2026年03月06日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第11クール発表会・アワード受賞プレゼン・奥出雲病院

総合診療・地域医療実習ですが、令和7年度分プレゼンのご紹介が事情があってできておりませんでした。第11クールの、アワード受賞者Hさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。本プレゼンでは奥出雲の現状、人口や医療について最初に紹介していただき、実習当初の目標(奥出雲病院らしさを見つける)についてお話されました。

ご多分に漏れず地域では医療リソースへのアクセスに壁がある、それに対するソリューションとしての訪問診療、訪問看護、訪問リハ、訪問栄養を紹介され、実際の困難症例を通していろいろな考え、意見があるということ、大学病院と地域の病院とで対応はどのように異なるのか、結局アクセスの壁が地域医療を特徴づけているということ、などなど、印象深い発表でした。

地域での素晴らしい学び、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/imCvwJ_MewM

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posted by 長尾大志 at 16:52 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2026年01月23日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第9クール発表会・アワード受賞プレゼン・益田赤十字病院

総合診療・地域医療実習第9クール、アワード受賞者Mさんのプレゼンを一般公開させていただきます!ここのところ益田赤十字病院さんが続きますが、決して「贔屓」しているわけではございません!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。本プレゼンでは益田赤十字病院の概要、圏域における役割、そして益田圏域の他の病院の紹介から始まり、学んだこととしてACP(人生会議)についてお話されました。

またACPか、と思われた方、正解です。県西部の高齢化、過疎、医療資源の限られた地域における諸問題の解決策として益田赤十字病院が力を入れているのがACPなのです。その背景もお話しいただきました。

それから実際の患者さんから学ばれたこととして、患者さんのライフヒストリーをとことん聴取することから、とある会にどうしても参加したい、というご希望を主治医の先生と学生さんで叶えられたエピソードをお話されました(患者さんには許可を得ております)。これは部屋中が心動かされましたね。患者さんから若い人に向けてのメッセージもご紹介いただきました。

最後に益田での学びについてまとめてくださっていますが、終末期医療に興味を持った、というところ、その価値・やりがいについて理解されたと思います。いい学びでしたね。是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/4wfe9aBxwVk

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posted by 長尾大志 at 18:08 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年12月14日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第8クール発表会・アワード受賞プレゼン・益田赤十字病院

総合診療・地域医療実習第8クール、アワード受賞者Oさんのプレゼンを一般公開させていただきます!ちなみに益田赤十字病院は昨今よくアワード受賞されていますが、もちろん第6クールのOさんとは別人です!

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*全身が映っている写真だと私の足の長さ(短さ)が強調されるので……

島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。本プレゼンでは実習の目標を「地域を知り、実際の地域医療の現場を見て、聞いて、手を動かして学ぶ」とされ、実習の流れを説明いただいた後に印象に残った患者さんの振り返りをされました。

その中で印象に残ったこととして、@「ぱっと見の印象」がツールやアルゴリズムよりも患者さんの状態をよく反映することAACP(人生会議)を挙げられています。昨今益田赤十字病院の実習といえばACP!という感じなのですが、ど素人?の学生さんが4週間ですっかりACPについて深く理解されていく様子がわかって興味深いですね。

最後に益田での祭り体験、石見神楽、美味しい食体験などについてまとめてくださっていますが、石見神楽のすごさは現地でないとなかなか体験できないですね。ほんとおススメです。
今後の目標として、「余裕がなく忙しい中でも患者に寄り添い気持ちを楽にさせられる医師になりたい」と挙げておられますが、きっと益田でステキなロールモデルを見つけられたことでしょう。
地域での素晴らしい学び、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/nNn2z6vNfig

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posted by 長尾大志 at 11:30 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年12月06日

益田医師会病院訪問記

すでにかなり月日が経ってしまいましたが、先日西部出張(よしか病院から益田赤十字病院の教育廻り)の折に益田医師会病院様にお邪魔して参りました。

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益田医師会病院様では総合診療・地域医療実習4週間の直接割り当てはありませんが、益田圏域の医療体制を知るという目的で益田赤十字病院4週間の実習のうち、1日学生さんがお世話になっています。また、他大学所属の初期研修医の先生が地域医療研修でずっとお世話になっており、益田赤十字病院と並んで県西部医療の要として頑張っておられます。院長の齊藤先生と事務長の大石様にお話を伺いました。

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島根県西部はこれまでにも触れてきましたが、超高齢化と医療過疎・へき地医療、医師の偏在など、現在の医療の諸問題が山積しているまさに最先端です。地域枠の学生さん〜研修医・専攻医の先生方もいわゆるへき地での診療義務があるわけですが、島根県でいいますと隠岐の島や県西部がへき地にあたります。研修医の皆さんは初期研修が終了するとご自分の専門科に進んで専門医を取得すべく研修を受けることになりますが、その研修が「そこで」できるか問題があるわけです。

というのも、ある分野の「専門医」になるためには「専門研修施設(指導医や専門医がいる施設)」でしかるべき期間研修をすることが求められます。それによって専門医としての技量を担保するわけですが、西部の医療機関では専門医がいないために専門施設要件を満たさず、したがって専門研修ができない、という負の循環になっているところが見受けられます。

それはいわゆるマイナー科のみならず内科領域においても、ある分野は専門施設が西部にない、という状況で、そうなると地域義務のある方の進路に制限がかかってしまう、義務を果たすにはその科に進めない、という事態が現実に存在しており、斎藤先生も その問題に関しての解決策を模索しておられるというところを承りました。大学としてもこの問題は地域医療を支えるために極めて重要な問題であると認識しており、一足飛びに解決する妙案は持ち合わせていないものの、今後できる限りの協力をさせていただきたいということをお話しさせていただきました。齊藤先生、大石様、誠にありがとうございました!

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posted by 長尾大志 at 23:02 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年11月27日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第7クール発表会・アワード受賞プレゼン・雲南市立病院

総合診療・地域医療実習第7クール、アワード受賞者Kさんのプレゼンを一般公開させていただきます!マイク音量が小さいのでお聞き苦しい点、ご容赦ください……。

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。本プレゼンでは雲南2次医療圏・病院の紹介から始まり、実習の目標、特に「BPSモデルに沿って考え、患者さんの全体を見る」ことにフォーカスしたプレゼンをされました。

プロブレムに対してレバレッジポイントを見つけて複雑な問題の解決を図る、担当症例では患者さんの生活背景をしっかり理解し、実際に介入に参加された様子を臨場感をもって紹介されました。
教わったこと以外の「ご自分で考えたこと」も素晴らしかったですね。

地域での素晴らしい学び、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/H53dSyZuxf4

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posted by 長尾大志 at 18:10 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年11月18日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第6クール発表会・アワード受賞プレゼン・益田赤十字病院

総合診療・地域医療実習第6クール、アワード受賞者Oさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。本プレゼンでは益田圏域の紹介から始まり、最初に立てた目標「総合診療の魅力を知る」「医師以外の職種への理解を深める」に沿って、実際に学べたことを具体的にお話しされました。

「総合診療の魅力を知る」ことについて、症例を挙げてそこで学んだ事柄(幅広い知識、生活背景に思いをいたす、その人らしい生活)の紹介、「医師以外の職種への理解を深める」に関しては医師会病院さんで多くの職種の方に同行し、職種によって患者さんを診る角度が異なるため、他の職種との意見交換で患者さんを多面的に見ることができる、と気づかれていました。

最後に益田での美味しい食体験についてまとめてくださっていますが、私がおススメしたお店もすべて訪問され、他にも多くのお店を開拓されました。私も知らない店があり、この前は「廻鮮 鮨彩」に伺うことができました。

地域での素晴らしい学び、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/GtuFLzvK_OI

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posted by 長尾大志 at 17:59 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年11月07日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第5クール発表会・アワード受賞プレゼン・津和野共存病院

令和7年度の総合診療・地域医療実習第5クール、アワード受賞者Eさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。地域から帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

本プレゼンでは、最初に津和野町、そして津和野共存病院の紹介があり、地域包括ケアシステムの中で果たしている役割を説明いただきました。それから具体的に巡回診療に同行された時の様子、退院前の自宅訪問で気付かれたこと、そして人生会議(ACP)の会議に参加され、患者さんのACPに同席されて学ばれたことも発表されました。ACPの現場でこそ得られることがある、深い学び。

地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/fJOpLle_q5c

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posted by 長尾大志 at 17:17 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年09月19日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第7クール発表会・アワード受賞プレゼン・弥栄診療所

というわけで、西部行脚、Western Carnivalレポートのしめくくりとして、令和7年度の総合診療・地域医療実習第7クール、アワード受賞者Bさんによります「弥栄診療所での実習プレゼン」を一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。地域から帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

本プレゼンでは、まず弥栄地区(島根大学生でもなかなか行くことはない)・弥栄診療所を紹介されて、実習内容の紹介があります。外来・訪問診療と寄り添い実習、地域住民さん向けの勉強会・100歳体操、保健医療介護連携会議・地域ケア会議、主治医意見書作成、EBM実践など盛りだくさんの内容でした。

実習の目標は3つ。1つ目はBさんは元々家庭医療に興味があり、これまでにも理論を学んでこられたそうで、その理論が現場でどう実践されているのかを見ること。2つ目は診療所ならではの医療を学ぶ、地域を診る・生活を診る・寄り添うとはどういうことかを見ること。3つ目は患者さんを多角的に理解するということ。

症例を例に、患者中心の医療の実践を語っていただいたり、地域を診るというところでは実際の地域ケア会議や住民の方向け勉強会の様子をレポートしてもらったりしています。それから寄り添い実習として、1人の患者さんの人生史をじっくりと聴きとることで、これまでの人生(縦軸)、現在の問題(横軸)を踏まえてできることを提案されたりしました。

実習中に患者さんと仲良くなられて、笑顔でツーショット写真(患者さんの許可を取られています)も撮られるほどになりました。

4週間過ごして、地域医療、家庭医療の楽しさを見出され、地域ならではの多くの学びを紹介してくださっています。是非ご覧ください!!(都合により前後半に分かれています)⇒
前半
https://youtu.be/7DCHNjFwXp8
後半
https://youtu.be/tonnNg9Mqac

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posted by 長尾大志 at 18:25 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年09月18日

Western Carnival 2025 in Hamada2日目

Western Carnival 2025 in Hamada2日目、14日日曜日は、前日の夜更かしをものともせず運営の先生方が朝ごはんを作ってくださいました!

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その後杵束まちづくりセンターに移動し、人生会議に関するイベントに参加いたしました。この日は我々カーニバル参加者の面々だけではなく、地域の皆様も参加されて、人生会議に関する益田赤十字病院の岡本栄祐先生とそのご親戚にあたると言われる、杵束にルーツのあるという、ピアニストの山根ゆいさんによる、お話とピアノ演奏を融合させた素晴らしいひと時を体験させていただきました。岡本先生と山根さんのコラボイベントはあちこちで引っ張りだこらしく、ここでみることができたのは僥倖でしたね!

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Western Carnival 2025 in Hamada以外にもこのような会が他にもいくつかあり、また若手の総合診療の先生方はしばしば県内で異動されることもあり、施設を超えて医師や多職種の方々がとっても仲良く交流されていたのがたいへん印象的でした!個人的にも県西部の先生方や他職種の方々と交流を持てた大変貴重な週末でした。ご一緒いただいた皆さん、主催いただいた先生方、本当にありがとうございました!!

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お昼前に解散になりましたので、やはりここは再度コーヒーショップKENさんに伺います。さすがに 2日連続ですのでカレーはキーマカレーたっぷりチーズとさせていただきましたが、パフェは同じく「シャインマスカットパフェ」にいたしました!若干中身のアイスがヨーグルトに変わっていたような気がしたんですけれども、これは気のせいでしょうか?ちょっとよくわかりません。また伺えるのは先になるような気がしますので、しっかり味わってまいりました!!

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posted by 長尾大志 at 20:11 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年09月16日

済生会江津総合病院から国立病院機構浜田医療センターへ

済生会江津総合病院といえば、覚えておられるでしょうか、NHKの「ドキュメント 医療限界社会 追いつめられた病院で」で結構衝撃的な取り上げ方をされていた、そう、あの病院です。

https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/3PLRGLR7X6/

かなり反響もあったそうですが、実際問題このような問題は日本中のあちこちで起こっていることであり(だからこそ肯定的な反響も多かったとのこと)、その解決のために何が必要か、問題解決のために進められている取り組みとして「総合診療医」「診療看護師(NP)」というキーワードがあり、ゲストの福添さんも交えてディスカッションされていました。やっぱり和足先生にはいろんなものが見えているなあ。

済生会江津総合病院では島根大学5年生が総合診療・地域医療実習(4週間)でお世話になっております。その様子も少しですが見学させていただきました。日々奮闘されている総合診療医の先生方に学生さんがついて、日々の診療見学、手を出せる?ところはお手伝いをしたり自分で問診したり、ということをさせていただいておりました。

やはりZ世代の学生さんの実習をよいものにするにはコツがありそうで、何となく現場で眺めることで見えてきたような気がしますね……。お世話になっている先生方、本当にありがとうございます!

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翌13日土曜日から14日日曜日にかけては、年に一度のWestern Carnival(ウエスタンカーニバル)@国立病院機構浜田医療センターでした。前の日の江津とこの日の浜田が自分の中で繋がってなくて、金曜土曜と往復してしまったのは若干もったいなかったなあと思いますが、一旦出雲に帰ってまた出直しました。

おかげさまで13日の昼ご飯はコーヒーショップKENに久しぶりの訪問ができました。こちらは営業日が金土日に限定されて以来、オープンのタイミングに合わせて浜田訪問をすることができず、半年以上行けていなかったので、メロンまるごとパフェが食べたいなあ……と夢にまで見ていましたので、今回勇んで出かけましたがなんと!メロンパフェはシーズンが終わってしまっておりました……。

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その替わり、期間限定でシャインマスカットパフェがあったのでそれをいただきました!これはこれでシャインマスカットがこれでもかと入っており、とっても美味しかったです。もちろんご飯ものは焼きカレーたっぷりチーズといたしましたがこれまた満足でございます。

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posted by 長尾大志 at 12:25 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年09月07日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第5クール発表会・アワード受賞プレゼン・あさひ診療所

令和7年度の総合診療・地域医療実習第5クール、アワード受賞者Kさんのプレゼンを一般公開させていただきます!島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。地域から帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

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そう、第5クールの受賞者、何人おんねん、と思われた方は正解?です!このクール、受賞者が多すぎて大盤振る舞いしちゃいましたが、各々の動画をご覧いただきましたらレベルの高さがお分かりいただけるかと思います。

本プレゼンでは、あさひ診療所での実習で印象に残った症例を紹介いただきます。それはまあいろいろと課題のある症例で、それまで医療者とトラブルが多かったということでしたが、BPSモデルを用いて問題点を整理し、お話をよくよく傾聴することで、レバレッジポイントが経済的不安にあることがわかり、経済的支援を専門家につなぐことにつながったこと、医療不信であった方もずっと通い続けることで信頼関係ができてきたこと、大学の実習では見ることができなかった多職種連携の様子を目の当たりにすることができたことなど、地域ならではの多くの学びを紹介してくださっています。

最後にはあさひ診療所の雰囲気の良さもご紹介いただきました!是非ご覧ください!!⇒
https://youtu.be/W-IJ16LREmg

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posted by 長尾大志 at 17:44 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年09月03日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第5クール発表会・アワード受賞プレゼン・松江生協病院

令和7年度の総合診療・地域医療実習第5クール、アワード受賞者Sさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。地域から帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

本プレゼンでは、最初に立てた実習目標を紹介されましたが、まずその目標のうち「担当症例を通して患者の問題について自分で情報収集を行い、取得した情報に基づいたアセスメントを行う」「BPSモデルを適用し、心理社会的な背景を想像することができるようになる」ことに関して、経験された症例を例に、掘り下げて紹介されました。

症例を紹介された後、毎日ベッドサイドに訪問して「BPSモデル」「かきかえ」のフレームワークを用いて、患者さんの心理社会的背景を理解しようとされたものの、いろいろ制約がある中では難しかったことを話されました。

続いて、ACCCAの概念について学ぶという目標では、生協病院という、まさにACCCAを学ぶにぴったりの場で多くの学びを得られた様子を紹介してくださいます。

地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/bdL7S2xZXlE

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posted by 長尾大志 at 18:35 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年08月31日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第5クール発表会・アワード受賞プレゼン・隠岐島前病院

令和7年度の総合診療・地域医療実習第5クール、アワード受賞者山本さん@隠岐島前病院のプレゼンを一般公開させていただきます!顔出しOK!とのことで、お写真も。

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。地域から帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

本プレゼンでは、実習初日いきなりドクターヘリの搬送に遭遇するという引きの強さから始まります。それから実習内容を紹介されますが、@担当患者さんとのかかわり、同時期におられた李は学生さんとのかかわりAエコー漬けの日々B多職種連携について語っていただきました。

山本さんは先日の第68回全国医学生ゼミナールin島根を招聘・主催された「おろぴょん」代表の方で、地域医療や総合診療に深い関心を持たれています。その様子がとってもよくわかるご発表ですね!お名前の公表も許可をいただいておりますので、島根にこんな素敵な学生さんがおられるってことを是非ご紹介したいと思います!!

地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!
https://youtu.be/fMYVuP3Pm0Q

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posted by 長尾大志 at 09:31 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年07月19日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第6クール発表会・アワード受賞プレゼン・公立邑智病院

令和7年度の総合診療・地域医療実習第6クール、アワード受賞者Kさんのプレゼンを一般公開させていただきます!実はまだ第5クールのご紹介の途中なのですが(第5クールはとっても優秀で、数多くのアワード受賞者が出ました!)、公立邑智病院つながりですので、ここでご紹介させていただきます〜。

島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。地域から帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

本プレゼンでは、まず一次医療現場での実習で気付いた「病歴」の重要性とその実践について、Pertinentな病歴を取得する経験をお話されました。

また二次医療については大学病院では経験できない、治療以外のマネジメントをいろいろと学ばれ、印象に残った症例では終末期の呼吸状態について勉強され、本症例ではどのような対応をされていたか振り返りました。

最後に実習のまとめとして、ここでも、「教え合いこ」「助け合いこ」に言及されましたし、それ以外にもオオサンショウウオなど?地域でないと学べないことをたくさん紹介いただいています。

地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/4zdE2AEHzco

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posted by 長尾大志 at 12:36 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年07月18日

公立邑智(おおち)病院・臨床実習見学記(改革編)

さて後ほどまとめますと申し上げた公立邑智病院の秘密?なんですが、じっくり取り組もうとして時間が経ってしまいましたね……。サイトビジットの日のお昼前に副院長で統合調整室長・地域連携室長の日高武英様より、通常であれば学生さんに向けて公立邑智病院について説明される時間というのがあって、それに同席させていただいたのですが、私が同席してるから、ということでかなり経営のことであったり、立ち入ったお話も聴かせていただいたのかなと思います。

日高様はもともと消防からキャリアをスタートされて途中救急救命士免許を取得され、救急の現場で奮闘されて来られた方です。当時救急車は患者さんを運ぶだけで、酸素もなく救急車の中でマウスtoマウスで人工呼吸をされたりといった時代から救急の現場に携わっておられました。平成19年に邑智病院がいろいろと大変になって、このままでは救急車の受け入れができないということで病院の事務長として着任されました。

ちなみに2025年7月時点で邑智病院の病床数は急性期57床、回復期41床の一般病床98床になります。ロケーションとしては広島県庁まで車で1時間強に対して島根県庁まで車で2時間弱という微妙な場所にあります。広島に意外に近いことから、広島に子供さんがいる患者さんは結構多いそうです。

現在常勤医師は12名、うち歯科医師が1名、規模の小さい病院にありがちな不採算が恒常的にあり、補助金でなんとかかんとかというところであったそうです。病院自体は元々昭和27年に開設された結核療養所であったということで、なるほど山の中にありますね〜という感じです。

この規模の「地域医療に携わっている病院」の難しさというものがあって、規模が小さいけれども救急や小児科をやめるわけにはいかない。地域のニーズがあるから、という事情があるわけです。
事務長として着任されて、病院の取り組みとしてまず最初に決められた基本方針が

・背伸び もしないが萎縮もしない医療を提供するということ、例えばロボット手術はしないけれどもできること(お産、小児科、救急)はしっかり最大限頑張る
・医療事故では職員を矢面に立たせない組織

ということでした。手術も規模は小さいものの、きちんとした手術室を作って存続するというところです。自治体病院としての責任の所在を明確にされ、そして全員参加型の病院経営にする、皆さんが「当事者意識」を持って病院経営に参画する、デジタル技術を積極的に導入するということに取り組まれました。病院存続のために2013年から「自立プロジェクト」をスタートされています。

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こちらの冊子に詳細が記載されていますが、機能ごとに分けた小集団の部門別採算を評価して、すべての職員が経営に参画する仕組みであるとのことです。病院の収入は診療科ごとに見えますが、その診療にチーム医療として携わった多職種の貢献を数値化し、チーム医療の評価を可視化されています。

その際に人件費は俎上に載せず、公平な尺度である「時間」で実績を捉えます。そして他部門を手伝った時間を部門間で移動させる仕組みにより、「教え合いこ」「助け合いこ」の精神が醸成されています。他部署のお手伝いをするとそれが業績に反映されるということをされていて、それをすることで自然な形でタスクシフト、時間があるところがないところを手伝うということが自然にできているのだなあと分かりました。

修正医業収支比率は89.2%、これはこの規模の病院としては極めて採算が良い方になります。逆にこれが100〜ということになるということは不採算部門を切り捨てているということになりますので、小規模の病院で不採算部門をしっかり維持しながらこの数字というのは相当に頑張っておられるということになるそうです。常勤医師の数は変わらないもののNPさんや事務補助者の方を増やす、そして各々の生産性を向上することで時間あたりの付加価値を10年間で1時間あたり1000円、トータル3億向上させるということが可能になったそうです。

やはり組織の改革には構成員の各々が「当事者意識」を持つことが極めて重要 というのは グロービスの田久保さんもおっしゃっていたことでありますが、それをずいぶん前に導入されて実際に成果を上げられている、そんなお話を伺うのは大変興味深かったです。

職員の皆さん「当事者意識」があるから自然と挨拶も出るのでしょうか。学生さんが「とにかく公立邑智病院のスタッフの皆さんが笑顔で挨拶をしてくださる」「ものすごく感じが良い」ということでいつも衝撃を受けて帰ってくるんですけれども、その秘密がここにあったのかと得心しました。そしてまた、人気の研修病院は事務の方が素敵であるの法則がここでも有効であったことも納得でした。

翻って規模の大きな、例えば600床規模の病院でこういったことが可能なのだろうか?ということを思考実験をしてみるわけです。大変多くのメディカルスタッフや事務の方が働いておられます。朝は挨拶もなく、当事者意識もそれほどなく、やらされ仕事を消極的に行い、助け合いもなく残業は恒常的、そんな組織が当事者意識を持つとずいぶんと業績が好転するのではないかと想像する次第であります。

日高様は 論文を書かれたり寄稿をされたりあちこちで講演をされたりしておられるようです。そういう大きな病院でもアドバイザーとして協力していただけるといいのではないか などと思ったりしました。

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posted by 長尾大志 at 08:43 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年07月13日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第5クール発表会・アワード受賞プレゼン・雲南市立病院

令和7年度の総合診療・地域医療実習第5クール、アワード受賞者Yさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。地域から帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

本プレゼンでは、雲南圏域、病院の紹介から始まり、最初に立てた実習目標を紹介されましたが、その目標のうちの1つである「複雑困難症例に対処する方法を学ぶ」ことに関して、特に他で得られない学びを得たということで、掘り下げて紹介されました。

症例を紹介された後、クネビン・フレームワークで分析、キーパーソンと本人、医療者の意見、考えが食い違っている状況から臨床倫理の4分割表を使って整理、医療者とキーパーソンが話し合うことで折衷案が生まれ、方針決定に寄与した様子をよく観察されて考察を深めた様子を発表してもらいました。

地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/EemO3-FHZFc

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posted by 長尾大志 at 17:21 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年06月22日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第4クール発表会・アワード受賞プレゼン・松江生協病院

令和7年度の総合診療・地域医療実習第4クール、アワード受賞者Kさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。地域から帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

本プレゼンでは、山陰の県庁所在地・松江にありながら地域医療に真っ向から取り組んでおられる松江生協病院の紹介から始まり、最初に立てた目標と実際の実習がどのように行われていったかを具体的な症例も絡めてお話しされました。問診から採血などの手技、エコーや処置など多くの経験をさせて頂きました。班会の様子も見せていただいておりますが、もちろん写真に写っている皆さんの許可を得ております。

また、患者さんから学んだこととしてBPSモデルで複雑困難な症例の問題解決について考えたこと、コミュニケーションの重要性に気づかれたことなど、地域でないと学べないことをたくさん紹介いただいています。

地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/xdbzedLE194

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posted by 長尾大志 at 17:39 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年06月18日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第3クール発表会・アワード受賞プレゼン・隠岐病院

総合診療・地域医療実習第3クール、アワード受賞者Aさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

本プレゼンでは、病院実習における学生としての自身の役割を考えることから始まり、時間を使って患者さんと接すること、対話を重ねることで多くの学びを得られた様子がわかります。

もちろん、スライド中に登場される患者さんには許可をとられておられます。

地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/BrGPXB7RImc

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posted by 長尾大志 at 13:05 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年05月26日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第3クール発表会・アワード受賞プレゼン・島根県立中央病院

総合診療・地域医療実習第3クール、アワード受賞者Rさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。島根県立中央病院は島根県内にあって高度先進医療を提供されているご施設で、地域医療の体験というところではいつもご配慮いただいているのですが、本プレゼンではまず、豆の木診療所での医療体験、実習についてお話しいただきました。

実習は2日間でしたが、訪問診療で多くの患者さんと関わることがあり、各々の患者さんの人生史・疾患の歴史や現状の問題点を考える機会をいただきました。そこから話はDaughter from California syndrome(カリフォルニアから来た娘症候群)にも展開します。地域では結構あるあるともいえることですが、学生さんにとっては馴染みがなかったようで、そこから高齢化、遠方の家族の問題も考えることができたようです。それ以外にも多くの学びを得られたことがわかりました。

地域での素晴らしい学び、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/1Ifk_AXvIuM

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posted by 長尾大志 at 17:23 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年05月01日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第2クール発表会・アワード受賞プレゼン・益田赤十字病院

総合診療・地域医療実習第1クール、アワード受賞者Nさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。本プレゼンでは益田圏域の紹介から始まり、食べたご飯の紹介、病院の印象、何を学ぶべきか悩んでに立てた目標「益田ならではの総合診療を学ぶ」と、実際に学べたことを具体的にお話しされました。

「地域包括ケアシステム」について、なんとなく図は知っているけど、具体的な現場は靄がかかっていたところ、益田赤十字病院や他の施設を訪問して現場でたくさんお話・思いを聴き、実際に現場を見ることで霞が晴れていった様子を紹介してくださいました。最後にこれからの実習にどう生かすかをまとめられ、多くの学びを得られてことがわかりました。

地域での素晴らしい学び、是非ご覧ください!⇒
https://youtu.be/eKk9_jGWCFw

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posted by 長尾大志 at 11:56 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2025年04月24日

令和7年度島根大学総合診療・地域医療実習第1クール発表会・アワード受賞プレゼン・邑智病院

ちょっと間があきましたが、令和7年度の総合診療・地域医療実習第1クール、アワード受賞者Iさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

本プレゼンでは邑南町の紹介から始まり、圏域の医療事情とその中にあって邑智病院が果たしている役割の説明、そして最初に立てた目標と実際の実習がどのように行われていったかを具体的な症例も絡めてお話しされました。訪問診療や多くの施設見学を通じて現場での学び、患者さんとのコミュニケーションなどなど、地域でないと学べないことをたくさん紹介いただいています。

動画リンク⇒
https://youtu.be/Nlj6Wp_4EuA

邑智病院に行ってきた人は例外なく、「いい病院だった!」と言われます。もちろん他のすべての「総診・地域実習」でお世話になっている病院様は「いい病院」ばかりなのですが(そういう病院をセレクトしていただいておりますので!)、にしても、是非ご覧ください!

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posted by 長尾大志 at 12:14 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2024年12月24日

島根大学総合診療・地域医療実習第11クール発表会・アワード受賞プレゼン・津和野共存病院

総合診療・地域医療実習第11クール、アワード受賞者Hさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

https://youtu.be/vInv9-oA6QM

本プレゼンでは津和野の紹介から始まり、圏域の医療事情とその中にあって津和野共存病院が果たしている役割の説明、そして実際の実習がどのように行われていったかを具体的な症例も絡めてお話しされました。訪問診療や多くの施設見学を通じて現場での学び、多種多様なカンファレンスなどなど、地域でないと学べないことをたくさん紹介いただいています。是非ご覧ください!

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posted by 長尾大志 at 19:20 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2024年11月30日

島根大学総合診療・地域医療実習第1クール発表会・アワード受賞プレゼン・松江生協病院

……とまあ最近の総合診療・地域医療実習アワード受賞者の方をご紹介しておりましたら、1クール(もう1年近く前)の受賞者であるIさんから、「自分のプレゼンも公開してよいです」と許可を頂きましたので、こちらでご紹介します。以前の方々は「限定公開」の許可しかもらっておりませんでしたもので。

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

https://youtu.be/KzRuiZGZraE

本プレゼンでは松江生協病院の紹介から始まり、最初に決めた実習の目標とそれに沿って実際の実習がどのように行われていったかを具体的な症例も絡めてお話しされました。また教科書に載っていない現場での学び、生協病院ならではの班会の様子などなど、地域でないと学べないことをたくさん紹介いただいています。是非ご覧ください!

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posted by 長尾大志 at 16:02 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2024年11月29日

島根大学総合診療・地域医療実習第9クール発表会・アワード受賞プレゼン・津和野共存病院

総合診療・地域医療実習第9クール、アワード受賞者Sさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!

https://youtu.be/-vAwDlIesGE

本プレゼンでは津和野町についてと津和野共存病院の沿革、それから地域包括ケアについての紹介から外来・病棟診療「以外」での医師の働き方として、巡回診療・訪問診療・健康講話に同行されて気づいたこと、多職種(特にMSWさん、PTさん、看護師さん他)の方々とのやり取りを通して学ばれたこと、地域のイベントに参加されたこと、それにグルメや観光などをご紹介いただき、4週間フル稼働で津和野の魅力を堪能された様子が伝わってきますね。お疲れさまでした!

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posted by 長尾大志 at 12:47 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2024年11月28日

島根大学総合診療・地域医療実習第9クール発表会・アワード受賞プレゼン・隠岐病院

総合診療・地域医療実習第9クール、アワード受賞者Iさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!

https://youtu.be/u1Gu2SImoco

本プレゼンでは、隠岐の島町の紹介から、隠岐病院の沿革・特徴、そして最初に立てた実習の目標、実習の内容を地域包括ケアの観点から振り返ります。診療所実習で実践したこと・学んだこと、隠岐での介護問題〜高齢者サロンやご自宅訪問、ACP講演会や空港救難訓練への参加、地域の方々との交流〜隠岐の島町の伝統文化に触れたり、などなど盛りだくさんの発表でした。

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posted by 長尾大志 at 08:22 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2024年11月27日

島根大学総合診療・地域医療実習第9クール発表会・アワード受賞プレゼン・飯南病院

総合診療・地域医療実習第9クール、アワード受賞者Oさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!

https://youtu.be/YX3ImrvdV8I

本プレゼンでは、飯南病院の概要、病院の特徴(スゴく良かったところ)と実習の特徴(スゴく良かったところ)、4週間でやったこと、学んだことを時系列に紹介され、職員さんや地域の方との関わりもわかりやすく紹介して頂きました。またとっても見やすく楽しいスライドで、飯南病院で実習がしたくなりましたね〜。

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posted by 長尾大志 at 21:57 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2024年11月26日

島根大学総合診療・地域医療実習第10クール発表会・アワード受賞プレゼン・加藤病院

総合診療・地域医療実習第10クールのアワード受賞者、Hさんのプレゼンを一般公開させていただきます!

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島根大学で4〜5年生全員に行っている総合診療・地域医療実習。帰ってきた学生さんが、充実の実習について生き生きと教えてくださいます。

https://youtu.be/XpMy3GpCopg

本プレゼンでは、加藤病院の沿革、地域の状況に始まり、地域での役割とそこで実際に体験し学ばれたことを具体的に紹介いただき、病院の今後の課題についても考察され、この実習で多くのことを学ばれたことがわかります。
地域での素晴らしい学びについて、是非ご覧ください!

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posted by 長尾大志 at 17:42 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2024年09月19日

波佐診療所〜あさひ診療所訪問記

今年度、なかなかサイトビジットにいけておりませんでしたが、このたび浜田市国保診療所連合体への訪問が叶いまして、地域医療・総合診療臨床実習見学記としてお送り致します。

1箇所目は波佐(はざ)診療所でした。看板に浜田市国民健康保険波佐診療所とありましたが、ナビでは浜田市役所波佐診療所ということになっていて、職員の方も市役所の職員さんということになるそうです。

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波佐診療所に加えて弥栄診療所とあさひ診療所、そして大麻診療所が浜田市国保診療所連合体としてグループで活動されていて、浜田医療センター総合診療科と併せて地域の医療を支えて頂いております。このたびは所長の佐藤優子先生にお話を伺いました。

浜田市国保診療所連合体とは
https://www.city.hamada.shimane.jp/www/contents/1394419762022/index.html

佐藤優子先生の紹介記事はこちら
https://shimanegp.com/527/

波佐まちづくりセンター/ときわ会館(波佐公民館)いう建物の一角に作られていて、こちらにできたのが平成5年だそうです。周囲は山の中ですが、診療所自体は少し開けた場所にあり、小学校、JA、スーパー、ガソリンスタンドなどが集まっています。浜田の中心部からは車で40分程度のところになります。

沿革はこちら
https://www.city.hamada.shimane.jp/www/contents/1394092461928/index.html

波佐診療所の医療圏として、波佐地区の人口が394人、小国地区の人口が152人、合計で600人弱の人口となり、おおよそ患者さんはこの圏内から来られているということですが、だいたい年間20人前後の減少があるということです。この近くにはデイサービスが13kmぐらい離れたところにしかなく、また訪問看護ステーションも浜田中心部近くにあるだけで離れているために、何か健康上の問題があるとまず診療所に住民の方が連絡をしてこられます。金城町にも開業医の先生がおられるのですが、80歳代のご兄弟でされていて、新規の患者さんはおおよそ波佐診療所の方に来られているようです。通常はドクター1名と事務の方、そして看護師さんがおられます。地域の健康問題のほぼ全てを診療所が把握しているという状況、まさに地域医療のお手本のようです。

診療所の中を拝見しました。メイン医師が診察される診察室とメイン診察室の隣にサブの診察室があり、学生さんや研修医の先生はそこで独立して時間をかけて患者さんの問診をとったりお話をしたりできます。学生実習の場合、多くは午前中で2人の患者さんの病歴聴取や診察をするというパターンになっていて、時間的な余裕はあるということです。近所に門前薬局がなく、1箇所ある院外薬局は車で10分〜15分程度の場所にあるということですが近くにはないので、多くの患者さんの処方を院内処方にされていて、3人おられる看護師さんがローテーションを組んで1人が専属で処方担当をされています。院外薬局は配達もしてもらえるということです。

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所内でできる検査は血糖、CRP、血ガス、検尿、そしてX線写真あたりで、他の項目については外注となって 翌日には結果が出るそうです。また胃カメラも設置されており、現在も月1回、10月からは月に2回胃カメラの日を設けることができるということでした。また発熱外来の部屋もきちんとオープンスペース+空気清浄機があり、こちらは施設の一部を改築して造られたものです。

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優子先生が小6の時に医療に関する授業をされた浜田市の生徒さんが地域枠で島根大学に入学をされ、現在3年生となって地域医療支援学講座の基礎配属によって今こちらに来られている、ようやく蒔いた種が芽を出しているというお話も伺いました。また、院内の手作りの掲示に、患者さんへの情報提供を熱心にされていることが伺えました。

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続いて伺ったのはあさひ診療所です。あさひ診療所もやはり山間部にありますが、もう少し広い面積の市街感がありました。医療圏としては人口2,000人程度、小児の受診もちょくちょくあるとのことでした。診察室は数部屋あって、看護師3名、事務の方2名がでておられました。

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浜田市国保診療所連合体の元々のコンセプトが、医療と行政の融合?タイアップ?ということで市役所に出向かれることもよくあったそうでしたが、最近は医業の多忙もありなかなか訪問できていないそうです。10月から後期研修医の先生が来られるとのこと、いろいろな意味で活動の幅が広がることが期待されていました。
近隣の飲食店であるドライブイン高雄さんはご飯切れとのことで訪問叶わず、松風堂さんのケーキを美味しくいただきました。

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予め上のウェブサイトや各種講演で情報を拝見しておりましたが、やはり見て聴いてはじめてわかることも多く、空気感や距離感などを実感できたことも理解につながりました。改めて浜田市国保診療所連合体として提供いただいている実習、研修の実際がよくわかり、学生さんや研修医の先生方にもしっかりと推薦できるということを確認致しました!

このたびお話頂きました佐藤優子先生、邉田先生、坂口先生、診療所スタッフの皆様、お邪魔いたしました・本当にありがとうございました!!

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posted by 長尾大志 at 21:04 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2024年08月05日

総合診療・地域医療実習第7クール、終了

総合診療・地域医療実習第7クールが無事に終了しました。

今回は10人の学生さんが地域に飛び出し、各々の地域での実習を経て1ヶ月間で一回りも二回りも大きくなって帰ってこられました。地域実習ではもちろん、総合診療の現場におられる総合診療医の優れた先生方から直接患者さんのファーストタッチや外来診療、臨床推論や診断、そしてその現場と患者さんの文脈における最善の治療、そして地域での療養までについてを一貫してじっくりと学ぶことができます。

さらに地域の事情であるとかその医療機関が置かれている場所における役割のことであるとか、もちろん患者さんに接する上でのプロフェッショナリズム、態度教育 などなども、もちろんエコーや採血といった手技も含めて実に多くのことを学年全員が学ぶことのできる、島根大学が全国に誇る、唯一無二と言っていい4週間の実習であります。

金曜日に総括として、そこで学んだことのプレゼンテーションを各々行っていただきました。

このたびの実習先は発表順に、出雲徳洲会病院、浜田国保波佐診療所、津和野共存病院、町立飯南病院、大田市立病院、隠岐病院、公立邑智病院、松江生協病院、隠岐島前病院、益田赤十字病院です。各々工夫を凝らしたプレゼンテーションで、皆さんの多岐にわたる学びが大変よく分かりました。

毎度優秀賞(アワード)を決めるのに難航するのですが、今回も悩んだ結果松江生協病院のNさんと益田赤十字病院のNさんに授与させていただきました。おめでとうございます!!

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全ての実習先の先生方、並びにスタッフの皆様方、ご心配、ご面倒をおかけしたところもございました。本当にお世話になりありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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posted by 長尾大志 at 17:58 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2024年06月11日

医学部公式Instagram、YouTubeを開設しました(お知らせ)

私も一緒に活動している島根大学医学部広報委員会によりまして、
本学医学部をより身近に感じていただけるように、
島根大学医学部公式Instagram、YouTubeチャンネルが開設されました!!
こちら、学生さんが広報をサポートし、記事及び動画の作成を行ってくださっています。

【Instagram】島根大学医学部広報(@shimane_university_med) • Instagram写真と動画
https://www.instagram.com/shimane_university_med/?hl=ja

大学生活、イベント情報、セミナー情報など、身近な話題を発信します。
フォローどうぞよろしくお願いします。


【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCse-8sF-wLMlLOZOsspYd0Q

医学部教員紹介動画「教授に50の質問」を配信スタート!
初回は長尾がテスト的に?インタビューしてもらいました〜。
既に何本か収録され、編集中とのことですので今後の発信をお楽しみに!!
チャンネル登録どうぞよろしくお願いします。

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posted by 長尾大志 at 08:13 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2023年10月27日

地域医療・総合診療実習、最終グループ振り返り

というわけで、このたび5年生の地域医療・総合診療実習、最終グループの振り返りが先週金曜日に行われました。

さすがに1年程度の実習を経て、各分野の知識をもって地域に放たれた皆さん、大変深い学びを得られていましたね〜。どの発表も唸らされるようなステキな発表でしたので選考に難航しましたが、諸事情なども鑑み?飯南病院で実習されたTさんにawardを授与いたしました。おめでとうございます〜〜とってもimpressiveなプレゼンでしたね!

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地域医療・総合診療実習に行く時期によって、学ばれることの量・質は少しずつ異なっていますが、これは必ずしも「最初がいい」「最後がいい」「真ん中がいい」というものではありません。いつであってもそこでの学びは貴重なものですし、そのタイミング以降での学びは充実することでしょう。5年生の皆さん、お疲れさまでした!!

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posted by 長尾大志 at 19:16 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2023年10月12日

医療法人橘井堂 津和野共存病院・臨床実習見学記

今月の地域医療・総合診療臨床実習見学記、9月の松江生協病院さんに引き続き、津和野共存病院さんに伺いました。明日はいつもの益田赤十字病院さんに伺う、ということで近くまでやってきたこのチャンスに、ようやく伺うことができました。

益田圏域においては医療機関再編成の最中だということですが、津和野共存病院さんは今後益田赤十字病院の後方病院として主に慢性期やリハビリが必要な患者さんといった、より「地域に近い」ところでの医療を担う役割を担当されるとのことです。

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先週までの振り返りで伺ったところ、学生さんは救急外来や一般外来の見学や実践もさることながら、慢性期の患者さんを担当させていただき、多職種カンファレンスに参加したり、メディカルスタッフの皆さんのお話を伺ったりして、退院支援の一通りの流れを見せていただいたりして、大変学びの多い日々を送っておられるようでした。また訪問看護や訪問診療、訪問リハビリなどにも同行し、患者さんの住まい・生活を実際に見たり、さらに併設されている老健や特養といった施設における認知症患者さんの実際なども見せて頂いたり、本当に多くのことを学ばれていました。

本日私が伺った時は、まず病院食の検食(美味しいカレー)。

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それから先週症例検討であがった患者さんの実際の様子を病棟に上がって拝見したり、介護職員の方に詳しい話をお聴きしたり、またその話の流れで実際の老健施設の役割であったり特養との違いであったり、実際にそこで行われていることであったり、そういったことの聴き取りを自ら目的意識をもってされていました。

その後併設されている特養に実際に伺って、そこで行われていること、利用者さんがどんな風に過ごされているか、どんなことをなさっているかということを拝見したり、老健においての利用者さんの過ごされ方の違いであったりを実際に見させていただいていました。まさに百聞は一見に如かず、であります。

また、そこで職員の方にいろいろお話を伺い、看取りに関する諸問題であったり、介護職員さんや看護職員さんによってできることが違う、その各々の判断で利用者さんの具合が悪くなった時にどんな感じで対応されているか、などなどの実際の現場における諸問題を聴き取りをされていて、大変学びになったようです。

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その後は救急対応を見学されたりして過ごされ、最後は1日の振り返りカンファレンス(新入院患者さんや 入院中変化のあった患者さん、気になる患者さんなどの)があり、それに参加をされて1日の課程を終えられました。いずれも大学では学べない貴重な体験をさせていただいたと大変感謝しております。

学生さんは適切な環境を与えられ、適切な症例を見せていただいて、適切なお手本を見せていただければ、勝手に学びたいことを学び、主体的に動き出されるのだなということを今日の学生さんを見ていてつくづく思いました。

やはりこの地域実習地域医療総合診療実習はよくできた仕組みであるし、津和野共存病院さんの環境も大変学びの多いものであることだなあと思った次第です。

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今日半日でしたが、大変お世話になりました。院長の木谷先生には大変貴重なお話を賜り、また個人的な今後の示唆もいただいたり、本当に長々とお時間を取っていただきありがとうございました。他にも理事長の三輪先生、副院長の飯島先生、それに木田川先生や濱崎先生はじめ関係の先生方、本当にありがとうございました。またたまたま益田赤十字病院から地域医療の研修に来られていたY先生も会えて嬉しかったです。また本日ずっとご案内していただいた総務の藤原様、本当にお世話になりました。それにあちこち 尋ねさせていただいた時にお相手頂いた皆様方も、本当にありがとうございました。厚く御礼申し上げますとともに、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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posted by 長尾大志 at 22:09 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2023年09月20日

松江生協病院・臨床実習見学記

出雲市民病院に伺ったのは6月で、雲南市立病院に伺ったのは 7月、すっかり間が空いてしまいましたが、なんとかこの度予定を調整して、昨日松江生協病院さんをご訪問させていただくことができました。

とはいえ午前中は松江で別件の用事があり、午後からの見学となりましたが……。

午後の最初はVF(嚥下造影検査)の見学(2件)と、その結果を患者さんやご家族に説明している様子も見学させていただきました。

VFという検査自体を具体的にどうやって行うか、学生さんに見てもらえましたし、嚥下したときに物質の性状・大きさによっての流れ方の違いや、顎を引いたりすることで嚥下がうまくいくようになる様子もダイレクトに見ることができました。また、その結果を踏まえての熟練された医師による、患者さんとご家族へのわかりやすい説明、生活指導も見ていただきました。

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続いて外来実習です。これは午前中には初診の患者さんの問診を取ったりということをされているそうなんですが、今回お邪魔したのは午後でしたので、再来患者さんの外来を見学+αさせて頂きました。

患者さんの入室前に少しその患者さんの疾患について、予習の説明があった後呼び入れ、診察をされる様子を見学させていただくのと、各々の検査の解釈を都度都度質問されて学生さんが答える、みたいな感じで進めて頂いておりました。とにかくお忙しい外来の合間とは思えない懇切丁寧なご指導で、感銘を受けました。

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ご覧ください。指導医のS先生(左)の柔和な表情。常にやさしいオーラ満開で教えてくださっています。

1人の患者さんでは食事指導のコツを、説明用のパンフレットを使って説明をさせていただいたり、患者さんの 適切なカロリーを計算したりしていました。また患者さんがどんどん来られる中で、循環器科の患者さんでしたので必ず心電図を撮って入ってこられるので、その心電図を一つ一つ判読してそれを先生からフィードバックしていただいたりしました。

また患者さんが入ってこられたときに、患者さんの自覚症状からNYHA心機能分類についてはどうなるかなどなど、ちょいちょい質問をされてそれに答えたり、また患者さんの所見の記録を補佐したり、いろいろと手を動かすこともあって飽きさせないよう工夫していただいてるなあ、と思いました。ある患者さんでは起立性低血圧のような訴えがあったため、Schellong testを学生さんにやらせていただいて、見事に陽性であったという学びもありました。

外来室には電子カルテが並列に2台あって、1台は完全に学生さん用になっていること、そしてネット環境も優れていてすぐに調べ物をすることが可能であることなど、非常に学習しやすい環境になっていました。

胸部X線の読み方、心電図の読み方、院内の紹介などはあらかじめ動画にされていて、それを視聴しておくことで予備知識を頭に入れることができるようにしていただき、先生方の手間も省けているところがあるようです。このアイデアは他の病院でも使えるものだと思いました。

この4週間の振り返りでは、大学でできないこととして目標に挙げていた、
・他職種の話を聞いたり働いている様子を見ることができた
・退院調整の場面に同席することができた
・訪問看護に同行して実際の患者さんの暮らしぶりを見ることができて印象的であった
・班会にも参加できて、一般の方にお話しする難しさややりがいを実感できた
・エコーはレクチャーをしていただき、実際に患者さんに当てさせていただく機会もあった
・とにかく皆さん優しかった

などなど、充実の実習であったことがよくわかりました。

突然の見学にご対応いただいき、ずっとご案内いただいた秘書課のTさん、そしてS先生、それから院長先生、本当にお世話になりました、そしてずっと本学生がお世話になっております。本当にありがとうございます。

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posted by 長尾大志 at 18:22 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2023年07月10日

雲南市立病院・病院実習見学記A

(昨日のつづき)カンファレンスが終了してから上級医の先生の回診に学生さん含め4.5人で同行します。新しい入院の人+気になる人、合計10人くらいでしょうか。同行しつつ時々手技が入ると学生さんはそちらに行ったり、入院患者さんの発熱・ショックのケースではワークアップとG染をやったり、鑑別診断を考えて調べたり、必要な検査を見に行ったり、都度都度そこにおられる症例によって柔軟に、どんどん何でもやらせて頂ける印象です。

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回診の後は、普段は救急外来か一般外来で初診患者の問診を取ったりするとのことでしたが、訪問時は回診とそれに付随する検査あれこれが多かったので、一旦自習時間となり調べ物をされていました。外来の問診時、学生さんは直接オーダー入力ははしないものの、どの検査が必要か考える機会は頂いているとのことです。

電子カルテPCは学生さん1人に1台、PHSも各自に貸与いただき、大変恵まれた環境でした。これも総診の熱い先生方と事務の方とのこれまでのご尽力の賜物だとのことです。

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ゆったりした学生さん控室!

基本的な実習の方針は、一緒にいろいろなことをやってその都度フィードバック。学生さんに聞いていても、その場でこれでよかったのか、もっとこうすればよかったんだということがわかるのは助かる、とのことで、やはり「その場のフィードバック」の重要性を実感します。特に医療現場での学びには体験が必要ですが、成功と失敗の体験が出きて、その場でフィードバックがあるという環境が良い学びになるのだと実感されました。

数少ない「ないこと」としては、抄読会はやっていないとのことでした。座学が少ないってことですが、これは実地での学びに重きを置いておられる、ということですし、座学は大学でもいくらでもできますから……。

お世話になりました先生方、キャリアサポート・育成センターの勝部様はじめ関係の皆様に厚く御礼申し上げます。今後とも学生・研修医教育にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

https://unnan-hp.jp/publics/index/239/

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posted by 長尾大志 at 18:22 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習

2023年07月09日

雲南市立病院・病院実習見学記

もう先々週のことになってしまいましたが、雲南市立病院における島根大学医学部5年生の「総合診療・地域医療実習」に同行させて頂きましたので、遅ればせながらレポートをさせていただきたいと思います。

すでに島根大学の学生さんにはよく知られていることではありますが、「雲南の朝は早い」。朝7時30分からカンファレンスが始まります。これでも遅くなったのだ、とのこと、以前は6時45分開始だったそうですから。まずこの時点で心折れそう、という印象を受ける人が多いらしくて、個人的には勿体無いな〜と思いました。それだけの理由でこの素晴らしい実習を受ける機会を逃すわけですから。まあ逆に、意識低い系の人を寄せ付けない、という意味ではうまくいっている、という見方もできるのかもしれません。

朝早い時点で大変だと思うかもしれませんが、慣れると意外に大丈夫、というか午前中に時間がたっぷりあるため、スイスイ仕事が進みこれが快適ですよ。私自身、普段起きている時間に起きて十分間に合うタイミングでした!

カンファレンスは研修医の先生がプレゼンをされ、指導医の先生からのコメントや確認が入ったりします。結構こちらの病院は「勉強になる」とのことで各地から研修医の先生の短期研修を受け入れておられるためか、研修医の先生の入れ替わりがあるようです。どの先生も積極的にご質問されながら、学生さんの指導にも力を入れてくださっている印象でした。

学生さんはカンファレンスに陪席し、時折振られることに答えたりしながら過ごされます。検査の決定・提出は学生さんが主体的にかなりなさっていました。訪問した日は抗菌薬の議論が(GNRsmallかmiddleかなどなど……)教育的に行われていました。

そして訪問の担当を決めてカンファレンスは終了。その日の訪問患者さんは5名でした。こちらに学生さんが同行することもできます。訪問した日は4週間の実習のうち3週目でした。2週目(前週)には訪問診療に同行していたとのことで、学生さんはそこでも多くの学びを得ていたようです。(明日に続きます)

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2023年06月15日

出雲市民病院・臨床実習見学記

今週から、島根大学医学部の総合診療・地域医療医学部実習でお世話になっている、地域の病院への訪問を開始しました。もちろん表敬訪問/ご挨拶という意味合いも大きいのですが、地域医療教育学講座としましては、実際にご指導いただいている地域の現場を拝見し、臨床実習で学ぶことができる事柄を実感しておくことは極めて重要と考えるものであります。6月13日火曜日には出雲市民病院にお邪魔いたしましたので、少し振り返っておきたいと思います。

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当方朝会議があったため、少し遅れてのスタートになりました。既に午前の実習は始まっていて、まず透析室に伺い、そこで家庭医療科の高橋先生が学生さんに直接説明しておられる現場を拝見しました。

透析患者さんの中には、心疾患を合併した患者さんが何人もおられて、その方々の聴診をして病態を考え、心雑音が何の雑音かを考え、 心エコーの結果を参照して聴診との整合性を確認し病態を考えるという作業を、着実に手順を踏んでやっておられました。その流れで心不全の診かたをレクチャーされましたが、その説明の途中で質問を挟まれ、それに答えられればOKですし、答えられなくてももちろんそれを咎められるということはないわけですが、自分にその知識がないということを認識して、それを(しっかり取ってある)休み時間に学習するというところにつなげていくように誘導されていました。これは1対1の対応ができているからこその、大変学びが深くなるきめ細やかな指導法であると感じました。

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その後病棟に移動し、病棟で胸腔穿刺の手技を見学。その都度その都度説明をいただきながら、 丁寧な手技を見せていただきました。基本ここまでは スケジュール通り、時間通りにきっちり次の場所に移動になります。この日まだ2日目で学生さんもオリエンテーションがついていない状態でしたので、必ず事務の方が移動についていただき、次の場所に先導していただきました。このあたりも学生さんの立場に立った、きめ細かい配慮を感じました。

次はリハ回診に帯同します。回診は医師と言語聴覚士さん、栄養士さん、医師クラークの方とで回られます。リハビリテーション科の松原先生からはまず、知識のない状態でついてきて、医師はじめ皆さんが何をしているか、どのようなことを診察されているか、どのようなことを尋ねているかを見て、そこでわからないこと、疑問を抽出をしてください、それを後で説明しますという風に説明がありました。

その日に入院された患者さんの一通りのスクリーニング、すなわち運動器のスクリーニング診察やMMT、意識状態チェック、長谷川式、嚥下の評価・水飲みテストなどなど、をされている様子を見せていただきましたが、患者さんの疾患も状態も様々であり、その皆さんに対して同じスクリーニング診察や検査をしている、その理由について考えるように振り返りの時間に言われていました。またリハビリと家庭医療の親和性に関してもお話がありました。スクリーニングの意義は退院に向けてどのようなことに介入していったらいいのかを判断していく、考えていくためにやるということで、学生さんからは現場を見ることでゴール設定に気づくことができたという感想がありましたし、総合診療・地域医療の文脈においても非常にやりがいがありそうだなという風に受け取られていました。

大学のリハ実習では、コロナ禍でもあったためか、リハの回診を見ることができなかったそうで、大変参考になったという話でした。今後 4週間のうちに何度も回診に参加するチャンスがあるということですので、学生さんの視点がだんだんと変わっていく、成長していくことが実感できるのではないかと言われていました。
また、担当患者さんのリハビリを実際にやっている現場を見ることで学びは非常に多いだろうというお話もありましたし、嚥下に関してもやはり患者さんの食事風景を直接見るということをおすすめされていて、今後4週間のうちに見ていきたいと言われていました。

以上で盛りだくさんだった午前中の実習は終わりですが。昼休みには検食をいただきました。これまでにも出雲市民病院で実習をした学生さんから、こちらの検食がおいしい!という話は伺っていたのですが、おそらく管理栄養士さんが工夫を凝らされていて、限られた予算の中でしっかり栄養バランスも整った、美味しい献立を考えられているのだろうと思います。1ヶ月分のメニュー表も頂きましたが、バラエティに富んだメニューで感心致しました。学生さんにしてみれば、昼食を毎日提供いただけるのは大変助かっているということでしたし、それが美味しければなおさら実習の質も上がる!?でしょう。

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これまで実習総括の発表を見ていると、出雲市民病院での実習はこんなものではなく、もっともっとたくさんの学びがあるようなのですが、諸事情にてこのたびの見学はここまでで一旦終了させていただきました。できればまた見学させていただく機会を持てればありがたいいと考えておりますが、拝見した範囲でも学生さんに対する配慮が行き届いた、地域ならではの強みを生かした学びの多い実習であるであるという印象を持ちました。

ともするとこの立地の良さ(大学にほど近い)から、学生さんには移動が楽、という消極的な選び方をされている?とも見受けることがある出雲市民病院ですが、地域の中で、濃密かつ丁寧な教育をしていただけますから、是非総合診療・地域医療・家庭医療に興味・意欲のある学生さんに選択してほしいな〜と念願しております。

お世話になりました高橋先生、松原先生、小松院長先生、医局秘書の三浦様はじめ関係の皆様に厚く御礼申し上げます。今後とも学生・研修医教育にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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posted by 長尾大志 at 12:04 | Comment(0) | 島根大学医学部・臨床実習