2017年05月28日

新人たちの

4月から呼吸器内科に入局となった、I先生とK先生、そして2年目ながらずっと呼吸器を選択してくれているY先生、3人とも、真面目にしっかり患者さんに向き合い、知識の吸収も大変よく、将来が楽しみでなりません。


いつもここでは言っていることですが、呼吸器内科は気管支鏡にまつわる手技たち、胸腔ドレーンや局麻下胸腔鏡など、手技はそれなりにありますし、キッチリできるのは前提条件なのですが、必ずしも手技一辺倒ではなく、しっかりと患者さんに向き合い総合的に診療した上で、強みである専門性を発揮するところにやりがいがあるのです。カンファレンス他でそのあたりの機微も伝わっているとうれしいです。


最近隙があれば、彼らと外来初診症例の問診から検査、処方まで「闘魂外来」方式で一緒にやっているのですが、やっぱりこの方式の教育効果は高い!と実感します。3年目でもそこまでするの?と思われるかもしれませんが、するのです。特に患者さんへの説明は、よりよい医師ー患者関係を構築するための腕の見せ所。見てもらうことで微妙なニュアンスを実感してもらうことができると信じています。


「書籍プレゼントキャンペーン」もまだまだ行っておりますが、ウチに来る先生方は既に持っている、というケースが多く、せっかくのキャンペーンも活かされていなかったりします。まあそもそも、「レジデントのための」本が多いので、1年目に読む人が多そう。


今多く書いている初級者向けの本よりも、プレゼントのためにはもう少し上級者向けの本を書くべきなのかもしれませんが…それは私の出番ではなさそう。上級者向けの本を書くべきなのは、もっと格調高い先生方にお任せしようと思います。まだまだ、研修医の先生方や非専門医の先生方に向けた活動を続けていくのが私の仕事かなあと思っております。

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posted by 長尾大志 at 16:22 | Comment(2) | 日記

2017年05月27日

5月が終わりました。

臨床実習、初期研修とも、数グループが過ぎ、新しい制度が過ぎていっておりますが…。やはりまだ、新しい取り決め、特に評価については馴染めていないのが実際のところです。とにかく思うのが、学生さんの不均一性。ヤバイ班、ありますよね−。でも、どう評価、フィードバックするかは難しい。クリニカル・クラークシップワーキングもなかなか前途多難な感じでありますし…。


臨床実習入門という、シミュレーターを使った模擬身体診察練習も始まりましたが、これまたモチベーションをどうやって上げていくのか、完全に教員に丸投げられていて、カリキュラムを作る側の工夫が微塵も感じられません。私もいろいろと試行錯誤し、ようやく軌道に乗ってきて、楽しくできるようになってきましたが…他の先生方、どうされてるんでしょう??以上、心の声でした、。


以前の告知に加えて、メディア仕事のお声がけを複数頂いています。一つはあの先生とのコラボ、教育効果の高そうな試みに参加できるのがめっちゃ楽しみです。

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posted by 長尾大志 at 22:29 | Comment(0) | 日記

2017年05月04日

更新はお休みです。

急遽、ネット環境の脆弱なところへ帰省のため、数日更新をお休みさせて頂きます。ご容赦のほどお願い申し上げます。

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posted by 長尾大志 at 20:08 | Comment(0) | 日記

2017年04月16日

ポリクリ⇒クリクラに替わって(振り返り)

新年度が始まって2週間、臨床実習もポリクリという呼称を止めて、他大学でも既に浸透している「クリニカル・クラークシップ」になりました。


私も先日一度クリニカル・クラークシップのワーキングに参加して、いよいよ、という意気込みで新年度の1回目を終えたわけです。


とはいえ当科(呼吸循環器内科)では独特の事情があり、学生さんの1日のうち、循環器に割り当てられた時間帯と、呼吸器の割り当てられた時間帯とが厳然と分けられている、そして病棟が各々異なる、ということになっておりますので、1日中べったり病棟に張り付く、ということはできません。


それについては6年生のアドバンス臨床実習(6月〜7月)でやっていきたいと思います。6年生は覚悟しておくように。



割り当て時間割が昨年度と同じなので、今年度の新しい試みとしては、外来実習の闘魂外来化、名付けて「びわこ闘魂外来」です。ところが残念ながら今回は初診の患者さんが来られず、再来患者さんでの試みとなりましたが、振り返りの時に学生さんが「もっとも印象に残った」と言ってくれました。どちらかというと医学的なことではなく、内科医として患者さんと話をする上で、私が伝えたいことを考えてもらう…という感じでしたが、ある程度伝わったようでよかったです。


胸部画像についてと診察についてはうまく進んだので、あとはもう少し入院症例を見せることができれば…というところでしょうか。


まあでも、学生さんも初めての臨床実習ですから…おそらく、この4月と、実習に慣れた2月、3月では、やってもらうべきことは違うのだろうな、と思いますし、替えるべきでしょう。これからの課題ですね。

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posted by 長尾大志 at 14:35 | Comment(0) | 日記

2017年04月15日

個人情報保護法

ここ最近、ブログの進捗が滞りがちであることに気づかれた方もおられるかもしれませんが、実は現在自分の持っているデータの整理を行っているところです。以前学内の勉強会で教えていただいたところによりますと、もうすぐ変わる個人情報保護法では、ちょっとしたことでもかなりの大事になりそうで、これまでのような意識ではだめだなと痛感した次第です。


最終形態がどのようなものかはまだその時点ではわからない、ということでしたのでまだココに書けるわけではありませんが、ともかくコンプライアンスであったり倫理規定であったり、何かと世知辛くなってきている昨今です。ともかく現職を維持するためには、道を踏み外すことのないよう注意したいものです。知らずに踏み外すというのが一番怖いですから。


個人情報保護法の変わる途中経過を見ていると、臨床現場を学生さんに見せる医学教育なんて全くできなくなるんじゃないか、とすら思えるような改革になりかねず、そもそも個人情報の取り扱いを国際基準にするために教育が国際基準から大幅に遅れるという、皮肉なことになるかもしれません。続報を見守りたいと思います。

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posted by 長尾大志 at 20:40 | Comment(0) | 日記

2017年04月01日

新年度の新体制

年度が改まりまして、いろいろと体制が変わりました。


まずは、滋賀医大における自分の立ち位置が少し変わり、外向けの活動がやりやすくなりました。そのために、他大学で教鞭を執ることのハードルが低くなります。そこで、他の複数の大学で、呼吸器内科学の講義や臨床実習を任せて頂けるようになりました。実際、多くの医科大学で、呼吸器内科の教員が不足しており、学生さんが大変困っているといいます。少しでも私でお役に立てるところは協力していきたい。


例えば動画である程度予習をしてもらって、グループワーク、アクティブ・ラーニングで学習を深めていく、そのシステムで、お互いに時間を節約しつつ、最大の学びを得ることを目標とします。



また、医師国家試験予備校での活動もはじめます。どこでも「呼吸器」の講師の方は手薄なようで、お役に立てるところも多そうです。


それから、総合診療医、一般内科の先生方主体で、呼吸器が手薄な病院さんで、特に若手の先生方を「呼吸器上等」にするべく、呼吸器疾患を扱うカンファレンスに定期的に参加させて頂く。



…そんなことが時間的に可能なのか?身体は1つなのですが…まあ、今日は、言うのは許されるでしょう。

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posted by 長尾大志 at 20:14 | Comment(0) | 日記

2017年03月20日

束の間の春休み

5年生の臨床実習が金曜日で終わり、大学も春休み体制となりました。ポリクリという名の臨床実習は今年度まで、来年度、つまり4月からはクリニカル・クラークシップ(クリクラ)という名前になります。例のカリキュラム改革の一環として、臨床実習にも改革のメスが入る…はずではありますが、今のところ何も変わろうとはしていないように見えます。


3月の終わりにクリクラのためのワーキングみたいなもの(第2回)がありますが、どう考えても4月には間に合いそうにないです。


なんか資料みたいなものも回ってきましたが、あくまで資料であり、全学で臨床実習の方向性をそろえていこう、というものではありません。より学生医師を医師らしく扱う、ということで、そういった時間割を作成せよ、とか、評価を改革する、ということでルーブリックを評価に使う、であるとか出てきていますが、結局、スタート地点である「学生の教育を全学でどのような理念でやっていくのか」の議論がなくて、ただ「国際基準」の要求する「項目」を取りそろえました、というだけにとどまっているように見えるのが何ともかんとも。


例えばルーブリックに基づいて採点をしても、その結果はものすごく大雑把にしか反映されない。正直、現カリキュラムにおいて、ウチの5回生はかなり「ぬるい」環境にいると思いますけど、それを締めようと思えば、進級に関わってくるポイントを設けることになる。そこまで思い切れるかどうかは、このワーキングが決めるものではないのです。


…それはワーキングよりもっと上の委員会が決めることのようですが、今年の医師国家試験の結果を踏まえれば、もはや改革待ったなし、という状況です。あまり書きすぎる前に自重しなくては。



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posted by 長尾大志 at 21:43 | Comment(0) | 日記

2017年03月05日

講義・実習中のスマートフォン等の使用に関するFD・SD研修会

で、このタイミングで、表記のFD・SD研修会が開催されました。タイトルだけ見ると、講義や実習に如何に上手にスマホを使わせるか、そういう研修か?と思いましたが、全く違って、「講義や実習中にスマホを使っている学生にどう対応しているか、著作権などの対応について」などの話でした。


講義や実習中にスマホを禁止しているかどうか、とか、なかなか今さら感のある話題のようにも思えますが(ガラケーのおまえが言うな、という感じですが…)、教員や学生のアンケート、著作権などについての情報提供が中心で、最後にパラパラと意見が出て…という研修会でしたが、所々、興味深いお話もありました。


学生が講義中にスマホで撮影をするのは、配付資料が貧弱で読めない、白黒でわかりにくいから、もっとちゃんとした資料を配って欲しい、という意見。他にも学生アンケートを見ていて、以前にも書いた「サービスを与えられることに慣れきっている世代」という言葉を思い出しましたね。


教員からは、高校生じゃないんだから、何でもかんでも与えられるのを待っているのではなく、自分で調べて問題解決すべき、という意見。まあ、学生は単に、スライドで見せたものは全部手に入れておきたい、というだけの動機だと思うんですけど…。


それに「自分で調べて」というんだったら、その場でスマホやタブレットで調べるのはいいのか、ということも思いますし…。


教員側のアンケートで思ったのは、「学生が講義・実習中にスマホを使う、ということに対する教員の足並み、考え方、バラバラですね〜」ということ。ダブルスタンダードどころじゃありません。傾向としては看護学の教員は禁止とか、厳しい傾向。学生の問題なのか、教員の考えなのか…まあ、大学ですし無理にそろえる必要はないでしょうが、基本的な方針ぐらいは統一しておく方がいいのでは、と思いますけど。


改めてこういう調査を見ると、世代間の認識の差が浮き彫りとなって、けっこう興味深いものでした。大学としては、いわゆるメディアリテラシーというべき「常識」についての情報提供は定期的に行うべきで、この線を越えてはならない、というところ、実際の事例と、それがどういう罪になるか、問題になるか、を教えることは必須であるけれども、それ以外は若い人の自由な発想に任せるべきではないかな、と思いました。





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posted by 長尾大志 at 22:05 | Comment(0) | 日記

2017年03月04日

スマホデビュー(苦笑)

今日のお話は、全くしょうもないお話なので、よほど私に興味がある(笑)という方だけお読みください。


これまでもちょいちょい匂わせてはいたかもしれませんが、未だに私はガラケーを使っています。まあ、何というか、時代についていけないというのが半分、スマホに人生を支配されるのを良しとしない、という反骨の意味が半分、もったいない、というのが半分、既に合計は1を超えましたが、ともかくこれまでも、けっこう時代の流れに抗ってきていて、まあ今回もごお多分に漏れず…まあきっかけもなく、ズルズルときていたわけです。


ですからfacebookのメッセージにも反応が遅かったり、写真のupも遅かったり、ブログに「今日の出来事」を写真付きでupするのも遅かったり、とまあ全てが遅かったわけです。


どこかに出張の時にも、デジカメを忘れることがしばしばあり、そうなるともう画像が残らない。ちょっと残念な想いをしていたりもしました。まあ、スマホの役割はそれだけでなくいろいろある。よくわかりませんけど。


近頃はスマホを使った学習法もあり、いよいよ自分でスマホを使ってみないと、今の学生さんの気持ちもわからなさそうだ、と思うに至りました。


最近は妻から「友だちはみんなLineを使ってて、私だけメールで連絡、いつも申し訳ない」なーんて、中学生の娘みたいなセリフでねだられていて、とうとうスマホに替えることになってしまいました。またこれも選択肢が多すぎて、悩みまくりましたが、とりあえず今日で申込は完了し、あとは端末が来るのを待つばかり。決めてしまえば、やってくるのが楽しみだったりしますね…。

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posted by 長尾大志 at 20:55 | Comment(0) | 日記

2017年02月26日

第24回びわこ臨床研修ネットワーク学術講演会に参加してきました。

昨日は第24回びわこ臨床研修ネットワーク学術講演会@ピアザ淡海に参加してきました。こちらは滋賀県の病院協会、まあ研修病院の集まりみたいなところが主催されている、県下で研修している先生方と指導医の先生方との集いです。


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ピアザ淡海から見る琵琶湖の眺望はいつも落ち着きます。すっかり滋賀県民。


初期研修医2年目のU先生に、「アレルギー性気管支肺真菌症治療中に突然の血小板減少を来たし、診断に苦慮した一例」を発表していただきました。まあ、本当の意味でいろいろ苦慮した一例です(汗)。


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国立病院機構 東近江総合医療センターのT先生をはじめ、数件のご質問を頂きましたが、全く私たちの出る幕なく、しっかりと答えておられたのが印象的でした。よかったよかった。


県と県下の病院が連携して、研修医の先生やその他の先生方を呼び込んでいるところがうらやましいところですが、この会のように、県下の病院間での連携もされているわけで、もっと発展するといいのに、との思いを強くしました。

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posted by 長尾大志 at 20:26 | Comment(0) | 日記

2017年02月25日

京都医療センターの会(呼吸器合同カンファレンス)に参加して参りました。

昨日は、表記の会(正式名称はよくわかりません…汗)に、初めて参加させていただきました。


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こちらは、京都南部にある呼吸器内科のある病院の先生方が、症例を提示、ディスカッションを行う、という趣旨の会で、音羽病院の土谷先生にご紹介いただいたものです。


京都医療センターの三尾先生には京都大学でお世話になって以来の再会、その他、滋賀医大出身の外科の先生にもお目にかかったり、懐かしい顔ぶれに、タイムスリップをしたようでした。


やっぱり、他施設の先生方と顔を合わせていろいろお話をする、という機会はいいものだ、と再確認。


できればこれからも参加したいところですし、滋賀でもこういう会ができれば、という思いを新たにしました。

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posted by 長尾大志 at 20:40 | Comment(2) | 日記

2017年02月11日

医学科新カリキュラムの概要について説明会・教育方法改善に関するFD・SD研修会

昨日は医学科新カリキュラムの概要について説明会、ならびに、教育方法改善に関するFD・SD研修会があり、参加して参りました。


医学科新カリキュラムについては、これまでワーキンググループ、教授会など、ごくごく閉ざされた空間で論議されてきたとのことで、私のような末端のものには全くうかがい知ることができておりませんでした。


それで昨日初めてその全貌が一般教員に向けて明らかになったのですが、これまで旧態依然の状態であった滋賀医大のカリキュラムの根幹から手を入れて、一気に世界水準まで到達するかという期待を抱いておりました。


また、カリキュラムが新しくなるということは、全教員の教育に対する姿勢、方針の統一、そういったことをやっていくチャンスでもあるので、そちらも楽しみにしておりました。



そういう大事なことをするのに、どうして説明会が30分しかないのか。概要を説明したら終わりではないのか。ちょっと疑問であったわけですが…蓋を開けてみますと、概要の説明で終わりでした。ううむ。


そして肝心のカリキュラムの中身ですが…なんというか…私が感想を言うのも憚られる感じです。ココに書いたことが一人歩きしてもアレですし。


まあともかく、仏つくって魂入れず、にならないよう、教員が魂を入れていかなくてはならないのだろうな、ということは思いました。その話が実は引き続いて行われた「教育方法改善に関するFD・SD研修会」に続いて行くのですが、その話は明日。

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posted by 長尾大志 at 19:53 | Comment(0) | 日記

2017年01月21日

滋賀県緩和ケア研修会 ファシリテーター

今日は、表記の会にファシリテーターとして丸一日、参加して参りました。


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参加者としては昨年参加し研修を受けたわけですが、今年の参加は振り返りのよい機会となりました。日によっては、ファシリテーターは講義には参加せず、ワークショップのみの参加、ということなのですが、私が参加したこの日は、朝から講義にも参加すべし、となっておりまして、勉強させて頂きました。


いろいろとお話に参加させて頂いて、思うところはたくさんありましたが、そのまま書くのは憚られますので、明日頭を冷やして書けそうであれば書こうと思います(意味深)。

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posted by 長尾大志 at 16:53 | Comment(0) | 日記

2017年01月14日

大学入試センター試験

今日は、大学入試センター試験の試験監督をしておりました。


幸い当地では雪がちらつくものの交通機関の乱れなどなく、つつがなく終了したようでよかったです。国内では遅れなどもあったようですが、まずは明日まで無事に終了すること、受験生の皆さんが努力の成果を発揮できることをお祈りしております。


そして明日私はこちら。


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胸水について、臨床検査技師の方々と考えて参ります。参加される皆様、よろしくお願い申し上げます。

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posted by 長尾大志 at 21:19 | Comment(0) | 日記

2017年01月01日

一年の計

あけまして、おめでとうございます。


一年の計、といっても、毎年同じことで、特に「これまでと違う」ことを指向するわけではございません。


これまで通り、呼吸器の知識を、必要な方にお伝えする。できるだけ伝わりやすい方法・手段を用いて。できるだけ創意工夫をすることで、勉強が楽しくなるようにする。伝わるための方法を、いろいろと模索していきたいと思います。


それと今年は、体調不良にならないよう、「無事これ名馬」を心に刻んで参ります。

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posted by 長尾大志 at 21:10 | Comment(0) | 日記

2016年12月31日

2016年を振り返って思うこと(大きな出来事)

でも振り返ると、やはり印象に残っているのは外仕事ですかね〜。いろいろな方々との出会いがありますから。出会いが印象に残るって感じです。


書籍にしても講演にしても、ただ、出す、やる、というだけでなく、本ならどのくらい売れたか、講演ならその後頂くご感想、またご依頼頂けるか、つまりどの程度評価頂けるか、ここがスゴく気になります。そういう意味では、今年の活動は「まずまず」なのかなあ、と思っています。


あ、あと、

■ なんばグランド花月

■ 医学教育学会での、『学生×教員 対話セッション』

■ 関ジャニコン

■ 闘魂祭@滋賀医大


これら祝祭空間への参加は本当に印象的な出来事でした。自分のプレゼンに必ず活かします。



■ 9月〜10月、なぞの体調不良

おそらく副鼻腔〜上気道炎なのですが、これまでと異なり異常に罹患期間が長く、5kg体重が落ちました。あまりにも長期間だったので、感染症以外の疾患を疑ったのですが、結局1ヶ月あまりの後に軽快してしまいました。アレは一体何であったのか…。


体調を崩したなかで講演など、頂いたお仕事をきちんとやりきった、これは自分で自分をほめてやりたいと思います。今年を振り返って、とにかくアラフィフ、健康には注意しなくては、肝に銘じました。


それでは皆さま、よいお年をお過ごし下さい。

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posted by 長尾大志 at 10:19 | Comment(0) | 日記

2016年12月30日

2016年を振り返って思うこと(業務?編)

■ 独立行政法人国立病院機構東近江総合医療センターへちょっとだけ出張

総合内科カンファレンスを3ヶ月にわたって見学させて頂きました。小回りのきく病院での勤務も楽しそうだなと思いました。



■ CBT問題のブラッシュアップ

■ OSCEの外部評価者

医科大学教員としての業務です。いろいろと勉強になることの多い経験でした。問題作りや実習における自分の幅が拡がったような気が致します。



■ 医学教育学会で発表⇒「医学教育」誌に投稿
(医学教育 47(5): 314-315, 2016.)

久々に発表とか投稿とかを自分でやってみて、またいろいろと発見がありました。


業務関係は、ことさらに取り立ててこちらで紹介することもなかったかもしれませんでしたが、貴重な経験ではあったと思います。今の立場ですと、これ以上の機会はあるのでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 17:41 | Comment(0) | 日記

2016年12月29日

2016年を振り返って思うこと(医局編)

今年1年間どんな年だったか。
振り返ってみると色々とありました。


先だっての記事では、主な外仕事を書きましたが、内向きには(出張以外では)休むこともなく、5年生、6年生の臨床実習を微調整しながらやりきりました。3年生、4年生、看護学生さんの講義もアクティブに行いました。


いろいろとうまく出来てきた感触はありましたし、今回の学生さんによる「授業評価」もかなりヤバいものでした。すごくうれしい言葉をたくさん頂き、少し報われた気がしました。


医局としての出来事は…


■ H山先生の入局

■ M山先生の来滋


やはり共に頑張る仲間が増えるというのは、この上なくうれしいものです。来年度からも新しい仲間が加わってくれる予定ですし、大いに楽しみです。



■ 滋賀医科大学呼吸器内科医局初めての、市民公開講座開催

医局一丸となっての運営、良い経験となりました。また来年も行います。

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posted by 長尾大志 at 17:47 | Comment(0) | 日記

2016年12月25日

祝祭空間の研究

昨日は祝祭空間の研究でした。


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やはり一種完成された、顧客の心理を考え抜いたエンターテインメント、というものを見学できる機会は貴重です。いろいろとプレゼンの参考になりました。そういうわけで、ちょっと考え事をしております…。

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posted by 長尾大志 at 22:13 | Comment(0) | 日記

2016年10月30日

第42回若鮎祭にて・医学クイズ

今日は子供たちを若鮎祭に連れてきて…。


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動物とふれあったり…


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スライムを作らせてもらったり…


子供たちが帰ったあとは、昨日告知した「医学クイズ」でプレゼンターをさせてもらいました。参加者が少なく、豪華賞品?の私のサイン入り著書は看護学科のSさんが勝ち取られました。


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同じくプレゼンターをしておられた、相見先生の授業の工夫を見せていただきました〜。なるほどですね〜。自分に足りないところがいろいろとわかりました。勉強になりました。相見先生、企画運営の石田君、お手伝いの方、参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。





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posted by 長尾大志 at 22:42 | Comment(0) | 日記

2016年10月23日

「最後」を宣言すること

今日のブログは、ふざけた内容、無理矢理な内容と思われる方もおられるかもしれませんので、あらかじめご注意願いますが、私は大まじめです。


先日のNMB48 6th Anniversary LIVE、初日にて、NMB48の大組閣が発表されました…いや、組閣や研究生の昇格、その是非や意見はここで取り上げるべき話題ではありませんので、それはいいのですが、その後発表された「上西恵の卒業発表」を見て思ったことを書きます。


突然の卒業発表で、事前に聞かされていなかった(らしい)須藤凜々花が「わああああああああああああああああん!」と、最近あまり聞いたことがないくらい号泣して舞台袖にはけていきましたが、NMB48における母親のような存在であった上西恵が、突然「いなくなる」ことを実感した衝撃がすごく伝わってきました。



閑話休題、つい先日、死すべき定め――死にゆく人に何ができるか(アトゥール・ガワンデ 著、原井 宏明 翻訳)を読みました。読書記を書こうにも、内容が深く大きく、気軽には書けないのですが、現代医学によって極限まで引き延ばされた生命が、それでも終わりに近づく、その終わり方が、私たち医療関係者も、そうでない方々も、想像もしていなかった状態になってきている、それをどのように支えるのか、そういうテーマで、とにかく非常に「重い」です。若い、希望に満ちた医療関係者の人は、読むとすごくしんどいかもしれません。


全編を通したメッセージとして受け取ったのは、生きているものには必ず死が訪れる、それを意識して、準備しておく(物理的にも、精神的にも)ことがこれからますます「よく生き、よく去る」ためには必要となってくるだろう、ということ。私たち医療関係者のほとんどは、患者さんを「治す」ことだけを習ってきました。けれども、超高齢化社会で大切なことは、「生きている間、よりよく生きる」。そのためには、終わりがあるならば、早めに知っておく方が、絶対にそこから逆算してよりよく生きるために家族や周りの人たちができることがあるはず、それを正しく知っておいていただく、というのも私たちの、大変重要な役割なのだと思いました。


いつか必ず訪れるその時が、突然なのか、前兆、予感があるのかによって、その時までの過ごし方が変わってくる。上西恵が卒業するまでの間、須藤凜々花の生き方、過ごし方がどのように変わるのか。個人的に注目します。

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posted by 長尾大志 at 17:28 | Comment(0) | 日記

2016年10月15日

呼吸器の勉強をしたい。そうだ、滋賀医へ行こう。

10月から、当呼吸器内科に勉強に来られた村山先生の歓迎会を木曜日に開催しました。


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村山先生は、長野県で総合診療を4年あまりされた後に、地域の呼吸器医療が崩壊していることに危機感を抱かれて呼吸器を志望された、熱いハートの持ち主です。


もうそれだけでも素晴らしいのですが、さて呼吸器の勉強をしようかと全国の数ある呼吸器教育施設を見回して、あえてウチに見学しに来ていただいた。その時のカンファレンスの様子、(主に食事会の?)ほんわかムードに合ったという事でしょうか、最終的にウチを選んで頂いた、これまた素晴らしい。


もちろんウチの先生方の指導には間違いないと自信がありますが、加えて村山先生の総合診療力が、ともすると専門志向で凝り固まりがちなウチのメンバーにどんな化学反応を起こしてくれるか、楽しみでしようがありません。


改めて写真を見ると女性が多いですね。ウチも女医さんが増えたものだなあ。



そういうわけで、呼吸器の勉強をしたい、という方のガッツリした研修から、地域に呼吸器科医がおらずしっかりした研修ができなかった、ブランクがあるのでやり直したいけど不安…といった方の短期間の研修まで、いろいろと支援できますので、滋賀医科大学呼吸器内科までお問い合わせください。

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posted by 長尾大志 at 16:38 | Comment(0) | 日記

2016年10月01日

COPD SUMMIT

今日は昼過ぎまで子どもたちの運動会(小学校)を見に行っておりました。朝方までけっこうな雨が降っていたので、てっきり中止かと思っていたら決行とのお知らせ。大丈夫かなと思っていたら、午前中からかんかん照りになり、けっこうな日焼けをしてしまいました。


汗だくで帰ってシャワーを浴びて大阪へ。表記のCOPD SUMMITという某社さん主催の会に参加して参りました。COPDの吸入薬に関するエビデンスを勉強し、エキスパートの先生方と意見交換する形式の会でしたが、ちょうど今取り組んでいる「非専門医の先生方対象の書籍」執筆のヒントをいろいろと得ることが出来、実りの多い会でした。


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いとやんごとなき先生方との再会もありました!


今週は滋賀感染症研究会も有り、学びの多い週でした。またアウトプットしなくては。また、次の次?の書籍出版のご相談も有り、病み上がりでグッタリしていた心身ともに気合いが入りました。

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posted by 長尾大志 at 23:55 | Comment(0) | 日記

2016年08月07日

ワークとライフのバランスについて

同門会の年報に掲載する原稿を依頼されました。「つれづれなるままに書いてよし」とのことでしたので、心に浮かぶよしなしごとを書いてみました。



最近よく耳にする言葉「ワーク・ライフ・バランス」。


ワーク(お仕事)と、ライフ(お仕事以外の生活?←合ってますか?)のバランスを取ろう、みたいな、一般的には、生活(人生)の中で、仕事の占める(主に時間的な)割合を小さくした方が幸せだよね、的なニュアンスで語られることが多いように思われます。


この前若い人としゃべっていたときに、「やはりしっかり休みはあった方がいい」とか、「ブラックな職場は無理」とか、まあそういう話になったのですね。そりゃそうだと。


ちなみに私はまあ古い世代ですからワーカホリック(働き中毒?〜死語)と思われがちですが、20ウン年前に働き始めた頃には、おそらく今の若い人と同じで「出来るだけ休みが多い方がいい」「正月や夏休みはガッツリ休みたい」「受け持ちは少ない方がいい」「当直も出来るだけ少ない方がいい」と思っておりました。ハイ。


今の私から見ると完全にダメダメ研修医であったワケですが、あるとき当時の指導医から「このままでは君はダメダメだ」ということを言われ、(まあダメダメな自覚は多少あったのでしょうか)日々の業務にしっかり向き合うようにしたのです。


すると、まあまだ若い伸び盛りですから、懸命にやるとどんどん力がついてくるのが実感されるのですね。そして仕事が面白くなる。で、ますます頑張る。伸びる。仕事が面白い…。正のスパイラルに入り、仕事にのめり込んで1日のほとんどを病院で過ごすようになりました。


そういうわけで、身体を壊して入院したこともありましたが、その後しばらくは、人生≒仕事、という時期があったのです。結婚して子どもができても、あまりその傾向は変わらず、子育ては完全に妻任せ、という時期がありました。


そして留学。留学された多くの先生方がおっしゃるとおり、いろいろな価値観が大転回したのですが、人生の過ごし方もやはり大転回しましたね。留学先スタッフの、家族との過ごし方、家族を大切にしている姿を見て、「家族なくして自分の人生はどうなるのか」みたいなことを考えたりもしました。


で、帰国したくらいのタイミングで、ちょうど日本でも「ワーク・ライフ・バランス」と言われ出したりして、医局の雰囲気も、ずいぶん変わったりして、そんな感じの研修医が増えてきたりして、という流れになってきたわけです。私自身、家族も大切にしなきゃな〜となって、早く帰るようにもなったりして、妻からも「留学に行く前とは、ずいぶん変わったわー」といわれたりしました。


ところが最近、自分の中でまた考え方が変わってきたようです。「教える」ということに関して、突き詰めて、プライドを持ってやりだしてから、仕事がどんどん面白くなり、どんどん仕事にかける時間が増えてきました。下手な趣味よりも仕事をしている方が面白くて仕方がない。というよりも、仕事≒趣味になってきた、そんな境地なのです。


こうなってくると、またまた仕事≒人生、になってしまいますが、以前との違いは、環境に流されて仕事をしているわけでなく、自分で生涯を掛けるべき仕事を見つけ、それに打ち込める環境が整った、という点。日々楽しくて仕方がない、大変ありがたい環境です。

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posted by 長尾大志 at 20:47 | Comment(0) | 日記

2016年08月06日

メディカ出版さんのセミナーでした。

今日は1日、メディカ出版さんのセミナーin神戸でした。


今回はいろいろハプニング・ただの凡ミス・うれしい出来事がありました。

@PCを忘れ、京都でとんぼ返り

Aわざわざ帰ったのに、結局カメラを忘れ、会場の様子は撮れず

Bまさかの2年連続神戸の花火とかぶり、帰路の駅、電車が超満員

C熱心な読者の方との巡り会い

Dまさかの時間配分ミスで危うく大延長


いろいろありましたが、最終的にはしっかりできたように思います。20日の東京ではミスらないよう頑張るぞ〜!

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posted by 長尾大志 at 23:39 | Comment(2) | 日記

2016年07月16日

呼吸器内科・歓送迎会

昨日は来週の発表の予演と…


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この7月の人事異動に伴う、歓送迎会が執り行われました。


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K田先生は卒後10年、2児のママさんで、後期研修から産休、育休、時短を活用し子育てに奮闘されていましたが、このたび市中病院に赴任されることとなりました。


ここ数年は大学院生として、外来業務(病棟はなし)と研究に励まれ、きちんと博士論文をまとめて学位も取得されたのです。素晴らしいですね。後に続く女医さんの模範となるようなキャリアコースです。


まだまだお子さんが小さいので、市中病院でもフル回転で…とはいかないかもしれませんが、数年後お子さんから手が離れたら、またクリニカルクエスチョンを持って研究や教育に大いに実績を上げて頂けるのではないか、と期待しています。


そしてK瀬先生、これからどうぞよろしくお願い申し上げます。留学帰りのしばらくは大変だと思いますが、何でもお手伝いしますので頑張りましょう。

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posted by 長尾大志 at 21:03 | Comment(0) | 日記

2016年07月15日

アドバンスポリクリ後半戦

6年生の臨床実習も後半戦、5年生もおりますので気を失いそうになりながら、なんとか回しております。そして雑誌原稿、校正もじゃんじゃんやってきては去り、もう抜け殻状態であります。


今週もいろいろと学んで頂くところはありました。実際の患者さんを前にしてこそわかる、患者さんの悩み、苦しみにどう応えるか。私と患者さんとのやりとりの中で見えてきたものもあるかもしれません。決してかっこいいものではありません。泥臭くもがいて、試行錯誤して、お話しして…そういうところも見て頂けて、学びにはなったのではないかと。


また、後期研修医のH山先生には、治療がうまくいかない症例を体験して頂きましたが、おかげで数多くのパターンをシミュレートしてもらえました。最後にはそうきたか!ということも。この経験を持って、いよいよ大海に漕ぎ出していきましょう。

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posted by 長尾大志 at 22:42 | Comment(0) | 日記

2016年06月05日

2016年度呼吸器内科BBQ開催

今日は午後から天気にも恵まれ、無事に呼吸器内科恒例のBBQを執り行いました。


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次世代エース候補のH山先生とお肉。今日は幹事さんご苦労様でした。


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子供たちも多数参加。ウチの子どもたちは例によって人見知り全開でしたが…。


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今日はポップコーンもあり、マシュマロやカントリーマアムと共に食されました。
いろいろ焼いてみるといいものですね。


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今日は学生さんも多数参加していただきましたが、写真部の方もおられたので、この私が撮ったへたくそな写真でなく、もっと上手な写真を撮ってもらいました。また後日ご紹介できるかもしれません。参加された皆さん、お疲れ様でした。また明日(今日)から、お仕事頑張りましょう!

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posted by 長尾大志 at 17:13 | Comment(0) | 日記

2016年05月04日

『学力の経済学』を読んで。

この連休は(も)、特にどこにも出かけず、主に仕事をしています。先日来ご紹介しているとおり、読書にも励んでおります。


次に読んだのは、中室牧子氏による『「学力」の経済学』。


これまで日本では、「教育」の効果を数値化しエビデンスを蓄積する、ということをしてきませんでした。しかし米国では、2001年にブッシュ政権下で成立した"No Child Left Behind Act"(落ちこぼれ防止法、と訳すようです)を契機に、教育政策を"evidence based"にしてきていて、既に多くの研究結果が得られており、それを政策に活かしているとのこと。


その法律の中では「科学的な根拠に基づく」という言葉が実に111回も用いられたそうです。


翻って日本では…。詳しくは本書を是非読んで頂きたいのですが、日本の教育「政策」が、如何にイイカゲンに決められてきたかがわかる、衝撃の内容です。まあ、日本の「政策」自体、イイカゲンに決められてきたものばかりなので、今さら驚くこともないのかもしれませんが…。

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posted by 長尾大志 at 22:41 | Comment(0) | 日記

2016年05月01日

貧血大国・日本

私はこのブログで基本的に宣伝はしないようにしています。まあ自分の本は思いっきりやっていますが…。(〃艸〃) ハジュカシィー


それは私自身、宣伝の多いHPを見るのがあまり好きではないからです。以前COIのところでも書いたような気がしますが、自分が宣伝を好きではないので、他人から宣伝(ステマを含む)されるのも好きではないのですね。アフィリエイトとか貼ってあると、なんか興ざめというか何というか。


自分がそう思っているので、このブログを見ている方も、宣伝はお好きではないのではなかろうか?と思うわけです。これまでに書いたことはないのですが、気づかれた方はおられるでしょうか。このブログには、他のブログによくある広告欄がないのですよ。


広告欄のないブログを運営するためにはコストがかかりますが、そのコストをかけてでも、自分の美意識を貫いております。フフフ。



そんな私が、それでも紹介したくなる本はこれまでにもちょくちょくご紹介しておりました。今回は、


貧血大国・日本〜放置されてきた国民病の原因と対策


をご紹介します。何を隠そう(隠してない)、これは滋賀医科大学の卒業生である、山本佳奈先生による著作なのです。卒後1年ですよ皆さん。読んで頂ければわかると思いますが、ものすごい勉強量です。それと行動力。


山本先生は滋賀医大在学中からものすごい行動力で全国を飛び回っておられましたが、研修先に福島県の病院を選ばれ、福島を初めとして日本の医療問題、社会問題に深い関心を寄せておられます。


実は貧血はとっても身近で、多くの方にとって「すぐそこにある危険」であるにもかかわらず、特に日本においては無策で放置されている、その現実に対して危機感を抱いた山本先生が多くの資料と取材からまとめ上げられたのが、貧血大国・日本〜放置されてきた国民病の原因と対策です。


以前から時々書いていますが、医者をやればやるほど、日本という国家は、国民の健康をよくしよう、とは1ミリも思っていない、ということがよくわかります。だから私たちが声を上げていかなくてはならない。こういう行動力、発信力がある若者の存在には大変勇気づけられます。山本先生にはこれからも是非発信を続けて頂きたいと思います。


私自身、なかなか一般の方向けの発信が出来ていない現状ですが、教え子(というほどのことはしていませんが…)のがんばりを見ると刺激を受けますね。

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posted by 長尾大志 at 14:27 | Comment(0) | 日記

2016年04月24日

おぐまファミリークリニック 院内見学会に行ってきました。

今日はおぐまファミリークリニック 院内見学会の日。
家族を連れて、見学に行って参りました。

http://www.medic-grp.co.jp/doctor/oguma/index.html

院長の小熊(おぐま)哲也先生は、平成22年〜25年の4年間、滋賀医大の呼吸器内科で一緒に仕事をしていた方です。その後、東近江総合医療センターで総合内科医としての研鑽を積まれ、このたび開業されることとなりました。一緒に仕事をしていた方が開業される、というのが初めてですので、とってもワクワクしています。

http://www.medic-grp.co.jp/doctor/oguma/guide.html


間抜けなことにカメラを持っていくのを忘れて、こんな写真しかありませんが…


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中の様子はこちらでどうぞ。


http://www.medic-grp.co.jp/doctor/oguma/facilities.html


5月2日開院です。開院まで(してからも?)いろいろ大変と思いますが、是非頑張っていただきたいと思います。

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posted by 長尾大志 at 17:17 | Comment(0) | 日記

2016年04月22日

書籍企画進行中

先だってから『別の企画(ナース向け)』ということで、コソコソと『ナースのための呼吸器道場』を加筆しておりましたが、どうやら、大枠ではようやく一区切りがつきました。


あとは書籍化に向けて、加筆、訂正、再構成をしていきます。編集の方が細かいところの構成やレイアウトなど、どんどん完成させて下さるので、これからペースアップしていくでしょう。


もう少しちょこちょここちらでも書き加えていきますが、締め切りが割と近づいているので、連休中にも頑張ることになりそうです(汗)。



全体の構成としては、

Part1 正常な肺はどのように機能している?

肺の解剖生理と呼吸のしくみを解説します。小項目は


@肺の基本的な解剖生理
A外呼吸・内呼吸、ガス交換について
B肺が伸び縮みするしくみ(胸腔内圧について)
C肺が伸び縮みするしくみ(呼吸補助筋や胸腔の動きについて)


最初の導入からなるべく平易に、図表を使って説明していきます。

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posted by 長尾大志 at 17:14 | Comment(0) | 日記

2016年04月07日

独立行政法人国立病院機構東近江総合医療センターへ・噂のカンファレンスを見てきました。

昨日は独立行政法人国立病院機構東近江総合医療センターへ出向?で行っておりました。それでブログを書く時間がなかったというわけなのです。


http://www.shiga-hosp.jp/


さて独立行政法人国立病院機構東近江総合医療センターでは呼吸器の外来を担当したのですが、特記事項としては噂の、朝の総合診療カンファレンスを見学出来たのがうれしかったです。


昨今総合診療部門が各地の意識が高い学生さんの間で人気だそうですが、多いのは総合診療医が総合診療医を指導するスタンス。独立行政法人国立病院機構東近江総合医療センターでは、滋賀医大との太いパイプを使って、ほぼ各診療科をカバーする専門医集団による総合診療の育成、をコンセプトに若手の指導を行われています。


噂には「スゴいカンファレンスがある」と聞いていましたし、専門医として病院勤務をされていた先生が、開業前にそこに参加して総合診療のスキルアップをされた、というお話もあり、興味津々で今回の機会を楽しみにしておりました。


初参加の感想は…スゴい。これは勉強になりますよ。若い先生方。これを東近江のカンファ室の中にとどめておくのはもったいない限り。どこかで発信出来ないかな〜。

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posted by 長尾大志 at 17:30 | Comment(0) | 日記

2016年03月20日

「今時の若者化」と「コンプライアンス研修」

最近、先々週の藤崎先生の講演で伺ったような「今時の若者」問題で揉めた事例をいくつか聞き及びまして、どうやらこの問題は待ったなしだなと思っております。ここ数年でどうやらこういう医師が増えてきている模様。


藤崎先生の挙げられた特徴を昨今の事例に当てはめますと、こういう医師が地域に増えてくると、たちどころに地域医療が崩壊するだろうな、ということが想像されます。


彼らは何といっても、ワーク・ライフ・バランスを重視しますからね。時間が来たらキッチリ帰りますし、有給も権利ですからすべて使い切りますし、土日に出てくるなんて余計なことは致しません。


それでちょっと揉めると、「辞めます。」後に残されたものがどれだけ大変かなどは想像しません。


こういう医師が増えてくる数年後の院長、部長、センター長など、〜長が付く方々の心労が増え、そういう方々がdropoutなさらないか、心配でなりません。




それとは別の話ですが、最近よく耳にする「コンプライアンス」。本学でも、コンプライアンス研修が数多く何度も行われているところです。コンプライアンスについて自動車評論家の国沢光宏さんが興味深い見解を書いておられました。


国沢氏のレポートやコメントは独自の視点かつ筋が通っているのでいつも読ませて頂いてます。クルマのことも、いわゆるCOIに関係なくズバッと斬っておられて大いに参考にしていますが、といいつつ自分の車は必ずしもオススメされていないものだったりするのですが…閑話休題。


このたびの見解は以下のようなものです。


(引用ここから)最近「コンプライアンス」に代表される建前論の原理主義ばかり。私は白の黒の間の灰色部分こそが文化や奥行きや人間の面白さだと考える。灰色を否定すれば、アタマの悪い人間でも迷わずに済むと言うことなんだろう。杓子定規な状況の中、上手に泳げる人の価値が認められるようになると思う。(引用ここまで)


原文は以下のリンクで
http://kunisawa.net/diary/%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E8%A3%BD%EF%BD%8D%EF%BD%92%EF%BD%86%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%81%8B%EF%BC%9F%EF%BC%8817/


特に公的機関における「コンプライアンス至上主義」に対して抱いていた「変な感じ」の正体を言い表されているように思います。


以前にも書いたことがありますが、日本人って原理主義的な考えの方が多い印象。欧米の人は合理主義なんですね。だから、日本人の方が診断基準とかキッチリやって、欧米人はもう少しアバウトな印象なのです。私はあまり性格的にキッチリしていなくてアバウトなので、原理主義的な考えができません。


公的機関にいながら、官僚の方々が考える「コンプライアンス」とか「建前論」になじめないのは、なんかそれが彼らの「責任逃れ」「アリバイ作り」に見えるから。何か不祥事が起こったときに「本学ではコンプライアンス研修を行っておりまして…云々」と述べるため、そのために私たち現場の人間の貴重な1時間〜1時間半を何度も「研修」に費やす。


時間 ✕ 人数で考えたら、壮大な労力のムダをしているように思えてなりません。折角やるなら、もっと本質的に効果のあるやり方がありそうなものですが、いつまで経っても旧態依然とした講習方式ですし。


誰も見ていないであろう連休中日に、ちょっと毒を吐いてみました。✲゜。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゜✲゜*:₀。

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posted by 長尾大志 at 19:47 | Comment(0) | 日記

2016年03月13日

「今どきの若者気質」が生まれる背景とその結果としての特徴

「今どきの若者気質」が生まれる背景について、藤崎先生は以下のように考察されています。


  • 現在少子化で大学全入時代となった。ゆとり教育もあり、世代の学力が全体に低下している。

  • 核家族化によってコミュニケーション体験・能力が不足している。

  • 不景気・低成長時代であり、受験生の高齢化(現役世代の学力低下も関係)、社会人経験者の編入、再受験が増えている。

  • 社会的には消費社会文化が成熟している。お金を払ってサービスしてもらうのが当たり前。消費者は自ら努力するのではなく、あくまで受け身である。クレームは一人前にする。

  • クレームは一人前だが、よっぽどの緊急事態にならないと”Help me!”と言えない。察してもらえると思っているのか?

  • 受動的であり自分から動くことはない、動けない。指示待ち。言われたら動く。

  • お任せで何とかしてもらえる。社会性・公共性はない。

  • ものに対する執着はない。忘れ物を取りに来ない。



上記の背景によって、キーワードとして「エコ」なさとり世代が生まれた。以下のような特徴があるそうです。


  • とにかく効率的で、ムダを嫌う。

  • 少しでも損はしたくない。やったからには元を取りたい。⇒⇒なんとしてでも関係を続けたいストーカー化につながる。

  • ムダになったらイヤなので、不確実な投資、労力は嫌う。⇒⇒最低限の勉強(努力)で試験に通るのがスマートである。

  • 自分に向き合うことはしんどいから苦手。避けて通る。

  • 自分に優しく他人にも優しい。⇒⇒他人に関わらない、無関心⇒⇒ある人に問題があってもクラス内で修正されることなくそのまま卒業になってしまう。

  • 情報過多時代であり、情報を遮断する能力は優秀である。⇒⇒興味がないことはスルーする。

  • サービスの受け手、利用者としての自分中心の世界に安住していて、他者の視点に立つことをしたくない。

  • 悪意がなくて素直であれば何でも許されるという脳天気な甘えがある。



いかがですか?学生さんに接することの多い教員の皆さんは、共感出来る部分もあったのではないでしょうか。もちろんほとんどの学生さんにはこういうことは見られないのですが、なんか時に感じる違和感の理由、「何で最近の学生さん、こんなことを言うのだろう?」という疑問の答えをこれだけ言語化して頂ける、これだけでもスゴいのに、このような学生たちに対する処方箋も示して頂いたのです。


まあ、処方箋はあれども、それを服用するかどうか、それは滋賀医科大学次第、ということになりますんで…。まあ処方箋に関してのお話を聴けば聴くほど、うちにできるだろうか?と絶望的な気分になったことも紛れもない事実です。

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posted by 長尾大志 at 20:25 | Comment(0) | 日記

2016年03月12日

医学教育における「態度教育」

先週はさらに、FD・SD研修会もありました。


岐阜大学医学部医学教育開発研究センターのセンター長・教授 藤崎和彦先生による、

「医学教育における『態度教育』に関するFD・SD研修会」

というタイトルで、医学教育における「態度教育」をどのように行っていくか、
多岐にわたってのお話を頂戴しました。藤崎先生は有名な方ですが、
たぶん私はお話を直接伺うのは初めてでしたが、
初めから終わりまで目が離せないくらい面白かったです。


しゃべりまくりで80分、という講義も、お話の内容、話し方、受け手の興味によっては全然没頭出来るな、ということが実感されました。




肝腎の「態度教育」中身も盛りだくさんでしたが、前提条件として挙げられていた「今時の学生気質」がスゴく当を得ていて共感しまくりだったので、特に教員の皆さまとシェアしたいと思います。


あ、あくまで、「こういう人が見られるようになってきた」ということであって、「こういう人ばかり」ということではありませんから、学生さんも気楽に読んで頂ければ。

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posted by 長尾大志 at 21:56 | Comment(0) | 日記

2016年03月10日

クリッカーの使い方・モストグラフ

遅まきながらですが、先週はいろいろと学びの機会がありました。その後いろいろあって、なかなか学んだことをまとめられませんでしたが、やはりアウトプットは必要ですので、この場でシェアしておきましょう。



まずはキーパッド・ジャパン(クリッカーを扱っておられる会社)の方とお目にかかって、情報交換が出来ました。こちらが何かお役に立てたかどうか、今ひとつ自信がないのですが、授業、講義にクリッカーを使っておられる先生方の事例を教えて頂き、こちらとしては大いに参考になりました。


やはりこういうものは、実際にやってみた経験談が一番参考になりますからね。やってみた方にお話を伺わないと。


どうやらクリッカー単独は、盛り上がることは間違いないようで、単発の講義などに向いているようです。ただ連続講義で何度も使うとどうやら飽きてくると。話したくなってくるらしいです。


あと、上位の学生には自信が付くが、下位の学生には達成感がないという声もありました。


それで、どういう場面で使うのが良さそうか。これは導入と総括。あるいはミニテスト形式で。TBLのようなグループワークと組み合わせる、このあたりが何となく良さそうでした。


また、導入時にはアイスブレイクにも使える、予備知識のチェックをして授業、TBL出題レベルを調整することが出来る、総括時には復習へのモチベーションを上げる、グループ学習の活性化につなげる、などの効用が挙げられていました。


今日の『第2回 呼吸ケア研修会』は単発の学習会、しかも30分あまりの短時間ですので、クリッカーを使いまくって、聴衆の方々(たぶん看護師さん中心)の知識を知る、それをフィードバック、を中心に、大事なことをポンポンとお示しする形でやってみようと思います。まずは、皆さんの感想が楽しみです。



先週はそれから、モストグラフの基礎と臨床、という研究会に参加して、モストグラフを開発された黒沢先生のお話を拝聴しました。モストグラフについて、やはりいろいろ難しい、ということが理解出来ました。あと、プレゼンテーションスキルについて深く考える機会を得ました。

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posted by 長尾大志 at 16:46 | Comment(0) | 日記

2016年02月28日

滋賀医科大学 呼吸器内科 市民公開講座

昨日は、当医局初めての試みで、市民公開講座を開催させていただきました。


http://www.shiga-med.ac.jp/koukaiko/koza280227.html


信州大学医学部保健学科教授 藤本圭作先生にわかりやすいお話を頂き、後半では個別の健康相談も行いました。


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初回だったのでどの程度の方がお見えになるか、見当も付かなかったので、運営も初めてで大勢の方がいらっしゃって対応できない、という事態は避けたい。


ということで、告知は控えめにしていたのですが、おかげさまで40名以上の参加が有り、盛会に終わりました。まあこういうものは、始めるのは簡単でも継続するのが難しいもの。今後の展開がどうなるかですね。


遠路お越し頂いた藤本先生、ありがとうございました。また、ご協力いただいたメーカーさん、看護師さん、臨床検査技師さん、秘書さん、ありがとうございました。スタッフの先生方は、お疲れ様でした。

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posted by 長尾大志 at 15:14 | Comment(0) | 日記

2016年02月27日

滋賀は良いとこ

昨日はとある病院の初期研修医の先生が、病院見学に見えていました。


その方は滋賀に所縁のある方ではないのですが、ウチの研修システムにご興味が有り、見に来られたというわけです。


新専門医制度を見据えて、将来呼吸器を専攻していこうか、という方にとっては、なかなかちょうどいい?研修病院の選択肢が多くないようで、当院にも見学希望の方が増えてきています。


ひとしきり病院の説明、当科の説明などが済んだ後に、滋賀について尋ねられたのですが、改めて考えると「滋賀は住みやすい」という話しか出てこないのですね。


これまで私は10回以上引っ越しをしてきたのですが、働き始めてからというもの、同じところに2年以上住んだことがなかったのです。それはもちろんキャリアの中で施設の移動があったこともありますが、済んでいるところに何かしらの不満、ストレスがあったことも決して無関係ではありません。


でもこの地ではそれがない。改めて考えてみても、「住みやすいなあ」という実感。柏木先生と見学に来られた先生と昨日話していて、挙がった点は…


  • 利便性が良い

  • @京都駅まで20分台

  • Aということは新幹線、飛行機などのアクセスも良好

  • B車を使うにも駐車場が安い、あるいは無料のところが多い、道も混んでいるところが少ない

  • 大体のジャンルの店が有り、何でも揃う

  • 中心部は店も多く賑わっているが、少し足を伸ばすとのどかな田園風景で癒される

  • 公園が多い

  • 住んでいる人が穏やか

  • 大学が複数有り、学生も多く、世代が若くて活気がある

  • 住むところ(借家、単身者向け住宅など)の選択肢が広い

  • 子供が多く子育てもしやすい



まだまだあったように思うのですが忘れました…。(◎_◎;)?


各種調査で草津市が「住みやすい街」の上位に来ていることは伊達ではありません。ということで、滋賀出身の方でなくても、滋賀住みはお勧めです、という話でした。H先生、是非一緒に頑張っていきましょう!

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posted by 長尾大志 at 11:38 | Comment(0) | 日記

2016年02月21日

何かあるごとに、善良な人々の手間が増える

新専門医制度において、『専門医の質』を保証するために、経験した疾患の数をカウントする、というシステムがあります。これまでの内科専門医でもありましたが、この発想がいかにもお役所的。


イヤ確かに、「数を診る」ことは専門医として重要なのです。それは間違いない。でも、「数を診ていればいいのか?」というと、決してそんなことはない。数を診た結果、「どうなったか」これが重要なのです。


もちろん、「どうなったか」を判定するのは難しい。それは百も承知ですが、少なくともただ数をカウントするために上級医の労力を割いて、それで良しとする考え方には、かなりの違和感があります。結局最後には数あわせになるわけだし。


100歩譲って、外科医であれば、『○○術式』の手術を何例執刀したか、これが実力の目安になることはわかるのです。でも内科症例はまた話が別。


この発想がお役所的というのは、例えば何か不祥事があったときに、その再発防止、と称して善良な大多数の人たちの手間が増えるような、再発防止の『制度』が次々と作られる様子によく似ているのですね。これからは国家財政、地方財政が逼迫してくるわけで、『小さな政府』、つまり制度をなくしていく方向に行くべきなのに、頭を使わなくてもいい、知恵を絞らなくてもいい、制度を作る方向へと進んでしまう。その方向の画を描ける人材はなかなかいないのでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 17:32 | Comment(0) | 日記

2016年02月20日

新専門医制度のこととか

先日の、「平成27年度 第2回滋賀県病院薬剤師会感染制御委員会研究会」以降どうも感冒が良くなりません。あまり休めていないのもあるのでしょうか。


昨今話題の、「新専門医制度」については、本学の内科系講座でも対応、制度策定が進んでいるところですが、まあ拙速というか、発想が役所感丸出しというか、思うところは多々ありますが、多くの方々のように筋道立てて反論できるほど「制度」の理解をしておりませんので、もうちょっと理解をしてからモノを言わなくちゃな、とは思っています。でもその時間がもったいないナーと思ったりする自分もおります。


『第105回看護師国家試験解説』『第110回医師国家試験問題解説』を猛スピードで完成させた途端、『やさしイイ血ガス・呼吸管理』の校正用原稿が届きました。なんというタイミング!


初期の原稿を書いたのは1年前で、久しぶりに読み返していますが、これはなかなかイイですね。かなり練って書かれています。我ながら(笑)いいことをわかりやすく書いているのです。


ということで、これから全力で校正していきます。校正とか3月のセミナー準備とか連載の原稿とかが終わったら、新専門医制度について考えますね。いつのことやら…。

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posted by 長尾大志 at 15:57 | Comment(0) | 日記

2016年02月13日

「生(Live)」の意味を求めて

一昨日は、「生(Live)」の意味を求めて、こちらに行って参りました。


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なんばグランド花月。


「生(Live)」の醍醐味は、やはりinteractionというか、パフォーマーと受け手のやりとり、相互作用にこそあるのだと実感してきました。パッケージされたeラーニングにはない、驚きや反応。驚きや反応。それが印象、記憶に残る体験となり、学習効果を上げるポイントになるように思われます。


わかっていることでも、アドリブで面白さが増幅する。あえてやりとりの「空白」「余白」を作っておく、そういう構成が大事なのだなと。


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「生(Live)」の意味は他にも、eラーニングにはない空気感というか、「そこにいる」感、場所の演出、直接のやりとり、受け手を如何に味方に引き込むか、などなど、勉強、参考になることが満載でした。


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偶々、花月の前には聖地、NMB劇場も。当日は休館日でしたので特に何もありませんでしたが、とりあえず記念撮影です。

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posted by 長尾大志 at 13:59 | Comment(0) | 日記

2016年02月11日

「生(Live)」であることの意味

eラーニング+アクティブラーニングで授業が完結するならば、「生(Live)」で授業、講義をやる意味はもはやないのか。「生」の場はモニター越しと何が違うのか、「生」でないと伝わらないことはあるのか。


これからヒントをもらいに行ってきます。

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posted by 長尾大志 at 11:07 | Comment(0) | 日記

2016年01月31日

理想の授業への道筋は遠い、でも見えている

先日参加した、教育方法改善に関するFD・SD研修会「アクティブ・ラーニングを促す30の教育技法」では、いろいろな話題がありましたが、今の流れとして一流講師の動画をいつでも簡単に見ることができる、そのために「一流でない」講師はお呼びでなくなる、というお話がありました。


ロボットの発達で多くの職業がなくなる、とは言われていますが、講師業はロボット、というよりはITの発達でなくなっていくのでしょう。


そうすると大学のみならず、教員の仕事というのが、「知識の伝達」ではなくなる。でもそれは教員の危機ではなくて、逆に知識の伝達をアウトソーシングすることによって、より上位?の、思考力、応用力の育成を、よりきめ細かく、個別に行うことができるようになるのではないかと思います。


ベースとなる知識の伝達と症例問題ぐらいまでは、eラーニング+アクティブ・ラーニングで、そして少人数グループでPBL、チュートリアル的に応用力を養う。


そういう感じでカリキュラムを組み立てれば、学生さんにとってもよりよい学びが得られるのではないかと思いますが…。


カリキュラム変更には大きな力を必要とします。自分一人の力ではどうにもならない。教育を担当する先生方のモチベーションが必ずしも高くない、という場面すら見かけます。大学を巻き込むにしても、そのメリットをきちんとプレゼンできなければ、賛同者を多く作らなくては、動く感じがしない、そもそも今の自分の立ち位置では特に発言力はない。ということがここ1〜2年でようやく実感されました。最近も大学とのやりとりでけっこう無力感がありましたし。これでは教育担当の先生方もモチベーションもあがらんわ、という感じで。


旧態依然とした大学を変えていく、動かすのには段階、手順が必要です。自分には現状、その手順を進めていく力がない。いろいろと考えますね。


もっとフットワークの軽い大学なりとコラボなどできるといいのですが、やはり今の日本では、立場や実績がないと相手にしてもらえないわけですからねえ。もう少し、いろいろなところに出かけていかなくてはなりませんね。

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posted by 長尾大志 at 19:57 | Comment(0) | 日記

2016年01月30日

琵琶湖喘息セミナーでお話

今日は表記の会で1時間、講演をさせていただきました。タイトルは「咳でお困りではありませんか?」


琵琶湖喘息セミナー 20150130.jpg


ありそうでなかなかなかった、大津の先生方の会でお話をさせていただく機会。久々にお目にかかる先生も多かったです。


先週には、「参加される先生方は、5〜6名しか決まっていません」と伺っていて、かなり参加される方が少ないのであれば、先生方のご質問にお答えする座談会みたいな形式にしようかな、と考えていたのですが、ふたを開けてみると盛況で、やはり普通の講演形式で進めさせていただきました。


拙著を持参頂いた先生もおられ(サインさせて頂いたり!)、はるばる愛知県からお越し頂いた先生も(『やさしイイ胸部画像教室』がとてもわかりやすくて良かった、と絶賛頂きました。凄くうれしかったです)、概ね好評でよかったです。是非明日からお役立て頂ければ幸いです。

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posted by 長尾大志 at 21:22 | Comment(0) | 日記

2016年01月24日

平成27年度 滋賀県緩和ケア研修会に参加中2

くたくたになりましたが、件の研修会が無事終了しました。


昨日も今日もロールプレイを繰り返し行いましたが、やっていて思ったのが、「自分がこうやっている、という様子を若手の先生に見てもらうのは、教育効果が高いぞ」ということ。


なかなか外来を見てもらっても、ちょうどいい症例がある、とは限りませんから、若手の先生方とロールプレイをやる機会を設けたいな、と強く思いました。うん。どこかでやりたいですねー。


外部の眼に触れる、外部の先生方がやっているのを見ることで、自分たちがやっていることのレベルが高いことを実感します。緩和ケアの勉強をしたい先生にも、ウチの研修はオススメできると思います。

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2016年01月23日

平成27年度 滋賀県緩和ケア研修会に参加中

今日と明日、表記の会に参加しています。大学に缶詰です。これは必ず参加しなくてはならない類いのものですので、これに関する意見を述べることは控えておきますが、椅子がよくないのでずっと座っているのが苦痛です。普段の椅子が恵まれていることを実感いたします。


グループワークをやっておりますが、これ、来月薬剤師会で行うグループワーク運営の予行にちょうどよかったです。受ける側から運営を考えることが出来ました。


もちろん、緩和ケアそのものについても、知識の整理をさせて頂いております。へとへと。

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posted by 長尾大志 at 17:33 | Comment(0) | 日記

2016年01月11日

ファーストクラスの心配り3

フライトタイム2万時間、元JAL国際線チーフパーサーの黒木安馬さんの著書、『ファーストクラスの心配り』を読んでの感想、私の解釈を備忘のため記しておきます。ご興味をもたれたら元文献を読まれることをお勧めします。


その中に、「おもてなしはイエスの論理で。『知らない』『できません』を言わない対応を心掛ける。」というものがあります。お客様の要望にノーと言わない、それがホスピタリティの基本である、ということです。


これはなかなか、時と場合によっては難しいこともあるように思うのですが、実は考え方一つで十分可能なことなのです。もちろん修練が必要であることは間違いありません。


当然ご要望にはこちらが出来ることと出来ないことがあります。ただ出来ないことを頭ごなしに「できません」と言うのは、ホスピタリティとしてどうなのか、言われた方は「自分の存在を否定された」気分になる。そうではなくて、「やってみましょう」「考えてみましょう」とワンクッションおいて、代案と共に回答する、等すれば、「ここまで無理なことをやってもらえた」と、ファンになって頂けるのではないか、ということです。



一例として、思いが至ったのは、例えば癌の患者さんがいわゆる民間療法や代替療法といわれるものを探してこられたような場合(まあ別に他のことでも同じではありますが…)です。往々にして診察室でなされる会話で、

「○○を試してみたいのですが…」

「それは無理ですね」
「やめておいた方がいいです」
「認められていません」

みたいに、頭ごなしに否定されてはいないでしょうか。


患者さんとしては、わらにもすがる思いでいろいろな療法を探し求め、勇気を持って主治医に「○○はどうでしょうか」と切り出してみた。そこで頭ごなしに否定されては、否定的な感情が生まれるのも無理はありません。のみならず、医師に内緒で勝手に代替療法や健康食品、サプリメントなどを使用されて相互作用が起こったりしても大変です。医師―患者コミュニケーションが取れていないケースでしばしば起こっています。


「○○を試してみたいのですが…」

「○○ですか。私は使用経験がないのでわかりません。少なくとも、広く認められた効果がある、とは聞いていませんね。ちょっと調べてみましょうか。」
「やはり、直接的な効果が科学的には証明されていないようです。今使っている薬と併用してどうなるかもわかっていません。ですから私の立場としては、太鼓判を押すわけにはいかないんですよ。」
「でも、他に有効な治療法がない状況で、すがってみたいというお気持ちもわかります。」


頭ごなしに否定しない、話し合って落としどころを見つける、ホスピタリティの基本に忠実であれば、行き違いや感情的トラブルもずいぶん少なくなるかもしれません。そういう態度はお客様(患者さん)のためでもありますが、結局は自分のためでもあるのです。

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posted by 長尾大志 at 16:44 | Comment(0) | 日記

2016年01月10日

ファーストクラスの心配り2

フライトタイム2万時間、元JAL国際線チーフパーサーの黒木安馬さんの著書、『ファーストクラスの心配り』を読んでの感想、私の解釈を備忘のため記しておきます。ご興味をもたれたら元文献を読まれることをお勧めします。


教育は英語で「education」ですが、その語源を恥ずかしながら知りませんでした。
ラテン語のEDUCO、(助産師さん、産婆さんが)産道から赤ちゃんを引き出す、という意味だそうです。


諸説あるようですが、教育とは、人が持っている才能なり素質のよいところを見つけて、引き出す。教えて育てる。そんな意味だと考えるといいのではないかと思いますね。もちろん、大事な知識をわかりやすく教える、というのも教育を構成する1つの要素ではありましょうが、やはり対象となる方々の行動を変容させてこそ、教育した価値もあろうというものです。


とするとやはり、受講者の側に何かを「してもらいながら」、その行動、アウトプットについてフィードバックしていく「アクティブラーニング」が、教育効果が高そうだ、ということは間違いなさそうです。



お客様からの、ちょっと無理なご要望にお応えするために、頭をひねって考える、それが叶ってお客様がとても満足され、とびきりの笑顔を見せて下さったときが至福の喜びである、と書かれています。そんな、顧客満足を高めるためには、提供側が「仕事を心から楽しむ」ことが大切であるといいます。


よいサービスを提供するためには、従業員満足が絶対条件。ロシアの作家、ゴーリキー曰く、「仕事が義務であれば地獄、仕事が楽しみであれば天国」。


管理職にあるものは、従業員満足を高めるべく、環境を整えたりモチベーションを上げたりする施策をとったり、ということが大事なのでしょう。


満足して働くと笑顔になる。笑顔で応対されると第一印象がよくなり、トラブルも減る。いいことずくめですね。

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posted by 長尾大志 at 23:09 | Comment(0) | 日記

ファーストクラスの心配り

フライトタイム2万時間、元JAL国際線チーフパーサーの黒木安馬さんの著書、『ファーストクラスの心配り』を読みました。私たちの仕事にも通じるところが多く、是非読んで頂きたいと思うのですが、私なりにいろいろと思うところがあったので、備忘のために書いておきたいと思います。あくまで読んでの感想、私の解釈ですので、ご興味をもたれたら元文献をお読みになることをお勧めします。


人と人が直接コミュニケーションをとるサービス業では、行き違いによるクレームはつきものです。クレームが起こったことが問題なのではなく、クレームはお客様の「要望」ですから、クレームに正しく対処することこそが大切で、正しく対処することでそのお客様がファン、常連になって頂けることすらあるわけです。


「過ちて改めざる。これを過ちという。(孔子)」


ですからまずは、相手の言っていることに、素直に耳を傾ける、これが大事。ところが、これが出来ない人がいる。相手が言っている、そのこと自体「私を攻撃している」「この人は私を敵視している」と防衛本能が働くようで、そこでシャッターがおりてしまうのですね。


そうではなく、これは「改善のよい機会だ」と捉えてしっかりと耳を傾ける、これだけでもずいぶんとトラブルは減ると思われます。



この本能は例えば、上級医から何かを指摘されたときにも発動されたりします。こちらとしては「これが出来ていないのだから、出来るようになってほしい」「これは知らないようだから、知っておいてほしい」と思って、よかれと思って指摘をするわけです。でも、指摘された方は「知らないことを糾弾された」と、身を守るために耳を塞ぎ、眼を閉じます。


特に最近はゆとりを持って大切に、ほめて育てられたお子様が多く(長尾家のように罵声を浴びせられることもなく<汗>)、指摘されることに対する耐性もあまりない方が多いように見受けます。


ということは、私たちとしては、若手の教育、指導にも、患者さん同様「サービス精神」を必要とするわけです。私たちが受けてきた封建的な!教育の繰り返しではなく、「ほめて、やる気を出させる」指導が求められています。「私、ほめられると伸びるんです。」がギャグでなく真顔で語られる時代。私たちの度量が求められています。

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posted by 長尾大志 at 08:28 | Comment(0) | 日記