてみると…sIL-2Rがどエラく高い。ナゼ?どうして?
…ネタバレはなしにしておきますが、興味のある方は9月8日(土)京都テルサで行われる、日本内科学会近畿地方会にご参加ください。
最初は、はじめての発表にありがちな微調整や、大筋の迷走?があったのですが、じっくり時間をかけて、スライドはみるみる体裁が整ってきました。
T先生、あと少しです、頑張ってください!
症例は80歳代の男性で、間質性肺炎との診断でステロイド治療を受けていたところ、38℃台の発熱、食欲不振、全身倦怠感を認めたためにLVFX内服処方されました。しかしその後も微熱が続き、水様便と39.5℃の高熱を認めたために入院となった、という経過です。
身体所見では口腔カンジダがワンサカ。
検査所見では血球の減少。低ナトリウム血症。CRPの上昇。
症状と所見から、日和見感染、特にCMV感染を疑いましてガンシクロビルを開始しました。
C7-HRPも高値であり、内視鏡検査上も腸炎所見あり、CMV腸炎の診断はよさそうだ、となったのですが…発熱が続く。38℃以上がずっと続いたわけです。
そこで色々検査をしてみると…sIL-2Rがどエラく高い。ナゼ?どうして?
…ネタバレはなしにしておきますが、興味のある方は9月8日(土)京都テルサで行われる、日本内科学会近畿地方会にご参加ください。
最初は、はじめての発表にありがちな微調整や、大筋の迷走?があったのですが、じっくり時間をかけて、スライドはみるみる体裁が整ってきました。
T先生、あと少しです、頑張ってください!
posted by 長尾大志 at 18:46
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| 活動報告
2012年08月25日
「外来で診る咳患者さんの対応ー特にCOPDの診断・治療までー」講演を行いました。
今日は先日来告知しておりました、守山野洲医師会学術講演会にて、
「外来で診る咳患者さんの対応ー特にCOPDの診断・治療までー」のお話をして参りました。
具体的な投薬のことや、咳喘息、COPDの診断に至るまで、かなり欲張った内容でしたが、何とか時間を大幅に超えずに済みました。
いろいろ考えた結果の内容でしたが、その後の質疑応答では多くのご質問をいただき、なんとか皆さんに関心を持っていただけたようで、安堵いたしました。
咳喘息の概念から、咳喘息の患者さんに吸入ステロイドを投与する際、病名をどうするか、慢性喘息でHOTを行う方はCOPDと考えていいのか、などというきわめて現実的な問題まで、多様なご質問をいただき、先生方がお困りの事柄がよくわかりました。
その後医師会の納涼会にお誘いをいただいたのですが、お席が…講師の方用のお席、つまり、上座も上座、周囲は医師会長の先生や院長先生ばかりという、あまりにも場違いなお席で、なかなかしびれる体験をさせていただきました。
守山、野洲は近いようで普段はそうそう交流の機会もなく(特に専門違いの先生方は)、久しぶりにお目にかかる先生方と、懐かしくお話ができたのがよかったです。
「外来で診る咳患者さんの対応ー特にCOPDの診断・治療までー」のお話をして参りました。
具体的な投薬のことや、咳喘息、COPDの診断に至るまで、かなり欲張った内容でしたが、何とか時間を大幅に超えずに済みました。
いろいろ考えた結果の内容でしたが、その後の質疑応答では多くのご質問をいただき、なんとか皆さんに関心を持っていただけたようで、安堵いたしました。
咳喘息の概念から、咳喘息の患者さんに吸入ステロイドを投与する際、病名をどうするか、慢性喘息でHOTを行う方はCOPDと考えていいのか、などというきわめて現実的な問題まで、多様なご質問をいただき、先生方がお困りの事柄がよくわかりました。
その後医師会の納涼会にお誘いをいただいたのですが、お席が…講師の方用のお席、つまり、上座も上座、周囲は医師会長の先生や院長先生ばかりという、あまりにも場違いなお席で、なかなかしびれる体験をさせていただきました。
守山、野洲は近いようで普段はそうそう交流の機会もなく(特に専門違いの先生方は)、久しぶりにお目にかかる先生方と、懐かしくお話ができたのがよかったです。
posted by 長尾大志 at 23:01
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2012年08月24日
守山野洲医師会学術講演会「外来で診る咳患者さんの対応ー特にCOPDの診断・治療までー」
というわけで、意外に?早く再開です。最近は休み中の活動報告をfacebookでするようになったため、こちらは早速本文へ参りましょう。
明日「守山野洲医師会学術講演会」でお話をさせて頂きます。
以前にも書きましたが、今回は渾身のネタ、「外来で診る咳患者さんの対応ー特にCOPDの診断・治療までー」であります。医師会でのお話、となりますと、多くの一般医家、家庭医の先生方が聴きに来られているため、内容をどうするか、いつも悩みます。
あまり専門的すぎて、聴衆の先生方が睡眠に誘われてもいかがなものか。
平易すぎて、「面白くない」と思われても困る。
色々と考えた結果、咳というcommonな症状、診療所への受診理由のトップとなる、一般医家の先生方でも遭遇する確率の高い症状に対して、どのように考え、どのような薬を使うべきか、というかなり実践的な内容となっております。
このブログでも以前に、咳の鑑別に関しては触れていますが、もう一歩、投薬、患者さんへの説明などについても踏み込んで申し上げます。
こう見えてもブログでは、あまり特定の薬剤を持ち上げたり、貶したりということがないよう配慮しているのです。でも、ライブでは遠慮なく、つっこんだお話をさせて頂きます。
あと、10月にまた教育に関することをさせて頂く予定があります。詳細が決まりましたら、また告知させて頂きます。
明日「守山野洲医師会学術講演会」でお話をさせて頂きます。
以前にも書きましたが、今回は渾身のネタ、「外来で診る咳患者さんの対応ー特にCOPDの診断・治療までー」であります。医師会でのお話、となりますと、多くの一般医家、家庭医の先生方が聴きに来られているため、内容をどうするか、いつも悩みます。
あまり専門的すぎて、聴衆の先生方が睡眠に誘われてもいかがなものか。
平易すぎて、「面白くない」と思われても困る。
色々と考えた結果、咳というcommonな症状、診療所への受診理由のトップとなる、一般医家の先生方でも遭遇する確率の高い症状に対して、どのように考え、どのような薬を使うべきか、というかなり実践的な内容となっております。
このブログでも以前に、咳の鑑別に関しては触れていますが、もう一歩、投薬、患者さんへの説明などについても踏み込んで申し上げます。
こう見えてもブログでは、あまり特定の薬剤を持ち上げたり、貶したりということがないよう配慮しているのです。でも、ライブでは遠慮なく、つっこんだお話をさせて頂きます。
あと、10月にまた教育に関することをさせて頂く予定があります。詳細が決まりましたら、また告知させて頂きます。
posted by 長尾大志 at 12:48
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2012年08月18日
今週の活動報告まとめ
■ネーザルハイフローのお勉強
今既にデモして頂いているものとほとんど同じものですが、少し違う。輸入元?代理店?違いのデモがありました。いずれにしても、既に結構手放せなくなっている感はあり、どちらかを導入することになりそうです。
■H先生歓迎の宴
K病院におられるH先生が来年からウチに来られるかな、とのことで、病院見学と宴。なんとH先生は、平成17年卒、つまりH17カルテットと同級生。ということは、H17クインテットってことか…。同学年が多いと、心強いでしょうね−。
H先生、どうぞよろしくお願い申し上げます。
■ローテータ−お疲れさま 兼 O先生歓迎会
今回のローテータ−諸君は、これまでに回った科ではあまり重症症例を持ったことがなく、はじめて受け持って、結構大変だった、という声が多かったのですが、皆さん、しっかりとがんばっておられました。
結構ウチの PAFシステムのやり方にもフィットされ、ぐぐっと伸びてきておられていたので、是非2年目も回ってきて、実力をつけて頂かんことを願っております。
また、O先生は、昨年とは違って、ずいぶん色々なことがスムーズにできるはずですから、最初からトップギアで、どんどん何でもやっていきましょう。また、筋道立てて鑑別を考えるような症例を受け持てるといいんですけどね。
■Mステでもらい泣き
AKB48の前田敦子卒業特集、ということで、子供と見ていました。
「努力して努力して、精一杯手を伸ばした、その一ミリ先に成功がある」と、本当に想像もできないほどの努力をしてきて、成功をつかんだその人が、新たなステージに旅立つ。
これまでともに頑張ってきた仲間たちの涙に、もらい泣きでした。
若い人が努力する姿に弱いんです…。トシですなあ。
今既にデモして頂いているものとほとんど同じものですが、少し違う。輸入元?代理店?違いのデモがありました。いずれにしても、既に結構手放せなくなっている感はあり、どちらかを導入することになりそうです。
■H先生歓迎の宴
K病院におられるH先生が来年からウチに来られるかな、とのことで、病院見学と宴。なんとH先生は、平成17年卒、つまりH17カルテットと同級生。ということは、H17クインテットってことか…。同学年が多いと、心強いでしょうね−。
H先生、どうぞよろしくお願い申し上げます。
■ローテータ−お疲れさま 兼 O先生歓迎会
今回のローテータ−諸君は、これまでに回った科ではあまり重症症例を持ったことがなく、はじめて受け持って、結構大変だった、という声が多かったのですが、皆さん、しっかりとがんばっておられました。
結構ウチの PAFシステムのやり方にもフィットされ、ぐぐっと伸びてきておられていたので、是非2年目も回ってきて、実力をつけて頂かんことを願っております。
また、O先生は、昨年とは違って、ずいぶん色々なことがスムーズにできるはずですから、最初からトップギアで、どんどん何でもやっていきましょう。また、筋道立てて鑑別を考えるような症例を受け持てるといいんですけどね。
■Mステでもらい泣き
AKB48の前田敦子卒業特集、ということで、子供と見ていました。
「努力して努力して、精一杯手を伸ばした、その一ミリ先に成功がある」と、本当に想像もできないほどの努力をしてきて、成功をつかんだその人が、新たなステージに旅立つ。
これまでともに頑張ってきた仲間たちの涙に、もらい泣きでした。
若い人が努力する姿に弱いんです…。トシですなあ。
posted by 長尾大志 at 22:31
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2012年07月30日
病院見学の学生さんと
先週の土曜日は医師臨床教育センター主催による、他大学の医学科学生さんを対象とした「病院見学(卒後臨床研修説明会)」第2回目でした。
小児科と呼吸器内科を将来の進路に考えておられるという学生さんが来られまして、将来のこと、研修のことなどお話ししていると、総合的に何でも診られるようになりたい、という思いを強くもっておられるようでありました。
いろいろお話をしていて思ったのは、やはり小児科と呼吸器内科の相似性。
なんといっても外来で取り扱う疾患が、感染症とアレルギーという2大common diseaseなんですね。ICD(感染制御ドクター)の多くを呼吸器内科、小児科医が占め、アレルギー学会員も多い。そんなわけで、取り扱っている疾患にかなり重なっている点が多いことが、「大人の小児科」と言われる所以であります。
臨床的に多くの事象を診なければならない、という意味では、呼吸器内科は(呼吸器とは銘打ってありますが)小児科と変わるところはないわけです。だから小児科志望と呼吸器内科志望がカブるのでしょうね。
呼吸器内科が小児科と異なる点はなんといっても対象年齢。子供と毎日接していたければ小児科しかありません。まあ、子供よりもお母さんに接することの方が多いかもしれませんが…。呼吸器は逆に高齢の方が多い。
他に異なる点は、悪性疾患(癌)が多い、というところと、高齢者が多いため、病態が複雑になり、解釈に深い洞察が必要である、というあたりでしょうか。
あとまあ、この辺での開業されている先生の数は圧倒的に小児科が多いとか。これは歴史的に大学に呼吸器内科講座がなかったという歴史的背景があるため、やむを得ないところです。
…てな感じのお話をしていたら、あっという間に説明会は終わりました。U君、お疲れ様でした。
小児科と呼吸器内科を将来の進路に考えておられるという学生さんが来られまして、将来のこと、研修のことなどお話ししていると、総合的に何でも診られるようになりたい、という思いを強くもっておられるようでありました。
いろいろお話をしていて思ったのは、やはり小児科と呼吸器内科の相似性。
なんといっても外来で取り扱う疾患が、感染症とアレルギーという2大common diseaseなんですね。ICD(感染制御ドクター)の多くを呼吸器内科、小児科医が占め、アレルギー学会員も多い。そんなわけで、取り扱っている疾患にかなり重なっている点が多いことが、「大人の小児科」と言われる所以であります。
臨床的に多くの事象を診なければならない、という意味では、呼吸器内科は(呼吸器とは銘打ってありますが)小児科と変わるところはないわけです。だから小児科志望と呼吸器内科志望がカブるのでしょうね。
呼吸器内科が小児科と異なる点はなんといっても対象年齢。子供と毎日接していたければ小児科しかありません。まあ、子供よりもお母さんに接することの方が多いかもしれませんが…。呼吸器は逆に高齢の方が多い。
他に異なる点は、悪性疾患(癌)が多い、というところと、高齢者が多いため、病態が複雑になり、解釈に深い洞察が必要である、というあたりでしょうか。
あとまあ、この辺での開業されている先生の数は圧倒的に小児科が多いとか。これは歴史的に大学に呼吸器内科講座がなかったという歴史的背景があるため、やむを得ないところです。
…てな感じのお話をしていたら、あっという間に説明会は終わりました。U君、お疲れ様でした。
posted by 長尾大志 at 15:08
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2012年07月29日
告知2件・第10回滋賀呼吸循環器フォーラム・守山野洲医師会学術講演会
告知です。
1個目は次の週末にある「第10回滋賀呼吸循環器フォーラム」。
8月4日(土)15:00〜 琵琶湖ホテル 3F 瑠璃の間にて開催されます。私は呼吸器内科の一般演題、座長やります。
終了後は豪華食事による懇親会あり。参考までに(笑)、懇親会は18時頃から開始されます。
プログラム最新版(PDF)
http://www.shiga-med.ac.jp/~hqmed1/shiga_image/link/forum10.pdf
参加費は1000円ですが、研修医・学生さんは無料ですので、よければご飯を食べに来てください。
2つ目は「守山野洲医師会学術講演会」。
8月25日(土)17:00 〜 18:00、会場はラフォーレ琵琶湖の2階、中会議室にて。今回は渾身のネタ、「外来で診る咳患者さんの対応ー特にCOPDの診断・治療までー」をやります。10月のイブニングセミナー用に作ったネタですが、家庭医の先生方向けに、より実践的な内容としました。
こちらは詳細が決まったら再度告知します。
1個目は次の週末にある「第10回滋賀呼吸循環器フォーラム」。
8月4日(土)15:00〜 琵琶湖ホテル 3F 瑠璃の間にて開催されます。私は呼吸器内科の一般演題、座長やります。
終了後は豪華食事による懇親会あり。参考までに(笑)、懇親会は18時頃から開始されます。
プログラム最新版(PDF)
http://www.shiga-med.ac.jp/~hqmed1/shiga_image/link/forum10.pdf
参加費は1000円ですが、研修医・学生さんは無料ですので、よければご飯を食べに来てください。
2つ目は「守山野洲医師会学術講演会」。
8月25日(土)17:00 〜 18:00、会場はラフォーレ琵琶湖の2階、中会議室にて。今回は渾身のネタ、「外来で診る咳患者さんの対応ー特にCOPDの診断・治療までー」をやります。10月のイブニングセミナー用に作ったネタですが、家庭医の先生方向けに、より実践的な内容としました。
こちらは詳細が決まったら再度告知します。
posted by 長尾大志 at 19:49
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2012年07月28日
今週の活動報告まとめ
■プレセデックスのお勉強
色々な「縛り」が解けてきた、というタイミングで、プレセデックスのお勉強をしました。自分の理解では、以下のような特徴があるようです。
ということで、メーカーのオススメは
確かに、そういう感じがいいのかなと思います。
■看護師さん勉強会「肺炎・間質性肺炎」
この2つ、似たような名前ですが全然違う疾患であり、かなり盛りだくさんな内容になってしまいましたが、何とか1時間あまりに押し込みました。皆さん、ご苦労様でした。
■感染症セミナー参加
昨日は17時半からの感染症研修に引き続き、大澤先生(草加市立病院 健康管理課)による感染症セミナー『感染症の診断と治療』に参加しました。
バキ(の登場人物)やゴルゴが語る「感染症診療の美意識」は、決して特別なことをやるわけではなくて、ひたすら、基本に忠実に、やるべきことを抜かりなくしっかりやる、そういうメッセージが随所にちりばめられていました。
以前の内容よりかなりグレードアップされていましたね。さすがです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
■アドバンスポリクリ終了
年々体力の低下を実感する6週間でしたが、今年も無事にアドバンスをやりきりました。参加者にはおおむね好評なプログラムでしたが、来年はもう少し、新しいことにも挑戦したいですね。

ケーキを取り分ける女子力3人衆。いろいろと頑張ってください!
色々な「縛り」が解けてきた、というタイミングで、プレセデックスのお勉強をしました。自分の理解では、以下のような特徴があるようです。
- 導入には不向きである。ボーラス投与はできない(効果がない上に、血圧変動の副作用がある)。
- せん妄を起こしにくい。
- 麻薬様効果あり、麻薬節約効果がある。
- あまり深い鎮静は得られない。
- 腸管運動を阻害しない。
ということで、メーカーのオススメは
- NIPPVの補助鎮静に
- ドルミカムなどでせん妄が生じたときに。
- 抜管が近づいたときの補助鎮静として付加または切り替え、抜管に備える。
確かに、そういう感じがいいのかなと思います。
■看護師さん勉強会「肺炎・間質性肺炎」
この2つ、似たような名前ですが全然違う疾患であり、かなり盛りだくさんな内容になってしまいましたが、何とか1時間あまりに押し込みました。皆さん、ご苦労様でした。
■感染症セミナー参加
昨日は17時半からの感染症研修に引き続き、大澤先生(草加市立病院 健康管理課)による感染症セミナー『感染症の診断と治療』に参加しました。
バキ(の登場人物)やゴルゴが語る「感染症診療の美意識」は、決して特別なことをやるわけではなくて、ひたすら、基本に忠実に、やるべきことを抜かりなくしっかりやる、そういうメッセージが随所にちりばめられていました。
以前の内容よりかなりグレードアップされていましたね。さすがです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
■アドバンスポリクリ終了
年々体力の低下を実感する6週間でしたが、今年も無事にアドバンスをやりきりました。参加者にはおおむね好評なプログラムでしたが、来年はもう少し、新しいことにも挑戦したいですね。
ケーキを取り分ける女子力3人衆。いろいろと頑張ってください!
posted by 長尾大志 at 22:38
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2012年07月21日
病院見学の学生さんと
昨日は医師臨床教育センター主催による、他大学の医学科学生さんを対象とした「病院見学(卒後臨床研修説明会)」でした。
ちなみに第2回は: 平成24年 7月28日(土) 14:00〜16:00
詳しくは、
http://www.shiga-med.ac.jp/~kensyu/doc/syokikensyuu/briefing.html
滋賀医科大学医学部附属病院 医師臨床教育センターのHPにジャンプします。
滋賀の地で家庭医、を将来の選択肢として考えておられる学生さんが来られまして、心強い思いを持ちました。
将来のこと、研修のことなどお話ししていると、家庭医に必要な知識、考え方の多くは、まずは1〜2年目に呼吸器内科を回ることで養うことができるなあ、と再認識しました。
地域で家庭医をやるとなれば、高齢者が患者さんの多くを占めるわけで、common diseaseである心不全、COPD、上気道・下気道感染症を正しく診断し、正しく治療する能力が求められます。ココがおろそかになってはあきません。
加えて、身体所見、胸部レントゲン写真から情報をしっかりと拾い上げることのできる能力。はたまた、患者さんの人生、背景、性格などを理解して、きちんと看取ることができる力。
考えてみればこれらはどの分野に行くにしても大切な臨床能力の根幹とも言える力でしょう。そういう臨床力をベースに、さらに興味があれば呼吸器領域(感染症・アレルギー・腫瘍・変性疾患、呼吸管理などなど…)を極めていただくといいと思います。
てな感じのお話をして、あっという間に説明会は終わりました。K君、お疲れ様でした。
ちなみに第2回は: 平成24年 7月28日(土) 14:00〜16:00
詳しくは、
http://www.shiga-med.ac.jp/~kensyu/doc/syokikensyuu/briefing.html
滋賀医科大学医学部附属病院 医師臨床教育センターのHPにジャンプします。
滋賀の地で家庭医、を将来の選択肢として考えておられる学生さんが来られまして、心強い思いを持ちました。
将来のこと、研修のことなどお話ししていると、家庭医に必要な知識、考え方の多くは、まずは1〜2年目に呼吸器内科を回ることで養うことができるなあ、と再認識しました。
地域で家庭医をやるとなれば、高齢者が患者さんの多くを占めるわけで、common diseaseである心不全、COPD、上気道・下気道感染症を正しく診断し、正しく治療する能力が求められます。ココがおろそかになってはあきません。
加えて、身体所見、胸部レントゲン写真から情報をしっかりと拾い上げることのできる能力。はたまた、患者さんの人生、背景、性格などを理解して、きちんと看取ることができる力。
考えてみればこれらはどの分野に行くにしても大切な臨床能力の根幹とも言える力でしょう。そういう臨床力をベースに、さらに興味があれば呼吸器領域(感染症・アレルギー・腫瘍・変性疾患、呼吸管理などなど…)を極めていただくといいと思います。
てな感じのお話をして、あっという間に説明会は終わりました。K君、お疲れ様でした。
posted by 長尾大志 at 12:40
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2012年07月14日
「やさしイイ呼吸器教室」が月刊『KOKUTAI』8月号に掲載されました!
本日、7月14日発売の月刊『KOKUTAI』8月号で…、

このブログが紹介されました(嬉)!(^o^)/ パチパチパチパチ…

とってもいい感じで取り上げていただいています。「先生が毎日更新しているので(!)」と、いい意味でのプレッシャーもいただきました。これからも頑張ろう。
医学教育出版社のTさん、このたびはありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

このブログが紹介されました(嬉)!(^o^)/ パチパチパチパチ…

とってもいい感じで取り上げていただいています。「先生が毎日更新しているので(!)」と、いい意味でのプレッシャーもいただきました。これからも頑張ろう。
医学教育出版社のTさん、このたびはありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
posted by 長尾大志 at 12:24
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2012年06月30日
今週の活動報告まとめ
■アドバンスコースにて誕生日サプライズ
6月19日から5年生ポリクリと並行して進んでいるアドバンスコース(6年生)ですが、月曜日に全く前触れなく、誕生日サプライズをいただきました。忘れられない45歳誕生日になりました。
金曜日の「自己紹介プレゼン」も各人各様で、とても面白かったです。「理想の上司」に選んでいただいたりして光栄でした。
皆さん、あと4週間、よろしくお願いします。
■5年生ポリクリ7班終了
最近結構力を入れている「レントゲン読影」と「身体所見」の見方、おもしろさが伝わった、って感じの感想をいただきました。こちらもうれしかったです。
■看護師さん向け講義
3週間前の病棟1年目さん向け、「肺機能の基礎」に続き、1年目さん向け?、「人工呼吸の基礎」の講義をしました。とはいえ、人工呼吸を見たことがない1年目さんたちには、少し難しかったかもしれません。
むしろお姉さま方から、「勉強になった」というお声をいただきました。
■Chugai Lung Cancer Symposium in Shigaの予演
ウチの若大将、F先生が来週の金曜日、アバスチン14例をひっさげて発表されます。会のタイトルを見ても、メーカーの意向が色濃く反映されたものになっております。
■第79回日本呼吸器学会近畿地方会・第109回日本結核病学会近畿地方会参加
本日参加して参りました。色々と勉強になることが多かったので、また整理しようと思いますが、恒例の打ち上げ焼肉で先ほど帰宅となりましたので、詳しくは後日。
6月19日から5年生ポリクリと並行して進んでいるアドバンスコース(6年生)ですが、月曜日に全く前触れなく、誕生日サプライズをいただきました。忘れられない45歳誕生日になりました。
金曜日の「自己紹介プレゼン」も各人各様で、とても面白かったです。「理想の上司」に選んでいただいたりして光栄でした。
皆さん、あと4週間、よろしくお願いします。
■5年生ポリクリ7班終了
最近結構力を入れている「レントゲン読影」と「身体所見」の見方、おもしろさが伝わった、って感じの感想をいただきました。こちらもうれしかったです。
■看護師さん向け講義
3週間前の病棟1年目さん向け、「肺機能の基礎」に続き、1年目さん向け?、「人工呼吸の基礎」の講義をしました。とはいえ、人工呼吸を見たことがない1年目さんたちには、少し難しかったかもしれません。
むしろお姉さま方から、「勉強になった」というお声をいただきました。
■Chugai Lung Cancer Symposium in Shigaの予演
ウチの若大将、F先生が来週の金曜日、アバスチン14例をひっさげて発表されます。会のタイトルを見ても、メーカーの意向が色濃く反映されたものになっております。
■第79回日本呼吸器学会近畿地方会・第109回日本結核病学会近畿地方会参加
本日参加して参りました。色々と勉強になることが多かったので、また整理しようと思いますが、恒例の打ち上げ焼肉で先ほど帰宅となりましたので、詳しくは後日。
posted by 長尾大志 at 23:10
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2012年06月23日
今週の活動報告まとめ
■胸腔鏡の船出
経験者の人数もそろい、いよいよ内科胸腔鏡本格開始できそうです。
なぜか今、ウチは胸膜炎・膿胸流行りで、研修医の皆さんにとっては、鑑別診断のよい経験になっているでしょう。

■ネーザルハイフロー体験
鼻では5L/分まで、というこれまでの常識を覆す、高流量システムの体験をしました。
私も装着してみましたが、なるほど30L/分ぐらいは余裕です。これは期待できそう。
しかし、業者さんの説明というかプレゼンが酷く、ほとんどの参加者(研修医、レジデント諸君)は意味がわかっていない様子でした。
「やさしイイ呼吸器教室」のスライドを使えばいいのに。
■学内の合同医局説明会に参加
今年は全体に参加者が少なく、寂しいものでしたが、来られた6年生諸君には暑く、いや熱く説明をいたしました。
説明の骨子は、
・質の高い臨床医とは
・質の高い臨床医になるために、研修でやるべきこと
・学外研修と学内研修の本質的な差
だったのですが、未だに学生さんの聞きたい情報がよくわかりません。
以前、別のところで「グラム染色とde-escalationは教えてもらえますか。」と聞かれたことがあったんですが、そんなことは普通にやっていて、特に私は売りだとも思っていなかったのですが、どうもかなり学生さん的にはポイントが高いみたいです。
ハッキリ言って、そんなことよりも大切なことがあるのですが…。
今日は更新が早いですが、夜が明けたら、ネットが使えないところに旅立ちます。日曜日の夜帰宅、となりますので、明日の更新はお休み、とさせていただきます。毎日楽しみにしてくださっている方(おられるのでしょうか?)には申し訳ありませんが、あしからずご了承ください。
経験者の人数もそろい、いよいよ内科胸腔鏡本格開始できそうです。
なぜか今、ウチは胸膜炎・膿胸流行りで、研修医の皆さんにとっては、鑑別診断のよい経験になっているでしょう。
■ネーザルハイフロー体験
鼻では5L/分まで、というこれまでの常識を覆す、高流量システムの体験をしました。
私も装着してみましたが、なるほど30L/分ぐらいは余裕です。これは期待できそう。
しかし、業者さんの説明というかプレゼンが酷く、ほとんどの参加者(研修医、レジデント諸君)は意味がわかっていない様子でした。
「やさしイイ呼吸器教室」のスライドを使えばいいのに。
■学内の合同医局説明会に参加
今年は全体に参加者が少なく、寂しいものでしたが、来られた6年生諸君には暑く、いや熱く説明をいたしました。
説明の骨子は、
・質の高い臨床医とは
・質の高い臨床医になるために、研修でやるべきこと
・学外研修と学内研修の本質的な差
だったのですが、未だに学生さんの聞きたい情報がよくわかりません。
以前、別のところで「グラム染色とde-escalationは教えてもらえますか。」と聞かれたことがあったんですが、そんなことは普通にやっていて、特に私は売りだとも思っていなかったのですが、どうもかなり学生さん的にはポイントが高いみたいです。
ハッキリ言って、そんなことよりも大切なことがあるのですが…。
今日は更新が早いですが、夜が明けたら、ネットが使えないところに旅立ちます。日曜日の夜帰宅、となりますので、明日の更新はお休み、とさせていただきます。毎日楽しみにしてくださっている方(おられるのでしょうか?)には申し訳ありませんが、あしからずご了承ください。
posted by 長尾大志 at 00:27
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2012年06月16日
今週の活動報告まとめ
今週の活動報告まとめ
最近Facebookをやるようになって、活動報告はそっちで書くことが増えてきたのですが、やはりブログでも報告しておこうと思います。自分の行動を顧みる場にもなるかと。
■看護師さん向け講義
先週の病棟1年目さん向け、「肺機能の基礎」に続き、今週は内視鏡室スタッフに向けて、「気管支鏡とBAL、TBLB」の講義をしました。
この2つは昨年もやったんですが割と完成度が高く、今年は少しの手直しで大丈夫でした。いずれも好評でよかったです。
■ザーコリのお勉強
期待のALK阻害薬、クリゾチニブ(ザーコリ)のお勉強をしました。また遺伝子変異を調べる手間が増えますが、その効果、恩恵を考えれば、手間はやむを得ないでしょう。
しかし1日2cap使用で、1capで1万円越えとは、いかにも高いですね…。
■ポリクリ6班終了
2週間ご苦労様でした。結構皆さん頑張っていただきました。目標通り、結構胸部レントゲンは読めるようになってきていましたね。それにしても、%VCで120%をたたき出したSさんの肺力?はすばらしかったです。是非呼吸器内科に来てください(^o^)。
最近Facebookをやるようになって、活動報告はそっちで書くことが増えてきたのですが、やはりブログでも報告しておこうと思います。自分の行動を顧みる場にもなるかと。
■看護師さん向け講義
先週の病棟1年目さん向け、「肺機能の基礎」に続き、今週は内視鏡室スタッフに向けて、「気管支鏡とBAL、TBLB」の講義をしました。
この2つは昨年もやったんですが割と完成度が高く、今年は少しの手直しで大丈夫でした。いずれも好評でよかったです。
■ザーコリのお勉強
期待のALK阻害薬、クリゾチニブ(ザーコリ)のお勉強をしました。また遺伝子変異を調べる手間が増えますが、その効果、恩恵を考えれば、手間はやむを得ないでしょう。
しかし1日2cap使用で、1capで1万円越えとは、いかにも高いですね…。
■ポリクリ6班終了
2週間ご苦労様でした。結構皆さん頑張っていただきました。目標通り、結構胸部レントゲンは読めるようになってきていましたね。それにしても、%VCで120%をたたき出したSさんの肺力?はすばらしかったです。是非呼吸器内科に来てください(^o^)。
posted by 長尾大志 at 22:29
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2012年04月21日
日本呼吸器学会総会に行ってきました。
この時期、毎週のように総会があるのですが、今年は京都、神戸と関西でやっていただき、助かっています。
今日は神戸にて。
先週に引き続き、とんぼ返りとなりましたが…。
薬剤性肺障害の手引きに関してのガイドラインセッションを聴講。それに、最近症例が多く、気になっていた肺胞出血のコーナーを中心に、急ぎ足でポスターを見て回りました。
まあ、何というか…診断・治療などについて、うちのカンファレンスをくぐり抜けた先生は、結構自信を持っていいと思います。
帰りにケーキ屋さんの前を通りがかり…
おいしそう!!

思わずお買いあげ。んまい!
やっぱり神戸はいいな〜。
「○○しとう〜」という懐かしいフレーズも耳に心地よく、
しばらく住んでみたいな〜とか、ちょっと思いましたね。
今日は神戸にて。
先週に引き続き、とんぼ返りとなりましたが…。
薬剤性肺障害の手引きに関してのガイドラインセッションを聴講。それに、最近症例が多く、気になっていた肺胞出血のコーナーを中心に、急ぎ足でポスターを見て回りました。
まあ、何というか…診断・治療などについて、うちのカンファレンスをくぐり抜けた先生は、結構自信を持っていいと思います。
帰りにケーキ屋さんの前を通りがかり…
おいしそう!!
思わずお買いあげ。んまい!
やっぱり神戸はいいな〜。
「○○しとう〜」という懐かしいフレーズも耳に心地よく、
しばらく住んでみたいな〜とか、ちょっと思いましたね。
posted by 長尾大志 at 22:59
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2012年04月14日
日本内科学会総会に行ってきました。
今日はサクラ満開の京都にて、日本内科学会総会に行ってきました。
ほとんど点数取りにいった感じでとんぼ返りでしたが…。
お昼時になってうろうろしていたら、「ランチョンセミナーやってまーす」とチラシを配っている人が。
あれ?ランチョンってあったっけ、と思いつつ、お弁当に惹かれて入ってみると、メタボの話。
メタボの話は、どうせ血圧か脂質の薬の差があるんだかないんだかわからんデータの話か…
と思っていたら、ずいぶんいい意味で期待を裏切られました。
琉球大学の益崎先生という方で、畑違いと言うこともあり、お話を伺うのははじめてでしたが、
門外漢の私にもわかりやすく、興味が持てるようにお話しいただき、大変感銘を受けました。
内容は、まあ呼吸器とは違いますのでアレですが、沖縄県民の寿命が以前は長かったのが、
最近凋落傾向にあり、その理由は食事の欧米化?というか、高脂肪化にある、とか。
メタボは結局、脂質を食べることで脳内報酬系が活性化される、脳内の問題である。
玄米食は脳内の脂質依存物質を減らし、食生活も改善する効果がある、など、
人ごとではない私にとって役立つ話題満載でした。
で、あとでパンフレットを見返すと「日本臨床分子医学会学術集会 ランチョンセミナー」…としっかり書いてありました。
…えー、隣の学会に行ってましたね(苦笑)。
あとは、旧知の先生に会えたりもあり、行ってよかったです。
とんぼ返りのあとは、長男とスポーツクラブ。
その後、長男のサッカークラブ体験の送り迎え。
帰ってきたらもう9時前でした。
大慌てで入浴、食事、皆の歯磨き、なんやかんやでようやくPCに向かえます。
長男はすっかり気に入り、やる、と。うーむ、毎週この時間か…。
ほとんど点数取りにいった感じでとんぼ返りでしたが…。
お昼時になってうろうろしていたら、「ランチョンセミナーやってまーす」とチラシを配っている人が。
あれ?ランチョンってあったっけ、と思いつつ、お弁当に惹かれて入ってみると、メタボの話。
メタボの話は、どうせ血圧か脂質の薬の差があるんだかないんだかわからんデータの話か…
と思っていたら、ずいぶんいい意味で期待を裏切られました。
琉球大学の益崎先生という方で、畑違いと言うこともあり、お話を伺うのははじめてでしたが、
門外漢の私にもわかりやすく、興味が持てるようにお話しいただき、大変感銘を受けました。
内容は、まあ呼吸器とは違いますのでアレですが、沖縄県民の寿命が以前は長かったのが、
最近凋落傾向にあり、その理由は食事の欧米化?というか、高脂肪化にある、とか。
メタボは結局、脂質を食べることで脳内報酬系が活性化される、脳内の問題である。
玄米食は脳内の脂質依存物質を減らし、食生活も改善する効果がある、など、
人ごとではない私にとって役立つ話題満載でした。
で、あとでパンフレットを見返すと「日本臨床分子医学会学術集会 ランチョンセミナー」…としっかり書いてありました。
…えー、隣の学会に行ってましたね(苦笑)。
あとは、旧知の先生に会えたりもあり、行ってよかったです。
とんぼ返りのあとは、長男とスポーツクラブ。
その後、長男のサッカークラブ体験の送り迎え。
帰ってきたらもう9時前でした。
大慌てで入浴、食事、皆の歯磨き、なんやかんやでようやくPCに向かえます。
長男はすっかり気に入り、やる、と。うーむ、毎週この時間か…。
posted by 長尾大志 at 22:30
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2012年03月17日
Advance OSCEに参加しました。
今日は5回生のAdvance OSCEがありました。
私も評価者として参加したのですが…。
ポリクリ前に(普通の)OSCEがあります。
ポリクリ前OSCEは必要最低限の診察手技が身についているか、
チェックしてふるいにかけるのが目的ですが、
今回のAdvance OSCEはポリクリを1年間やって、学生さんが
自分がどこまでできているか
を認識してもらうのが目的だそう。
(よく知りませんでしたが、木曜日の「評価者説明会」でそう言われました)
なので、評価で留年、とかありません。
だからこそ、フィードバックが大切だな-と思っていたのですが…。
その割には、評価者が直接口頭で、学生さんの出来不出来をフィードバックしてはならない、
なぜなら不公平だから…という、訳のわからんことになっていました。
終了時の反省会?も、そのあたりに疑問の声が多数でした。
また、むしろ今回の結果をポリクリ、教える方にフィードバックした方がいいんじゃないかとか、
ポリクリで教えることを標準化とか、いろいろいいたいことはあったのですが、
なんかまあ、うやむやになってましたね。
せっかくお互いに時間と労力を使うのに、なんかもったいないなーと思いました。
私も評価者として参加したのですが…。
ポリクリ前に(普通の)OSCEがあります。
ポリクリ前OSCEは必要最低限の診察手技が身についているか、
チェックしてふるいにかけるのが目的ですが、
今回のAdvance OSCEはポリクリを1年間やって、学生さんが
自分がどこまでできているか
を認識してもらうのが目的だそう。
(よく知りませんでしたが、木曜日の「評価者説明会」でそう言われました)
なので、評価で留年、とかありません。
だからこそ、フィードバックが大切だな-と思っていたのですが…。
その割には、評価者が直接口頭で、学生さんの出来不出来をフィードバックしてはならない、
なぜなら不公平だから…という、訳のわからんことになっていました。
終了時の反省会?も、そのあたりに疑問の声が多数でした。
また、むしろ今回の結果をポリクリ、教える方にフィードバックした方がいいんじゃないかとか、
ポリクリで教えることを標準化とか、いろいろいいたいことはあったのですが、
なんかまあ、うやむやになってましたね。
せっかくお互いに時間と労力を使うのに、なんかもったいないなーと思いました。
posted by 長尾大志 at 23:21
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2012年02月18日
呼吸循環器内科の同門会。
名称上、呼吸が先に来るのですが、実質は呼吸循環器内科同門会。
宴会場のテーブル(円卓)が11個あって、呼吸器内科医+秘書さんで2個、という会です。
まあそれでも6年前には、総勢4名だったわけで。
そう、この景色を見ていると、AKB48の「風は吹いている」の一節が浮かんでくるのです。
本来は、震災復興の応援ソングですが、自分が応援されている気分になるものです。
著作権のこともあるので、あえてうろ覚えモードで書いてみましょう。
私が滋賀にやってきた7年前、呼吸器不毛の地、滋賀県を目の前にして
「このかわり果てた大地の空白に、言葉を失って立ち尽くしていた」
「何から先に手をつければいい?絶望の中に光を探す」
「どこかに『神』がいるなら、もう一度、新しい世界へこの地を拓かせてほしい」
歌詞そのまんまの感想を抱いたものです。
それでも、
「たった一つ、レンガを積むことからはじめようか」
と、自分にできることをやってきました。
私が3回生の講義を担当するようになった、そして6回生の呼吸器アドバンスポリクリをするようになった、はじめての学年がこの4月から後期研修です。
その学年から、K先生とY先生が、ご入局されます。
今日症例報告をしてくれたY先生、
立派にまとめて、質疑応答も堂々としていました。
「呼吸器内科医は不足していると思うので、がんばって役に立ちたい。」と、大人のスピーチ。
近江八幡から、同門会に来てくれていたK先生、
「4月からいっぱい勉強します!教えてください!」
と、ぐいぐい力強い抱負。
「それでも明日へ、風は吹いている」
「それでも未来へと、風は吹いている」
少しずつ、未来への風を感じています。
宴会場のテーブル(円卓)が11個あって、呼吸器内科医+秘書さんで2個、という会です。
まあそれでも6年前には、総勢4名だったわけで。
そう、この景色を見ていると、AKB48の「風は吹いている」の一節が浮かんでくるのです。
本来は、震災復興の応援ソングですが、自分が応援されている気分になるものです。
著作権のこともあるので、あえてうろ覚えモードで書いてみましょう。
私が滋賀にやってきた7年前、呼吸器不毛の地、滋賀県を目の前にして
「このかわり果てた大地の空白に、言葉を失って立ち尽くしていた」
「何から先に手をつければいい?絶望の中に光を探す」
「どこかに『神』がいるなら、もう一度、新しい世界へこの地を拓かせてほしい」
歌詞そのまんまの感想を抱いたものです。
それでも、
「たった一つ、レンガを積むことからはじめようか」
と、自分にできることをやってきました。
私が3回生の講義を担当するようになった、そして6回生の呼吸器アドバンスポリクリをするようになった、はじめての学年がこの4月から後期研修です。
その学年から、K先生とY先生が、ご入局されます。
今日症例報告をしてくれたY先生、
立派にまとめて、質疑応答も堂々としていました。
「呼吸器内科医は不足していると思うので、がんばって役に立ちたい。」と、大人のスピーチ。
近江八幡から、同門会に来てくれていたK先生、
「4月からいっぱい勉強します!教えてください!」
と、ぐいぐい力強い抱負。
「それでも明日へ、風は吹いている」
「それでも未来へと、風は吹いている」
少しずつ、未来への風を感じています。
posted by 長尾大志 at 23:24
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2012年02月11日
第4回呼吸機能イメージング研究会
表記の研究会ですが、先ほど盛況のうちに終えることができました。
ともかく、つつがなく終わることができてよかったです。

にぎわう受付。

盛り上がるポスター会場。

バンクーバーで同じラボだった先生方も。懐かしー。

優秀演題に輝かれたうちのY先生。
関係の先生方、ありがとうございました。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
けっこう裏方をしていたので、あまり演題を見て回れず…。
いくつかシェアできるものを、またご紹介します。
ともかく、つつがなく終わることができてよかったです。
にぎわう受付。
盛り上がるポスター会場。
バンクーバーで同じラボだった先生方も。懐かしー。
優秀演題に輝かれたうちのY先生。
関係の先生方、ありがとうございました。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
けっこう裏方をしていたので、あまり演題を見て回れず…。
いくつかシェアできるものを、またご紹介します。
posted by 長尾大志 at 20:31
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